エクリュブログ

実績紹介記事

昨日はTOSTEMさんが主催する第19回TH大賞の表彰式に出ていました。
エクリュは地域最優秀賞をいただきました。

表彰式はラフォーレ東京(東京・品川)で13:45からありました。
福井8:37発しらさぎ4号にてトステムの笠嶋さんと武善の吉江さんと一緒に東京を目指しました。

お恥ずかしい話で、会場でこの賞の趣旨を知ることになります。
その趣旨などに甚く感動するのですが・・・
その話は後ほど。

東京までは約3時間半かかります。
通勤圏内とまではいきませんが、そんなに遠くは無いですね(笑)。

その間もメーカーの立場、流通の立場、設計・施工の立場からの住宅の話がつきません。
その中で先日のサプライズ・バースディ・パーティーの偽装漏水事件の話になりました。

漏水と言う言葉に鳥肌を立てる3人。
それほどあってはならないことですし、それぞれの立場で気を使っていることでもあります。

その話の中で、誰がどの業務に対しての役割を果たすか?
そして主幹は決めるが仕事は重なり合っている方が機能的で、助け合うことが出来ることこそチームである話をしながら東京へ向かいました。
「3人寄れば文殊の知恵」です(笑)。

そんな熱い話を繰り広げながら品川につきました。

予断ですが、品川駅をおりるとつい先日よくTVでみたKeihin Hotel。
シャッターを切らずにはいられませんでした(笑)。

無料送迎バスに乗り、ラフォーレ東京に到着。
支社長が待っててくれました。

他の受賞者の方々やトステムの方々をご紹介いただき、表彰式会場へ移動。

「厳しい状況の中であるが、個へのサービスが重要な時代になる」
と言うお話がトステム株式会社 溝口取締役副社長執行役員からのお話。
「住は聖職なり」
と言うトステムハウジング研究所 山並所長からのお話があり、いよいよ表彰式にうつりました。

色々なおうちに対しての賞がありますが、一般的にお施主様やその設計などが表彰の対象となるものが多いのですがTH大賞は施工者に対してスポットがあたり、また、その施工者を支えるチーム(代理店や専門工事業者、及び設計事務所など)が評価される点にあります。

トステムさんは「協働」と言う言葉を使われていましたが、自分もこの業界に入り先ず大嫌いになり、今凄く大事だと感じている言葉である「共存共栄」や「パートナーシップ」、「チームワーク」などで表せるものが評価の対象になっています。

会場に行ってからはじめて知ることになったことは、とてもお恥ずかしいことですが、自分も常々感じている協力体制の重要性も評価されたのだと知ると、とても嬉しく思いました。

家は決して一人の力で建つものではないっていう当たり前のことを当たり前に大切に考えた結果を評価されたのだと思います。

もうひとつ嬉しいことがありました。

これも伺ってから知る、全く情けない話なんですが・・・
審査委員長が高橋靗一先生だったってことです。
高橋先生と言うと大阪芸術大学名誉教授。

そう。 母校の偉ぁ~い先生です。
しかも思い出に刻まれている塚本記念館(大阪芸術大学塚本英世記念館芸術情報センター)が先生の設計であることなど、懐かしさもこみ上げてきました。

またその先生のお話が・・・

「人の手(ぬくもり)のお話(ものづくりは手で行う)」

「(建築基準)法は2・3人の悪い奴がいたためどんどん息苦しくなっている」
「でも、美しさを止める法は無い」

と言う、コレもまた自分が凄く感じている建築基準法への思いなどと、勇気が出てくるお話に感動しました。

しかも大阪芸大の話で先生と盛り上がり、、、
一緒に写真をとっていただき、、、
硬く握手もしていただきました(笑)。

本当に楽しく実りある表彰式で、凄く感動して22時過ぎに福井へ戻ってきました。
帰りの新幹線などの中でも、3人で建築談議を繰り広げながら帰ってきました。
それも凄く楽しい時間でした。

今回、武善の大森君からの誘いから始まり、何気に応募したTH大賞でしたが、トステムさんをはじめ色々な方のおかげで素晴らしい体験をさせていただきました。

また、駒井支社長をはじめたくさんの方に良くしていただき本当にありがたく思っています。
(支社長にはお忙しい中、お手紙までいただきました)

本当にありがとうございます。
今後ともエクリュをよろしくお願い致します。

2009年2月13日  /  安穏の家  実績紹介記事  

2009/02/12 19:36

「Mさま邸でガレージから漏水です!」
『えぇっ!!』
「直ぐ現場に行きましょう」

緊張感が一気に高まる。

机にドッサリたまった仕事を止め、とにかく急いで現場へ走る。

「心臓に毛が生ええていると」言われたりするわたしだが、
正直、自分はそんなに肝っ玉が据わっているタイプではない。
状況や立場などがそうさせているだけだ。
内心ではドキドキしてそれを抑えるのがやっと。

「Mさまにご迷惑をおかけしてしまった。。。」
「風呂も入れないし、ご飯も作れない、、、(元栓から水を止めちゃうため)」
「Mさま、もうご飯は食べられたのかな?」
「しまった! 会社のお金を持ってこればよかった。。。」

色んなことが頭を過る。
早く現場に!!
気持ちは逸る。

インターフォンを押す。
奥さんが笑顔で出てこられる。
あれ?被害はそんなに深刻ではないのかな?
少し自分の中での緊張が和らぐ。

とにかく漏水している現場のガレージに!!!

ガレージのシャッターがゆっくりと開かれる。

『HAPPY BIRTHDAY!!』

???

実はそこからあまり記憶が無い。

『こっちに来る前に連絡をしてもらっら設備屋さんの到着は?』
『だから漏水箇所は?』
『なんでみんなココにいるの?』
『なんなん?』

どれだけ答えを目の前に出されても瞬時に異様に高めた緊張と、めいっぱい放出しているアドレナリンがコトを順序だてて考えさせない。
全く色んな状況をつなげることが出来ない。

『漏水はしてないんですか?』
『よかった。。。本当によかった。。。』
安堵感のみが脳を支配する。

これが自分の為のサプライズ・バースデー・パーティーだと、本当の意味でちゃんと理解するにはかなり時間を要した。
どこか自分とつながらないと言うか・・・
分かるけど解らないと言うか・・・
『ほんまなんなん?』
いや。 今でも解っていない事が無いとは言えないほど自分を見失った。

あんなに自分や状況や色んなものを見失うことはそんなにない。

「心臓に毛が生えている」と周りに言われるぐらい無頓着な人間だと思われたりもするようなマイペースな人間でもあるから、、、
冷静さを失わないように心がけているから、、、

でも昨日は         飛んだ

多分、みんなのことだから、色々思考を凝らし、細かいところにまで拘った演出や動きや言葉なんかがあったんだろうと思う。

本当に申し訳ないけど、昨日の僕は全くと言っていいほど観えていない。
多分リアクションも期待はずれで感動も感情もないような姿に映ったんじゃないだろうか?

とにかくシチュエーションのインパクトで思考停止状態。
何度か見ないと意味が全く解らない映画をみた感じだろうか?

ただ言えることは、豆鉄砲で撃たれたハトの気持ちが解った。
そして漏水していなくて本当によかった。

しかし、今、少しずつではあるが状況を飲み込んでいくと、
本当にありがたいことだ。

お客さまや社員やみんなが、自分のために時間や思考を凝らしこんなサプライズパーティーを開いてくれる。

そうそう。

年賀状に「福井に来てくれてありがとう!」ってコメントに、すごく嬉しかった正月からスタートした2009年。
そしてその年に「生まれてきてくれてありがとう!」と開いてくれたサプライズ・バースデー・パーティー。
この不況が騒がれる寒々しい感じのする世の中なのに、自分にとっての2009年はこんなに温かい気持ちに囲まれているんだと、(じんわりで申し訳ないのだが)実感していくのであった。

どうも、ありがとう!

漏水してなくてよかった。。。
漏水対策マニュアルを作成しなきゃ。。。

今回の建物は「和」のエッセンスを滲み出すことが大切なファクターでした。
「滲み出す」というところがポイントで、様式に沿った純和風というのではなく、ミニマルで現代的ではあるのだけど「和」の方向性に影響されているといった感じでしょうか。

そこで、建物(リビング)へ入るまでの道のりで「和」を意識させることをお施主様と考えました。
ファサードやアプローチなどに「和」を認識させる工夫を検討。

当初は茶室の待合のようなものをアプローチ部分に設けよう、などのアイデアもありました。

最終的にはお茶屋さんや小料理屋さんへ入る路地のような、少し薄暗い感じで水打ちしているイメージの路地を感じさせるアプローチを考えることになりました。

また玄関に入ると・・・
と「和」を感じさせる為にどうすればいいのかを、色々話し合いながら検討しました。

Type-20を過ぎた頃には、1階はほぼ現在と同じような間取りになっていました。
しかし、間取りや空間構成・仕様などのご希望・ご要望を全てそのまま入れると、どうしてもご希望の概算金額に納まらず、、、何度も機能的な間取り(廊下の少ない間取り)になるよう検討します。

2階にはご主人の書斎があり、あまりにも一人でこもりきりにならないようにと奥様のご要望から、1階のリビングに吹抜けでつなげることを検討してきましたが、その吹抜けの面積を圧縮するか?それとも他のスペースの圧縮をけんとうするか?
そんな話を何度も繰り返しました。

エクリュは最終的には概算ではなくちゃんと見積って費用対効果を明確にし、最終的にはご契約いただくのですが、間取りを検討する段階では今までの経験上などから概算で建物の金額を予測しながら打合せを進めます。

例え概算とは言え、全く根拠が無い数字ではないので、概算金額内に納めていないと本当の見積りをしたら大抵予算オーバーになるので(一概には言えませんが・・・)、今の段階で解散でも予算内に納めることを検討します。

他で代用できるものなどを削ったり(例えば畑用の外収納など)、NEEDSを見直していただいたりと様々なご検討をいただき、Type-28にしてやっとご希望の金額付近に近付けることができました。

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