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和洋折衷

2010年3月1日 /  穏景の家  実績紹介記事  

和洋折衷とは、日本風と西洋風の様式を、適度に合わせて一つにすることと辞書にあります。

「和洋折衷」はお施主様が最初から仰ってたご要望のひとつです。

和洋折衷ってどんな空間をイメージしますか?
洋風のリビングに和室が併設されているものでしょうか?

穏景の家では、こう考えました。

そもそも「和」や「洋」をどうやって人は認識するのだろう?
多くの方の場合は、「和」の様式やアイデンティティなどを理解した上で「和」と認識しているわけではなく、また「洋」の場合も同じで、経験から来る雰囲気で「和」や「洋」と認識しているのではないか?
また、「和」の場合は木や紙などの素材感、「洋」の場合は大理石やガラスなどの素材感といった、マテリアルでも感じ取っているのではないか?
そう考えました。



ディテールも「和」や「洋」を認識する上で重要です。

上の写真のように笏谷石の束石や基礎を見ると、多くの方が蕎麦屋さんや「和」を感じるのではないでしょうか?
写真のようなディテールを目にすると、床のタイルやフローリングまで「和」のエッセンスを感じ出す。
この感覚を利用し、「穏景の家」では、導入部分(アプローチや玄関など)で誰もが「和」を意識できるような「素材」や「形状」「色彩」や「照明計画」などで演出しました。

この導入部でしっかり「和」を意識付けられることによって、ソファーが置いてあるリビングへ足を進めたとしても「木」などの「素材」を引き続き使うことで「和」のエッセンス・「和」のニュアンスが訪れる人の中に残らないか?と考えました。



また、ダイニングの天井はシナベニアの木目を交互に方向を変えて貼ったり、テレビボードの奥の壁も同じようにタイルの串目方向が交互になるように貼る(市松貼り)など、ソファーやダイニングテーブルなど、「洋風(家具)文化」の空間にあっても「和」を意識する為のディテールなどを検討しました。

見る人によっては「和風」にも見え、また「洋風」にも見える。
「穏景の家」は「和洋折衷」にこだわりました。

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