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能面とインテリア。

2015年12月23日 / 優律の家 平景の家

今日は平景の家の打合せでした。

平景の家はイタリア製のタイルなど、舶来物の材料の使用箇所が幾つかあります。
今回、急遽打合せをお願いしたのには、その舶来物の材料が要因のひとつとなりました。

海外製品と一言で言っても、様々な状況や仕組み、製品やサービスなどがあり、一概には言えませんが、名の通った国内メーカーの商材に比べ、リスクがあるモノもあります。

今回の様に急に欠品を告げられる事も少なくなくある商材もあったりします。

もちろん、そうだと分かっていれば、準備などできる事もあるので、簡単に諦める必要は無いのですが、知っておく事は必要です。

今回は、イタリア製のタイルが急遽、欠品となり、再入荷の目処がたたないため違う商材に変更してもらうための打合せでした。。。

大変ご迷惑をおかけしました・・・。

また今日は、購入される予定の家具などの打合せもさせていただきました。

弊社は家具などを購入させる場合のアドバイスなどもさせていただいています。
空間は建築物のみで構成されている訳ではなく、むしろ、内部に収容される家具や雑貨、外部とのつながりなど、その他の要因がとても重要な場合もあります。
そこで、イメージの空間に持っていくにはどんな方法があるのかを、家具なども含めてご提案させていただいています。

平景の家のオーナー様は、エストマーレというバーの雰囲気がお好みで、重厚感のあるアンティーク家具などもお好みです。

またリッツカールトン大阪の客室の雰囲気もお好みでした。

リッツカールトン大阪と言うと、1990年から(仮称)西梅田再開発プロジェクトと称し、リッツカールトンホテルやハービス大阪などのプロジェクトを竹中工務店が行っており、大学時代の四年間を、そこでアルバイトとして参加させていただいていました。

なので、好みだと言っていただけると、自分の事の様に嬉しく思います(笑)。

今日のご提案は、優律の家の手法をご提案させていただきました。

優律の家は、ミニマルなイメージとフレンチと言うかエレガンスなイメージを共有させたお住まいです。

全てのディテールや物を、例えばフレンチのアンティークなイメージに統一させようとすると、とてもコストがかかります。
また、適当に一部分に取り入れるとかえって安っぽく見えたり、偽物感が溢れ出します。
その事は大阪で分譲マンションの設計をさせていただいていた時に嫌という程に感じて来ました。

そこで今日ご提案させていただいたのは、能面と同じ考え方で空間のイメージをもっていく方法です。

能面は無表情でシンプルだから、演者の表現力によって様々な表情に観えてきます。

優律の家は、ファサードやエントランスなどの導入部にイメージを集約させる事で、その他のシンプルな部分に導入部で得たイメージを映しこんで観ていただく手法をとりましたが、これはまさに能面の効果とよく似ています。

平景の家も、この様な手法を採用する事で、シンプルとアンティークな重みを共存させる事が可能だとのご提案をさせていただきました。

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