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内外のつながりとプライバシー

2009年11月4日 / 実績紹介記事 奥のある家

e0147412_1437373何度かエクリュの内覧会へお越しいただいていたので、「お日さまの家」みたいな開放感などと具体的に共通認識を図れたのが「内外のつながり」でした。

隣地(東側)が2階建ての共同住宅の為、プライバシーの確保は充分にしたい。

ただ、内外のつながりがあって開放感のあるリビングにしたい。

そしてカーテンはしたくない。

このご要望にパティオ(中庭)を設けることで解決させました。

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外への視覚的な広がりを演出するには、内部の壁や床や天上面が外部までつながっていくと目線が外へ誘導されます。
また、色も内外で同じ色使いだと一体の空間として認識されます。

「奥のある家」はもうひとつの要素をプラスしました。
それはエリアの感覚です。

奥のある家_図1

部屋に窓が付いていて外が見えています。
窓が外の世界とつながる唯一のアイテムです。

奥のある家_図2

次ぎは外との境界の壁を無くし、すべてガラスの壁としました。
最初の絵からするとかなりOPENになり、開放的です。

奥のある家_図3

2つ目の絵から縁側や軒や袖壁を追加しました。
外の視界は減りましたが、外への意識が少し強調され、内外の区別が薄れ、外とつながっていく感じが追加されました。

奥のある家_図4

さらに縁側や軒や壁を外へと延長しました。
さらに外の視界は減りましたが、(近くの)外がより中へ取り込まれた感覚を覚えます。
内部空間から外がより身近なものになりました。

奥のある家_図5

これが「奥のある家」の考え方ですが、外の一部を切り取り、自分のエリアとしました。
外を取り込むと言うよりは、内部空間に外を付随させるといったイメージでしょうか?
外部であるのに一体の空間に見え、視界的な広がりでは無く、自分のエリアの感覚が広がりました。
この感覚(エリア)を「奥のある家」の広がりとしました。
そうして、プライバシーを確保しつつ広がりを意識できるようにしました。

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