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C-17 建具と(ドライエリア風)中庭



どんどん現場にドアや棚板などが運び込まれています。
今日は建具(ドアなど)の吊り込み(設置)などを行いました。

スッキリ見せる為、建具の納まりは複雑になっています。
特にテレビボードの扉の納まりは変更などもあった為、かなり苦戦しました(笑)。

今日は仕上がる前の扉を搬入し、一度設置してみました。
仕上げてから扉が納まらないと泣けてきますからね(笑)。



どうやら上手くいったようです(笑)。

これで安心。
後日、扉を仕上げて、再度吊り込みます。

天開の家の特徴(こだわり)のひとつに木の風合いを極力出さないということがありました。
お施主様が禁欲的なイメージを表現するのに、「木目を無くしたい」と仰ったからです。

だから木製建具(ドアなど)は木目が出ない真っ白なドアとなりました。



ただ、唯一このお住まいで木の風合いが楽しめる場所があります。
それは1階にある主寝室に併設された中庭(パティオ)のウッドデッキです。

今日はその部分の施工もしました。

中庭も天開の家では重要なポイントのひとつです。



主寝室は落ち着きを感じさせる空間になるように検討を進めました。
2階の空間は緊張感があり禁欲的なので、主寝室はどこか「ほっ」とできる工夫を施しました。

そこでご提案したのが地下に感じられるような主寝室です。
地下は独特の安心感がありますからね。

ドライエリア(空堀)に面してある部屋の光の入り方を再現したり、また、ドライエリア風中庭の床に唯一木(ウッドデッキ)を用いたのも落ち着きや他の部屋との違いを表現したかったからです。



このドライエリア風中庭には、エゴやヤマボウシなど植えていただくプランターが用意されています。
2階にあるダイニングスペースやルーフテラスからもその緑が楽しめるように設計されています。

仕上がりが楽しみです(笑)。