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「美」のつくりかた。

2014年12月3日 / 優律の家

ファサードに大きなアーチ。
その形状が観えてきました。

優律の家のイメージマップは大きく2つの方向性を示しました。

ひとつはミニマルで現代的なモノ。
もうひとつは装飾的で、重厚感・格式のある伝統的なモノ。

この相反するような位置にある2つのイメージを費用対効果など様々な要素のバランスを図った。
その結果のひとつがこのビッグ・アーチです。

アーチは石積みで重力に耐えうるための形状としてつくられました。
どのように石を積み、最後にキーストーンでバランスさせるかが理解できないと、同じアーチの形状も観る人によっては違和感を感じさせてしまう結果にもなります。

重要なのは重量感。

ひとつひとつの石が積み上げられていくその耐えうる重さが観える事です。
実際には木造ですから、どんな形状にもつくれてしまいますが、リアリティーは知識と感性によってつくられています。

あと、それをカタチにするには、多くの手と工夫、技術が必要です。
カタチにするのは机上で線を引くようには、そう簡単には行きません。

先ずは大工さんによって下地をつくっていただき、そこに外壁貼りの職人さんがサイジングを切って貼って。
次に左官屋さんがアール部分をモルタルでしごきます。
仕上げは塗装屋さん。
色々な職人さんの手によって、木造の(でも、形状は石積みの)アールは完成されます。

そんな風に多くの方々の知識や感性、技術などによってカタチにされた形状にこそ、「美」が宿ると感じます。

優律の家のファサードも、とても楽しみです!(笑)

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