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直下率

2016年10月18日 / ご提案 壁の役割 面積(広さ) 優律の家 健承の家

「直下率」と言う言葉はご存知ですか?

2016年4月14日に発生した熊本地震では、多くの方々が大変な思いをされ、お見舞い申し上げます。
その熊本地震では、新耐震基準で建てられた築2・3年のお家なのに倒壊したお家があったそうです。
その問題のポイントは、建築基準法ではとわれていない「直下率」にあったのでは?との見解もあります。

直下率には壁直下率と柱直下率があります。
ここでは柱直下率のお話をします。
柱直下率とは2階柱のうち、その真下に1階柱がある割合を言います。
50%以上確保していれば、床の不陸事故発生確率が低くなると言われています(様々な見解が存在します)。

1階に広いLDKをご希望されるケースが多いですが、そうなると2階の柱の下に柱(壁)が無い部分が多くなり、直下率が下がり地震などの際の安定性が悪くなってしまう事もあり得ます。
1階に広いLDKをご希望される場合は、直下率をチェックされる事もおススメします。

人間の「広い」と言う感覚には、「広さ」と「広がり」の2種類があります。
「広さ」は面積などを多く取る事で感じる感覚であるのに対し、「広がり」は必ずしも面積を確保しなくとも、見え方などの感覚により感じられます。

1階に広いLDKをご希望され、耐震性もご要望される際には、直下率の検討と同時に必要な広さと広がりを検討されると良いと思います。
また、広さが必要な部屋は2階にされるのも良いかも知れません。

現在施工中の(仮称)松本の家。
当然直下率は50%以上ある上に、偏芯率も0.2以下(建築基準法は0.3以下)にて設計されています。

今日、現場では、ベースコンクリートの打設を行いました。
また、会社では、建て方などに備え、構造などの打合せも行いました。

観た感じも生活の豊かさにはとても大切なポイントですが、構造も大切なのは言うまでもありません。

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