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窓の役割

よく「南向きの窓がいい」と言います。

確かに夏あまり直射日光が入らず、冬には沢山直射日光が入るという意味で、日照条件が最もいい窓は南向きの窓です。

しかし窓には色々な役割があります。

例えば、風を通すための窓。
例えば、景色を取り込むための窓。
例えば、光を取り込むための窓。
こんな風に様々な役割があります。

仮に光を取り込む窓であったとしても、光の質があります。

照明計画をする際、「間接照明がほしい」と言われることが結構ありますが、間接照明は呼んで字のごとく壁や天井などに一度光を当て、間接的に光を取り込む方法で、直接光とは違ったやわらかい光が演出できます。

太陽光も同じで、どのように光を取り込むか?
つまり、どの方向に窓を設けるか? どの高さに窓を設けるか? どんな形状の窓を設けるか?
それによって光の質を変えることができます。


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