階段のイメージ。
階段は規律があって、美しいと思います。
また、階段の形状などでも様々な表現が出来、お住まいのイメージ付けに大きな役割を持たすことも出来ます。
唯ニの家のように階段自体をオブジェにされるお住まいもあります。
今日は、優律の家の階段の一段目をつくるために、協力会社さんの作業場に伺いました。
その協力会社さんとは、家具を製作していただいている会社さんです。
優律の家の階段もお住まいのイメージ付けに大きな役割を果たしているとも言えます。
優律の家は、クラシックな重厚感やエレガンスさと、コンテンポラリーな軽快感やミニマルさなど、相反する要素を兼ね備えたイメージを持つお住まいです。
階段もその両方のイメージを同時に持つようにデザインしました。
クラシカルなイメージを彷彿させつつも、シンプルな形状。
立体的で重みを感じる形状であるような・・・厚みを感じさせない面で終わる形状のような・・・
きっと不思議な感覚になるのではないかと思います。
それもこれも、相反するイメージの共有を階段でも表現したためです。
詳しくは、春に予定している内覧会会場で、実際に見ていただく中でご説明したいと思います。
「百聞は一見にしかず」
ですからね!(笑)
お昼ご飯抜き。
冬季休業期間のおしらせ。
カタチに意味あり。
今日は平景(ひょうけい)の家の打合せでした。
今日の打合せ内容は見積りを開始するにあたり、仕様などの確認を行いました。
その中で、テレビボードや洗面台、下足箱などなど、造作家具などのイメージをお話しました。
イメージスケッチを見ながら、また、カタログなどを見ながら、仕様を決めていきます。
また、詳細図も見ていただきます。
図面にある幅の違いや厚みの違いには、全て意味があります。
でも、一見すると幅や厚みに違いがある事にすら気付かないかも。
明確な機能がある場合などは、その幅や厚みの違いをお伝えするのは、比較的容易ですが、芸術的な意味合いからくる幅や厚みの違いは、感覚的な部分なので伝えにくい場合もあります。
そこで、弊社ではイメージマップを作成し、出来るだけイメージの共有を図り、それによって幅や厚みの違いなどをご説明します。
デザインは見た目だけではありません。
むしろ、その形状などにどれだけの意味を込めることが出来るのかが重要です。
壁厚はボードの厚みで決まるモノだけではありません。
袖壁や垂れ壁は、納まりだけで決まるわけではありません。
今日はカウンターの厚みなどもお話しました。
情報をテーブルにのせて。
今日から(仮称)森田の家のショールーム巡りがスタートしました。
先ずはリクシルさんとパナソニックさんへ伺い、キッチンやお風呂、洗面やトイレのご説明をショールームの方にしていただきました。
パナソニックさんのトイレは、先日研修をしていただいたばかりなので、更に詳しく内容をお伝えできたかと思います。
ご購入いただいたお客様が、その対価に何を得るのかを、出来るだけ詳しくご説明させていただく必要があると、弊社では考えています。
ですので、詳しく教わっておいてよかったと思いました!(笑)
リクシルさんではショールームの方に加え、途中から営業の方もついていただきご説明いただきました。
メーカーさんのご協力をいただき、より解りやすく、より多くの情報をお客様にお伝えでき、より正確なご選択をいただける環境を整えていただきました。
(仮称)森田の家のお施主様も、「情報が多くて決めるのに解らなくなってきた。。」と仰ってました。
お気持ちはとても解ります。
しかし、知らなくていい情報は、正確な選択にあたってはありません。
費用対効果を出来るだけ詳しく知っていただく中に、正確なニーズが観えてきます。
とは言え、ニーズは多様で知れば知るほど選びにくくなるでしょう。
そこで、弊社がお客様と一緒にニーズを整理し、優先順位を付けていくお手伝いをさせていただいています。
(仮称)織田の家のお施主様におきましては、決して焦る必要はありません。
今はただただ情報を集め、テーブルの上に広げていくことを楽しんでいただいて、その後、ご選択いただく機会に、弊社の方でまとめさせていただいた情報や資料をもとに選んでいただければと思います。
しばらく、お付合いのほど、よろしくお願いします。
お引渡。
ニーズを落とし込んだデザイン
今日はお昼から(仮称)三郎丸の家の打合せです。
第一回目の見積りが上がってきて、仕様調整などの打合せをしています。
弊社では設計するにあたって、イメージマップを作成します。
イメージを共有化し、それをもとに部材の厚みや形状なども決めていきます。
そしてその形状やイメージを実現するためのデザインをし、見積りをします。
その中には、お施主様の感覚上、思いのほか金額がかかってしまうってこともあります。
そんな時、いつもお話しします。
イメージの実現は、無限に方法があります。
費用対効果を図りながらデザインを繰り返す。
それがニーズを落とし込んだデザインに近付ける方法のひとつです。
今日は、そんなご提案などにお付き合いいただいてます。
午後からずっと。
あかりは大切。
今日は新規のお客様の打合せでした。
いきなり4時間ものお時間をいただき・・・
お忙しいところ、ありがとうございました!
今日の打合せ内容は、国策から聡明器具の演色性の話まで幅広く、たくさんの話をさせていただきました。
弊社は標準仕様などの考え方が無く、多く、お客様にご選択いただけるように考えた仕組みのため、決めていただく内容も多いため、打合せのお時間をいただく場合もあります。
選ぶ楽しさを感じていただければ幸いです。
写真はLEDと電球などの演色性を比べているところです。
回転寿司などで、まわっている時美味しそうに見えたお寿司が、手元に取ると少し残念と感じた経験などはありませんか?
それは照明器具の演色性の違いなどによるものです。
赤みがキレイに見える光を浴びると、食材が美味しそうに見えます。
しかし、青みが強くなると、食欲が損なわれたりもします。
白熱球に比べ演色性が低いLED証明ですが、最近ではLEDでも演色性の高い器具も出てきました。
今日は照明器具の色温度のお話もさせていただきました。
たくさんのお時間をいただき、ありがとうございました。