ホーム > ブログ > ご提案 > 坪単価

エクリュブログ

坪単価

家を建てるのは、いくらぐらいで建てられるのか?
どなたもとても気になる事だと思います。

弊社の内覧会の際、お客様からよくいただくご質問。
「このお家、いくらで建てられました?」
とお問い合わせいただきます。

もちろん、オーナー様(お施主様)のプライベートな情報なので、お応えは出来ません。
でもきっと、最も知りたい情報は、そこなんでしょうね!

お家を建てる際の金額の目安に、『坪単価』があります。
しかし、この指数。
とてもあいまいで、決して比較の出来る数字ではない事をご存知ですか?

「施工坪数の計算の仕方」や「建築費の考え方」など、坪単価を計算する際の分母も分子も各社で基準が違う場合が多々あります。
その為、決して比較に使える指数とは言えません。

だいたいどのくらいの金額で建てることが出来るのかを、大雑把に知る事は出来るのでしょうけど、比較には適さないと思います。
と言いますか、比較は本当に難しいです。。。

比較が難しいのは、家の価格は広さや断熱性能などの数字で決まるわけでもなく、比較すべき要因が多すぎる事にあるのだと思います。
また、数字では表せない事が、お家にはたくさんあるという事でしょう。

例えば、「使いやすさ」を数字で表すのは難しく、それを金額に置き換えるのはすごく難しいです。
「選択枝の数」も数字に出来そうですごく難しいです。
「打合せ回数」や「保証の範囲」、「アフターサービスの種類」などを数字して比較する事も難しいです。

だからご提案ですが・・・
「自分自身の基準を検討する」ってのはいかがでしょうか?

自分自身の基準の決め方は以下のようにします。

①金額
先ず、建築費などにいくらかけるのかを決めます。
住宅ローンの他にもライフサイクルコストなど、維持管理費用も検討しておく必要があります。
住宅メーカーさんや工務店さん、銀行さんや税理士さん、ファイナンシャルプランナーなどと相談しながら、建築費を出します。
色んな方に相談されている間に、もしかしたら色んな事が分かってくるかも知れません。
例えば工務店さんの考え方なども観えてくるかも知れません。

②必要な部屋数や広さ
今、お持ちの物を調べる。
ライフスタイルなどを家族で話し合う。
好きなインテリアなどのイメージを雑誌などで調べ、どんな家具などをどんな風に配置すればそのイメージに近付けるか?
それによって置く家具などの大きさなどを把握しておきます。

ちなみに・・・
よほど管理できていないと、一般的には生活していると不要なモノが生活空間の中に存在します。
直ぐに必要でないモノの割合は70%以上とも言われています。
お家を計画されていくと直ぐに解りますが、スペースには費用がかかります。
お家を大きくすると直ぐに何十万円ものお金がかかります。
不要なモノのために貴重なお金を割くのは、本当に意味が解らない事です。
お住まいを計画される前に必要な持ち物を整理する必要があると弊社では考えています。

③性能や仕様
性能と言うとどうすればいいのか難しそうなので、専門家に任せようと思ってしまいがちかも知れません。
しかし、今なら性能に関して分かりやすく説明したウェブサイトや展示場などもあります。
そういったものを活用しながら、ご自分でも検討されてはいかがでしょうか?

構造性能や断熱性能などを例えば数字で決められてはいかがでしょう?
構造性能は、構造材の品質を決めたり、偏心率や柱直下率・壁直下率などを決める。
断熱性能などはUa値やηa値を決める。
など、数値で決めるのもひとつの方法です。

④サービス
設計力や提案力、情報や知識にもきっと差があります。
打合せの流れや期間(スケジュール)などもマチマチ。
このサービスも多種多様で比較が困難な部分のひとつです。

例えば、建売住宅を買われる場合。
実際に買うお家がそこにあるのだから、費用対効果はかなり分かりやすいです。
最も心配なお家がいくらになるのかは、既に分かっています。
でも、建売住宅を選択せず、注文住宅を検討されている方は、家に生活を合わせるのではなく、生活に合わせた家を検討したいからでしょう。
となると、自分たちの生活への理解力を持った会社が必要です。
生活を理解し、カタチにするサービスを行っている会社でなければ、ニーズにお応え出来ません。
こんな風に、自分たちにはどんなサービスが必要なのかをご検討いただく必要があると思います。

これらの条件におさまって費用がおさまった時、それがニーズです。

「高い」とは、基準を得る為に必要な費用が予定をオーバーして必要な時。
「安い」とは、基準を得る為に必要な費用が予定金額を下回った時を意味し、本来、基準を満たさない場合は、「安い」とは言えないと思います。

しかし、現実はいつも厳しく・・・
もしかしたら、基準を定めたは良いが、予定の費用におさまらない時もあるかも知れません。
だけど、得る為には、何かを変化させる必要があります。
基準を見直す事も一つの方法です。
考えを見直す事も一つの方法です。
費用を見直す事も一つの方法です。
多くの方々のご意見やお力添えをいただきながら、基準や費用を諦めず見直していけば、たいていの事はクリアしていけるのではないかとも思います。
もちろん諦める事も一つの方法ではあります。

住まいづくりは、自分を知る為の選択を繰り返す事のように思えます。
弊社はそんな中で、カガミのような役割が果たせればと考えています。

家を建てる値段。
それは、建てられる方、ご自身が決めるのだと思います。

弊社の内覧会の際、お客様からよくいただくご質問。
「このお家、いくらで建てられました?」
とお問い合わせいただきます。

もちろん、オーナー様(お施主様)のプライベートな情報なので、お応えは出来ません。
しかしこのご質問、きっとお応えしたところであまり意味がないのだと思います。
なぜなら、このお家の事をどれ程ご存知かが疑問だからです。
もしかしたら設備配管の方法もコンセントの数すらご存じではないでしょう。
どんなサービスが背景にあるのかも。

大切な事は、ご自身の想い(お住まい)をカタチにするのには、どれ程の費用が必要なのかという事ではないでしょうか?
その為にされる質問は、別にあるのではないでしょうか?

今日から弊社は夏期休業をいただいています。
中々お休みなど時間がとれる事が減ってしまい、色々な情報をお伝えするのが減ってしまっていると少し反省。
そこで、お休みの時間を利用して、お住まいを検討されている方にお役立ていただける情報をお伝え出来ればと考えています。

先ずは狭小地にお住まいをご計画されている方へのご提案。

狭小地とは、敷地面積が抑えられた敷地の事を言います。
「草引きなど敷地の管理が楽」や「購入費や固定資産税などコストも抑えられる」などと言った大きなメリットもありますが、「部屋数や広さ、駐車場などが取りにくい」や「明るさの確保が困難」「建物の外観が単調になりやすい」など難しい面も実際にあります。

しかしそんな環境を逆手に取ってうまく利用したり、工夫された幾つかの例をご紹介させていただき、参考にしていただければと思います。

「凝縮の家」は敷地の間口が6M程度。
敷地内に駐車場スペースが確保出来ない程の狭小地でした。
しかし、そんな環境を受け入れ考え方を切り替える事が出来た結果、とても上質で味わい深いお住まいになりました。

ポイント01
凝縮(選択と集中)

レストランや居酒屋などの座席で、広々したホールにある席より、隅の方にあるこじんまりと隔離された様なボックス席が落ち着くと感じられた事はありませんか?

広い事も価値ですが、逆にこじんまりとしている(狭い)事も価値です。

落ち着きのある空間に仕上りやすいだけでなく、エアコン消費電力面など光熱費も抑える事が出来るエコ・ハウスでもあります。

上の画像は、実際にお施主様が作って来られた「凝縮の家」のコンセプト・ボードです。

そのコンセプトの中に「material(マテリアル)」があります。
マテリアルとは素材を意味します。

素材の選択は、お住まいを建てる費用(建築費)に大きな影響を与えるひとつの要素です。
建築費に最も大きな影響を与える要素は、「広さ」です。
広さはイニシャルコストのみならずランニングコストを考えても、最も影響の大きい要素だと言えます。

その広さを圧縮する事で得た金額を、素材に投じる事で上質な環境(空間)を手に入れたのが「凝縮の家」です。

お住まいを計画される時、坪単価を気にされる方がおられます。
坪単価を抑えると安く家を建てられたと勘違いされている方も中にはおられますが、それは少し違います。

同じ建築費の場合、坪単価を抑える事で広さの確保が可能となっていますが、素材や仕様、場合によっては性能などを削っている事も十分に考えられます。

「凝縮の家」の場合、狭小地に建つ住まいであるから「広さ」ではなく「素材(仕様)」にウェイト(費用)をかけました。
つまり坪単価を上げました。

「凝縮の家」の様に、環境を受け入れる事で上質な空間を実現出来る。
本当にそう感じます。

ブログのトップ
ホーム > ブログ > ご提案 > 坪単価