C-16 広告の打合せ




今日は内覧会の広告の方向性などを決める為に、真空ラボさんと現場にて打合せをいたしました。

取材をされるのは楽しいです。
いつもは取材する側ですからね(笑)。
自分自身の頭の中が自分が想像する以上に整理されていきます。
さすがですね。
真空ラボさん。

お施主様と打合せをしだした頃のことなどを思い出していました。
懐かしく楽しい時間でした。

お住まいの名前が決まりました。
「天開の家」
これがこのお住まいの名前です。

展示会@金沢 【クラシス】



今日はクラシスさんと一緒にジャパン建材さんが主催する展示会に行ってきました。
また金沢です(笑)。
今月何回金沢に行ったでしょうか?

様々なメーカーさんのブースがあり、メジャーなメーカーさんだけじゃなく、地方にあるメーカーさんの出店もあり、とても盛り沢山の展示会でした。

中々お会いできないメーカーの方々のお話をうかがうことが出来、新たな発見などもありました。
また、馴染みの顔にも沢山お会いできました(笑)。

様々なメーカーさんに今度はエクリュに来ていただき、弊社の考え方やお施主様たちの想いを聞いていただくお約束をしてきました。
これで、より良いご提案が出来る体制が構築できればと考えています。

しかし、沢山のカタログを持って帰ってきたので、重くて重くて・・・。
これもちょっとでも多くの情報を入手するためです(笑)。

C-15 家具収納の扉など打合せ




今日は多分、お施主様と現場での最後の打合せ。
家具収納の扉などの打合せをさせていただきました。

かなり仕上りが見えてきたお住まいに、一番喜びを表に表現されていたのは娘さんではなかったでしょうか?(笑)
「素敵なお部屋にしてくださいね!」

お姫様ベッドを置くそうです(笑)。

ウッドワン研修 【財団法人ベターリビング】

昨日はホテル金沢にてウッドワンさんの研修があり、弊社も参加させていただきました。
エクリュはウッドワンさんが行われている長期優良住宅先導的モデル事業(超長期優良住宅・俗に言う200年住宅など)の認定工務店に加えていただいています(つまり、エクリュは超長期優良住宅のお住まいをご提供できます)。
ウッドワンさんが考える住まいづくりのありかたがエクリュの考え方に一致していると認めていただいたからです。
その考え方とは、家(カタチ)をご提供するのではなく、住まいや関係など形だけでない部分のサービスをご提供することで、よりお施主様にあんしん・満足・誇りをご提供できたらと考えているところだと認識しています。

研修の中で、財団法人ベターリビングさんからのお話がありました。
そのお話にとても感動したのでご紹介いたします。

ちょっとその前に、財団法人ベターリビングとは・・・
なじみが深いのはBL認定品など、ある一定の水準をクリアした商品に(財)ベタールビングが認定されたもので、メーカーさんなどのカタログにBL認定品とかかれたものなどを目にされた方もおられるのではないでしょうか?
そのような、優良住宅部品認定事業。
その他としては、つくば建築試験研究センターにて様々な実験や評価などを行っておられる団体です。
その(財)ベターリビングさんから、今までの住宅産業に関する国策と今後の住生活産業に関する国の考え方を、データや取り巻く環境などからご説明をいただきました。

戦後の住宅不足に対応する為、国は様々な政策を実行してきました。
昭和25年 住宅金融公庫こ設立
昭和26年 公営住宅法の制定
昭和35年 日本住宅公団の制定
これらを中心に
昭和41年 「住宅建設計画法」を制定
5年ごとに建設戸数目標策定し、量の確保を図ってきました。
この政策は40年間(8期)続きました。
これらの政策で、住宅の量は確保できましたが、資産価値が平均15年で消滅してしまう住宅や平均30年で壊されてしまう住宅(欧米は70年)など住宅を使い捨てするような状況も同時に生まれてきてしまいました。
そしてその結果、豊かな暮らしが実感できないといった国民意識が芽生えました。

「豊かさが実感できない」「少子高齢化」「環境問題」
様々な取り巻く環境から国は新たな住宅政策へ、転換します。
それがフロー消費型の社会からストック型への転換です。
つまり量から質への転換です。
ここまでは学校で習いました(笑)。

実際目に見えるカタチでそれらのことが実感できるのは、以下のような内容です。
平成18年 住生活基本法の制定
平成21年 長期優良住宅の普及の促進に関する法律
・ 木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業)
・ 住宅エコポイント
・ 長期優良住宅先導的モデル事業
・ 既存住宅流通活性化等事業

つまりこう言うこと。
「量」 ⇒ 「質」
「建築基準法」 ⇒ 「住生活基本法」
「規格化した商品化住宅」 ⇒ 「住まい手の暮らしを重視した住宅」
「値段」 ⇒ 「価値」
への転換とも言い換えることが出来ます。

(財)ベターリビングの方にお話いただき、とても感動したのはココからです。
今までは住宅を売ってきたという雰囲気がありましたが、これからは「売り手」と「買い手」の関係では無く「良きパートナー」としても住まいづくりが本当に求められてきます。
地域に、お施主様に密着した「暮らし」のサポートが我々のやるべきこと。
「住宅産業」から「住生活産業」への脱皮が必要です。
嬉しいお話でした。
ここ最近、住宅の性能ばかりが問われてきました。
性能表示制度や長期優良住宅もそういう部分が大きいです(超長期は少し違う部分もあります)。
スペックを上げることがいい住宅をつくることのように。。。
でも、エクリュでは建築の質を5つの軸で図っています。
もちろんスペックも大切な軸のひとつです。
でも、まだ、4つもある。
また、建築(器)の質よりもっと大切なものがあります。
この日のベターリビングの方のお話は、そのことを仰っていたと思います。

私たちの「豊か」って感じる定義が難しいように、この問題は難しいです。
想いやカタチの無いものだけで豊かを実感し続けることが出来るほど、人は強くもないのかも知れません。
やはりカタチは必要です。
でも、私たちがやらなければならないことは、お施主様(住まい手)の豊かな暮らしづくりをプロフェッショナルとして応援・援助し続けることであることは、間違いないと実感できた研修でした。
とても素晴らしい研修でした。

感じるエクリュ 家

感じるエクリュ」の「家」のページが更新されました。
新たに 「包容の家」 「食粋の家」 「穏景の家」 が追加されました。

よろしければ、ご覧ください。

エクリュ社員研修【タチカワブラインドetc】



今日は金沢までタチカワブラインドさんの新商品発表会などに行ってきました。

また、今日はタチカワさんだけではなく、エクリュとしての社員研修も行いました。

先ず、タチカワさんの研修では、新商品の発表もさることながら、どういう考え方で新商品の開発に取り組んでいるのかなど、方向性のお話もありました。

やはり「エコ」というキーワードは外すことができず、日射を抑える方法や断熱を高める方法、またそれらを含めて省エネなど環境に配慮した商品作りを検討されていました。

また、環境とユーザーの満足度の両立を検討されていました。

タチカワさんの研修が終わった後、昼食をとりにいきました。
ココから既にエクリュの研修がスタートしています。



先ずは金沢の文化に少しだけでも触れようと思い、お店を予約しました。

そのお店と言うのは「おいしいいっぷく鏑木(かぶらき)」です。

おいしいいっぷく鏑木」は長町の武家屋敷が立ち並ぶ街並みの中にあり、お店の建物自身も屋敷の離れを再利用してあるお店です。

また、九谷焼の器で食事をいただけるお店でもあります。

お店にはギャラリーなどもあり、九谷焼の焼き物を購入することも出来ます。



建物も文化的な価値が高く、どきどきします。

落下防止の手摺の高さも600程度。

建築基準法違反です(笑)。

でも、この高さ、すごく懐かしい感じがします。



♪さぁ~らりとした梅酒♪と歌いたくなるような縁側。

ガラスはフラットではなく、気泡が入っていたり、厚みが波打っているように違ったり、温かみのある手作り感満載のガラス。



今日は雨で庭がしっとり。

趣のある風景で、とても綺麗でした。



肝心のお食事は、和御膳。
器は九谷焼と輪島塗の漆器など。
味も上品なお味で、本当に美味しかったです。





このグラスは、欲しかったです・・・。



さて、食事を終えてから次は21世紀美術館へ行ってきました。
もちろん、これも研修です。

ずっと見に行きたいと思っていた
Alternative Humanities 〜 新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル × 舟越 桂



キリスト教文化や思想という西洋の精神性を表現したヤン・ファーブルのアートと、仏教彫刻の伝統をも内包する宗教性に満ちた表現の舟越桂のアートを対比的に展示する中で、社会から分断され断絶されたかに見えた宗教美術が現代美術の底流においていかなるかたちで受け継がれているか?をテーマに21世紀美術館で(が)展示したもので、目に見えないエネルギーのようなもの(おかげさま)を感じるようになってきたわたしにとっては、大変興味深いテーマでした。



ヤン・ファーブル × 舟越 桂 ≒ ものすごいインパクト × 微妙(絶妙)な距離感。
でも、その両方の表現は、どこか同じに感じるところを表現しているようにも思える。
わたしはそんな感想を覚えました。

社員の皆は「強烈だった」「えぐかった」など批判的な意見ばかり。
同時にFREE展示場で行われていた「八谷和彦《OpenSky》プロジェクト」の展示があったんですが、風の谷のナウシカが乗っているメーヴェを実際に飛ばすプロジェクトの展示がありました。
その展示「メーヴェに救われた」とまで言うほど、ショッキングだったようです(苦笑)。

ただ、不思議なのは、血や骨や肉体や精神などを実際の血や骨などで表現していたのはヤン・ファーブルのアート(展示品)だけであって、舟越桂の彫刻などは、とても温かみのある木の彫刻で、表情も1点を除いて全てやわらかく、ただ、仏像の半眼のように目を合わしてくれない、近付けそうで距離のある心地いい距離感にあるアートだったのではないかと思うのですが、直接的表現に批判的である人達が、その(ヤン・ファーブル)表現ばかりを目にしてて、舟越桂の感想を言わないところが印象的でした。

人って不思議ですね。

見たくないと言いながら、本当はそこばっかりを見てる。
見たいと言いながら、目の前にあるのに気付けない。
まさにそちらもアートでした(笑)。

わたしはドキドキしました。
とても素晴らしい展覧会でした。
感動しました。

やはり21世紀美術館は素晴らしいです。

以上が本日のエクリュの研修でした。
みんなどんなことを感じてくれたのでしょう?
感じたことは、それぞれの人の財産と成ればいいと思います。

とても充実した一日でした。

ミラノサローネトレンドレポート【パナソニック研修】



今日はパナソニックさんのミラノサローネレポートを聞きに、自治会館に行ってきました。

毎年してくれているこの研修。
例年はパナソニックさんの照明デザイナーがレポートしてくれるところ、今年はパナソニックさんのプロダクトデザイナーさんに来ていただき、デザイナーさんからの目線でのミラノサローネレポートをしていただきました。



さすがにプロダクトデザイナーの目線からのレポート。
家具の方向性と照明の方向性に分けてレポートしていただきました。

毎年のように言われるブラック&ホワイトに+α(レッド or ターコイズブルー etc)が加わったのと、ナチュラルなウッドのマテリアルのものが目立ち、デザインも定番のもののアレンジが目立ちました。



照明はやはりLED。

LEDならではの「薄い」「小さい」という特徴の器具と、こちらも今までの定番をLEDの球に変えただけのものなどが目立ちました。



また、器具が小さくなっていく影響もあってか、器具自体のデザインというより、光り方(光)をデザインしたものが多くありました。

色温度も2700~2800Kで揃えるのではなく、もっと高温の色と低温の色を混ぜて使う照明手法などが支流となっていました。



最後に、建築と照明器具の境界がなくなっているのが面白い特徴でした。

器具が壁の中に入ってしまっていたり、壁がそりあがって照明器具になっていたりと、建築の延長に照明器具があるプレゼンがとても楽しかったです。




C-14 パテ



塗装工事が完了。
次はクロスを貼るのですが、その前にパテで微妙な段差などを処理。
壁などをフラットにしていきます。

クロスが貼られると、きっとLDKの空間はまた様変わりするはずです。

照明が入って、テラスが完了するときっとお施主様に喜んでいただける空間に。。。
楽しみです(笑)。

研修会(サンゲツ)



昨日はサンゲツさんが主催する研修会に参加させていただきました。
今年(2010)、サンゲツさんが「Maison & Objet(メゾン・エ・オブジェ) 2010」に出展されたとのこともあり、Maison & Objet のトレンドを分析するところからスタートし、今年のサンゲツさんの新商品の特徴やセールスポイントを教えていただきました。

Maison & Objet (メゾン・エ・オブジェ) とは、、、
フランス、パリで開催されます国際的見本市のことで、デザイン、家具、インテリアデコレーションに関するいくつかの専門見本市で構成される国際的な注目を集める見本市です。

ミラノ・サローネに並んで知名度が高い見本市と言われています。




サンゲツさんが分析されたメゾン・エ・オブジェのトレンドをご説明いただいたのですが、各ブランドのプレゼンテーション(展示)の仕方や、商品そのもののスライドを見せていただく度、ワクワクしてきて、デザインの素晴らしさを実感しました。

デザインが人を豊かに、幸せにしますね!

他メーカーさんのミラノ・サローネの分析の研修にも参加させていただくのですが、サンゲツさんのメゾン・エ・オブジェの分析の仕方には特徴があり、さすがファブリックなどを扱っておられるメーカーさんだと思うところがありました。

特に色彩やマテリアル(素材感)などの捉え方は、他社さんより細かく分析され、ピックアップのされ方も面白かったです。

おかげさまで、短時間で ELLE DECO を熟読したぐらい楽しく充実した時間を過ごすことができました。