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建築士定期講習

今日は建築士定期講習を受けるために、朝からずっと自治会館に缶詰でした。

建築士定期講習とは、姉歯事件以来の様々な業界の改善の中、日進月歩の建築技術や法令の改善などを3年に一度建築士は講習を受け、できるだけ最新の情報を持って仕事が出来るように定められた制度で、僕自身は2回目の定期講習を受けました。

新しい情報を得ることが出来るのはとてもありがたいです。
また、国土交通省などの考え方や方向性が再認識できる機会でもあります。

今日は一日講習を聞き、最後に試験を受けました。
定期講習の後には、終了検定試験があり、それに合格しないといけません。
もちろん、多分、100点だと思います(テキスト持込可ですし:笑)。

今日は東京メトロのエレベーターのワイヤーが切れて、箱が落下し、全治2週間のケガ人を出してしまった報道がありました。

丁度、今日も回転ドアやエレベーターなどの定期報告制度の改正があったと習ったばっかりでしたが、残念です。。。

建築が社会的な存在であり、建築士もまた社会的な存在です。

より良い社会や環境のために尽力できるよう、考え方はもちろん知識も持ち合わせる必要が当然にあります。
建築は非常に社会性の高い仕事といえます。

姉歯事件では多くの方に不安やご迷惑をおかけしてしまう結果になってしまいましたが、その後、業界全体、それぞれの立場で信頼の回復に努めているものと僕は信じています。

今日は、そんな事を感じられる講習会でした。