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Q値からUa値へ、その意味と計算方法。

10月から移行する断熱性能(保温性能)の考え方。
そのことは前の研修で学んだところですが、今日は、もう少し詳しく、単に公式を覚えるのではなくその意味を学んできました。

ものさしで全てを測れるわけではないけど、一定の違いや理解は得ることが出来ます。
その理解を深くするためには、ものさしがどのように作られたのかを知る必要があります。

トップランナー制に始まり、ここ最近はそのものさしで測れる精度が高まりました。
お客様の選択(例えば断熱性能)がよりリアルに解りやすく選択しやすい環境が整いつつあります。
(例えばQ値をどれぐらいよくすれば、どれぐらいの光熱費がうくのか?など)

HEMSなど見える化が進むと、より実生活に沿った正確な情報が集まり、ものさしの制度もより上がっていくことでしょう。
そのことはとてもいいことだと思います。

本来の選択とは、先ず正確な情報を得るところにある。
そう考えるのが一般的ではないでしょうか?
もちろん、(運命など)感覚的、感情的な選択もそれはそれで楽しさもあるのだと思います。
数字では語れないものは、たくさんあって、そのことの方が重要だってこともあります。
しかし一方で、その感覚を数値化したり認識レベルに近づけていくことも、必要な事ではないでしょうか?

そんなことを考え、LIXILさんが主催される今日の研修に参加してきました。
とても勉強になり、また、皆さまのお住まいづくりのお手伝いにお役にたてればと考えています。