エクリュブログ

光拡の家

「和室はいるか? いらないか?」
打合せの際によくそう言った話になります。

「あれば便利だろうなぁ~」
「例えば、誰かが泊まりに来た時とか」
「オシメをかえる時とか」
「でも、和室より、リビングを広く取りたいかなぁ~」
などなど、皆さん悩まれます。

大切な事は、色々な物事をイメージではなくシッカリとした認識に落とし込んでいく事だと思います。
そして出来れば、それらを数値化すると、より分かりやすいですね!

例えば・・・
お客様が泊まりに来る回数。

今まで年間で何日または何回、来客者が宿泊されたか?
家が広くなる事で、その回数はどの程度増やそうと考えているか?
和室の必要性を「誰かが泊まりに来た時の部屋」と考えているのなら、出しておいて無駄のない数字です。

例えば・・・
床仕上材の金額。

あくまでもイメージ(概算)ですが、以下に色んな床仕上材で6帖の部屋の床で施工した金額を出してみましょう!

縁ありの1畳たたみの場合
6帖:8万6千円 (平米単価:8700円/㎡)

縁なしの半畳たたみ(琉球畳)の場合
6帖:14万3千円 (平米単価:14400円/㎡)

フロアー材(シート貼や単板貼など)
6帖:11万7千円 (平米単価:11800円/㎡)

無垢フローリング材(カバなど)
6帖:17万2千円 (平米単価:17300円/㎡)

300角磁器質タイル貼り
6帖:12万1千円 (平米単価:12200円/㎡)

こんな風に数字にすると、分かってくることがあります。

ニーズ(NEEDS)はウォンツ(WANTS)とは似て非なるものです。
ウォンツは欲しいと希望する衝動的ニュアンスであるのに対し、ニーズは費用対効果をより明確に理解し、選択する事です。

後悔が少ないようにするには、ウォンツをニーズに落とし込んでいくか、決して人のせいにすることなく、自分のウォンツを信じ切るかのいずれかしかありません。
どちらもステキな選択の仕方ですが、ご自分の選択がいずれかを認識する必要はありますね!

次は、和室の使われ方の違いによる、プランの違いを観ていただきましょう。

上の写真は乗算の家の写真です。
乗算の家は雛人形を飾るスペースやリビングの延長としての使用をお考えでした。
また、お住まいの名前の通り、イメージなど色んなモノをかけあわせていく中に、和のイメージがありました。
縁側を思わせるような床の角材は、洋と和の乗算によってデザインされました。
雛人形を飾るステージ(舞台)のようにも観えてきますね!

想円の家の和室は、子供達の勉強部屋だったり、乗算の家と同じく、デコレーションのスペースでもあります。
またダイニング・キッチンとリビングスペースをやわらかくエリア分けする役割もあります。
LDKの空間に和室という家具が入り込んだ様にも観えます。

小さなお子様がおられる新流の家は、オシメをかえたりオモチャで遊んだりとリビングの延長として使用される和室です。
また、天神様の掛け軸を飾る為のデコレーションスペースでもあります。

両美の家の和室は茶室をイメージされました。
県外におられるご両親が泊まりに来られることも想定はされていますが、基本的にご自分達ご家族がハレを楽しむ空間として設けられました。

唯二の家は客間と寝室を和室にされました。
上写真が客間。
下写真が寝室です。
寝室には、寝転んで本を読みたいとのご要望から本棚が設けられています。

三雲の家も寝室は和室。
写真はLDKにあるリビングの延長の和室です。
客間としても使われるので、仕切って部屋にもなります。

今日遊の家の和室は、床の間にイタリアのタイルを敷きこんだり、スプーンカット仕上げの無垢材の床仕上だったりと、豊かなイメージの空間です。
いつもとは違った雰囲気をご家族で楽しむ為の空間です。

歳がいけば和室が恋しくなるかどうかは、正直分かりません。
歳をいけば演歌を聞くってわけでもなさそうですし、祖母は(和室で)ベッドで寝てイスに座っています。

だけど和室には心地よい空気があります。
凛とした空気感だったり、イグサの落ち着きのある香りだったり、和室の良さはあります。

大切なのはニーズかどうか。
住まいづくりは自分を知るところにあります。


(上写真は、引越し前の写真です)

皆さまのおかげをもちまして、左内町へ無事引越し、20日より営業再開しています。
まだ、整っていないモノや部分などもありますが、おかげさまで何とか落ち着いて来ています。
ありがとうございます。

そこで、滞っていたブログの「ご提案」を更新させていただこうと思い、キーボードに向かいました。

今日はキッチンについて書こうと思います。
キッチンはほとんどの方々が、とても重要にお考えで時間や費用も費やされる場所のひとつです。
また、(写真や内覧会では中々観えてはこないですが)使い方などは人それぞれで個性が出てくる場所でもあります。

使い方もさることながら、ほとんどの方々がこだわられるポイントは、見た目の美しさです。
料理をされる方は、その作業中の便利さも求められますが、気持ちが上がる様な見た目の美しさを求められる事も多々あります。
見た目の美しさはKEEPされる(保たれる)必要もあり、掃除のしやすさにもこだわられます。
様々な、時には矛盾するニーズが存在するのが、このキッチンという場所です。

先ずは、見た目のお話から進めます。
見た目と一言で言っても、訪問者や来客者からの見た目やLDKとして家族で過ごす際の見た目(外からの見た目)と、実際に料理をされる方の見た目(内からの見た目)があります。

また、外からの見た目も見せる場合と、隠す場合があります。

先ずは、見せるキッチンからご紹介します。
見せるキッチンの場合、フルオーダーで造られる方もおられます。
また、TOYO KITCHENさんやパナソニックさんのLクラスなど、意匠性の高い商材を選ばれる場合もおられます。

両美の家のキッチンは、フルオーダーで造られました。
両美の家はダイニングとキッチンが一体になっており、お店のカウンターのような作りになっています。

お店のカウンター席の場合もそうですが、カウンター席からはキッチンのシンクや調理台が見えにくいようになっていますが、両美の家も同じように、一体感があるもの、料理をする手元が見えにくくなるようなデザインになっています。

その他のオーダーキッチンとしては、食粋の家のキッチンなどがあります。

食粋の家のオーナー様は料理研究家で、ご自宅で料理教室を開かれています。
そういった機能的な意味合いでも、オープンキッチンとなっています。

見せるキッチンとしては唯ニの家のTOYO KITCHENさんのキッチン。

ご夫婦で、料理を楽しまれる唯二の家は、魅せるキッチンをご選択されました。
魅せるキッチンで難しいのは、日常生活の中でその魅せるキッチンを維持できるか?です。

「新しい家になれば、収納もあるし、ちゃんとキレイをKEEPします。」と打合せの際に言われる方がおられるんですが、そう言われた際にお聞きするご質問があります。
『学生の頃、ノートを新調した時、キレイな字で書こうと決めて、何ページまでそのキレイな字で書けましたか?』

お住まいを建てる事は大きなイベントです。
その為、感覚も非日常的になり、日常を忘れがちです。
しかし、お住まいとは最も日常的な空間です。
その事をシッカリとご認識いただける必要が、お住まいづくりをされる際、あると僕は思います。

上の写真は、平景の家のキッチン。
パナソニックさんのリビングステーションLクラスです。

パナソニックさんのキッチンは元々、深澤直人さんがデザインされました。
深澤直人さんと言えば、言わずと知れた日本を代表するプロダクトデザイナーのお一人です。
現在は、建築化照明のHomeArchiのプロジェクトされていた方が、抜擢、指揮されています。
細かな納まりにまで気を配られ、デザインされていて、流石と感心さされます。

また、高級ブランドらしく、コンシェルジュがつくなどのサービスがあるとこらへんが、メーカーさんらしいサービスです。
詳しくはパナソニックのお店にてお問合せ下さい。

アイランドキッチンやペニンシュラなど、空間の中に家具のように配置される魅せるキッチン。
とても憧れますが、使い手を選ぶキッチンとも言えます。

大切な事は、選ばれるのではなく、選ぶ事ではないでしょうか?
自分を良く知り、自分に合ったキッチンを選択される事こそ、実際の暮らしの中で最も良いモノとの関係ではないでしょうか?

茶嬉の家のキッチンは、カフェを思わすキッチンです。

茶嬉の家のオーナー様は、元カフェ・オーナーだった事もあり、キッチンの使われ方がプロそのものでした。
弊社でお住まいづくりをされる方には、いつも現在お住まいのキッチンのいつも通りの状況を見せていただく事になっています。
茶嬉の家のオーナー様は、公団のキッチンのようなスペースを、それこそカフェのように使われていました。

見た目の美しさと、実際の使いやすさ。
両立できてこそのデザインだと思いますが、どうしても相反する事も多々あります。
その際、見た目か?使い勝手か?選択に迫られる場面も珍しくありません。
そこでも、自分を知る事は、とても重要です。
自分を知らないと人のせいにしない判断が出来ませんからね。

カフェ風のキッチンと言えば、今日遊の家のキッチンもそう言えるかも知れません。
今日遊の家は、実は見た目だけでなく、コンパクトな家事動線にこだわられています。
洗濯動線はキッチンのすぐ横、しかもすごくコンパクトにまとめられています。

では、一気にそれぞれのお住まいのキッチンをご紹介します。

新流の家のキッチンは対面キッチン。
キッチンからLD+和室+テラスまで見渡す事ができます。

三雲の家のキッチンは、キッチン前に収納があります。
ちょっとしたモノを置けるようになっています。

先ほどお話したように、現在のお住まいを確認させていただいた時、しょう油や調味料などが調理スペースに出しっぱなしになっている場合などは、扉が付いた仕舞ってしまう収納ではなく、棚などの収納をご提案させていただく事が多いです。
一般的に収納するまでのアクション数(手数)が多くなると、散らかってしまうリスクが高くなります。
もちろん個人差あり、家族の時期(お子さんが小さいなど)や仕舞う事へのニーズの違い(絶対に見せたくない)などからも変化します。

三雲の家のキッチンのレンジフードは、LIXILさんのよごれんフードが発売されて福井県ではじめて納品された記念すべきレンジフードです。

あこがれのミーレの食洗機が入っているのは、優律の家。
一気にたくさんの量の食器を洗うことが出来ます。
しかもかなり節水できるそうです。

優律の家のオーナー様も、料理教室をされています。

ステンレスのキッチンカウンターが良い。
人造大理石のキッチンカウンターが好き。
色々なご意見があります。

また本体も木製のキッチンやステンレスのキッチン、ホーローのキッチンなどあり、色々なご意見があります。

写真は想円の家のキッチン。
ステンレス製(クリナップ)のキッチンです。

光拡の家のキッチンは、タカラスタンダードさんのキッチン。
ホーローのキッチンです。

ホーローは掃除がしやすく長持ちします。
それに磁石がくっつきます。

タカラスタンダードさんのキッチンパネルはホーローなので、キッチンパネルにも磁石がくっつきます。

空創の家のキッチンはLIXILさんのキッチンです。

ゆきあいの家はサイドフードをご選択されました。

ガスコンロにこだわられる方もおられます。
ゆきあいの家はガスコンロです。

水栓(蛇口)も色々あります。
オール・イン・ワン水栓とは、お湯も水も出て、簡易な浄水機能があって、シャワーにもなる様な、多機能な水栓の事を言います。
自動水栓だと節水につながります。

ゆきあいの家は、本格的な浄水器をつけられました。
この水でご飯を炊くと、美味しいそうです。

乗算の家はIHクッキングヒーターです。

掃除のしやすさと風合いも、相反するニーズとなる場合があります。
面遊の家はキッチンがほぼ独立キッチンとなっています。

キッチン前の壁は、キッチンパネルなど掃除がしやすい素材を選択される事が多いのですが、面遊の家は風合いある輸入タイルをご選択されました。

タイルの場合目地に汚れが入り込みやすくなります。
高価にはなりますが、キッチン用の目地が販売されていますので、それを選ばれると一般の目地に比べて汚れが落ちやすくなります。
目地もちゃんと選んでくださいね!

もちろん、面遊の家のタイル目地はキッチン用の目地材です。

伸遊の家は新型のよごれんフードをご選択されました。
発売当初は壁付けタイプしかなかったのですが、伸遊の家は天井から吊り下げるタイプのよごれんフードです。

賢分の家のキッチンの背面収納は、低い位置にまとめてあります。
上部は後から棚板や家具などを取付けできるように下地がしてあります。
プラスターボード(通常の壁)のままだと重たいものだと固定できないのでご注意を。

家具など空間の全体的なイメージに合わせて、上部のスペースは後でバランスを取りながら考えていく事になっています。

新社屋へ移った理由は、住んでから家具など空間のイメージを気軽にご相談していただけるためのオーナーズ・サロンをオープンさせる事が目的のひとつです。
ご興味のある方は、是非、お問合せ下さい。

話しはそれました。。。

冒頭にも述べたように、キッチンはどなたもお住まいづくりにおいて時間や費用を費やされる場所のひとつです。
少しでもご参考にしていただければと思います。

今日は我が家(遊び心の家)のトイレの電気が切れてしまい、とても不便で、慌てて新しい蛍光灯とグローを買いに行って来ました。
今は照明器具もLEDになって、そんな心配も殆どありませんね!
羨ましいです。。。
我が家は蛍光灯どころかグローが必要な器具ですからね!(笑)。

トイレは毎日何回も入る部屋です。
またお客様も使われる事もあります。
ですのでお住まいづくりをされる上で、皆さん、結構真剣にご検討されるスペースでもあります。

今日は掃除のしやすさのみならず、おもてなしや少し楽しくなるような工夫のあるトイレや手洗いの施工事例をご紹介致します。

アーチをくぐり、クランプした奥に便器があるトイレは、想円の家のトイレです。
入り口がアーチになっているだけで、入るのが少し楽しくなります。
クランプさせているのは、トイレに座った真正面が扉でない方が落ち着くのと、目線を切る意味があります。

アーチの扉のトイレと言えば、光拡の家のトイレもそうです。

光拡の家のトイレは、花柄の輸入クロスの壁が印象的です。
手洗いも海外製の物をご選択されました。
鏡は押すと開いて、背面が収納になっています。

照明器具と三角形の部屋形状が印象的なのは、両美の家のトイレ。

光と影が個性的な空間を演出しています。

オリジナルの家具を製作したのは、ゆきあいの家です。

ゆきあいの家はキッチンブースもオリジナル家具で製作しています。
そのキッチンブースと同じ材料で製作されているトイレの家具。
統一感があり、機能性と美しさを兼ね備えています。

最後に手洗いの色々な事例をご紹介致します。

乗算の家の手洗いや水栓は、ご家族が雑貨屋さんで購入された物を利用して製作しました。

平景の家の手洗いは、パナソニック製の既製品の手洗いです。

面遊の家は、リクシル製の手洗いに、名古屋モザイクのタイルで正面の壁を仕上げました。

上写真は三雲の家の手洗い。

伸遊の家の手洗いの前の壁は、エコカラットと言う湿度やにおいを吸着する事が出来るタイルで仕上げています。

空創の家の手洗いは、雑貨屋さんで購入されたカガミを設置しました。

上写真は、優律の家の手洗いです。

最近のクロスは、汚れや湿気などに抵抗できるモノもあり、また素材感もリアルだったり変化に富んでいて、比較的コストを抑えてイメージを作り込む時にクロスの貼り分けは効果があります。

クロスの貼り分けを検討する上で、大切な事のひとつに、その部屋に置かれる家具や雑貨などの色合いを考慮に入れておく事があげられます。

建物だけで色合いの調整(カラースキーム)をしてしまうと、暮らしが始まり家具や雑貨などが入るこむとごちゃごちゃして見えてきてしまったりします。

プランニングする時はもちろんの事、カラースキームをする際には、家具や雑貨などの色合いの想定は済ませておきましょう。

クロスの特徴のひとつに、比較的容易に貼り替えができる事があげられます。
クロスは飽きがきたり汚れてしまったりしても貼り替える事も可能です。
その為、比較的、現在の気分や流行で選ぶ事もありだと思います。

そこで、子供部屋などは、お子様ご自身に選ばせる方もおられます。
お子様が大きくなって来られた時期の誕生日などに、学校から帰って来ると部屋のクロスが大人の雰囲気に貼り変えられているといった様なバースデー・プレゼントをされるってのも、すごくサプライズがあって楽しいかも知れませんね。

クロスの貼り分けの例としては、色合いのバランスを取る方法が最も一般的です。

それに対し最近では、素材感がリアルになったクロスを素材の組み合わせとしてコーディネートされる事も増えました。

木目柄のクロスの木目の質感や、織物調のクロスの布目の質感の組み合わせで、ビンテージ感を出したり、エレガントに演出したりと、色合いのみならず素材感の組み合わせでも演出する機会が増えています。

クロスの貼り分けは、プランニング段階でもある程度イメージしておく必要があります。
色の変化は、広さの感覚にも大きな影響を与えますし、貼り分ける場所によって形状などを考えておく必要性も出てきます。

上の写真は外壁から伸びる白い内壁に段差がついてキッチン・ブースの木目の壁が存在しています。
もしここに段差が無ければ、同一面上でクロスの貼り分けをする事になり、違和感を覚える方もおられます。

細かい話ですが、壁に色々な役割を持たせた深みのあるプランである程、そういった部分が重要になってくる事もあるので、プランニングの際にクロスの貼り分けをしたい部分を設計される方に伝えておく事は大切だと思います。

最後にもうひとつ、色合いは光の反射を変化させるので、部屋の必要な明るさと同時に計画をする必要があります。

日中はどの程度の明るさにしたいのか?
どんな色合いや素材感のクロスをどこに使いたいのか?
それによって窓の位置や形状、面積などがかわる場合があります。
また、照明器具の位置や数なども変化します。

総合的に検討する必要があるので、プランニングの際にクロスの貼り分け部分などを伝えておく事は、やっぱり重要ですね!

狭小地の場合の多くは、左右両方の隣地の建物が迫って来て、接道面しか建物の外観が見えないって事も少なくありません。

ファサード(正面外観)をカッコよくしたいと思うけどみせる面が少なくて単調になりがちではないか?と不安に思われる方もおられるかも知れません。

そこで幾つかの例をご紹介します。

ポイント03
ファサード

先ず最初は「凝縮の家」です。
凝縮の家は環境を受け入れ事で上質を得たお住まい。
それはファサードにも表れています。

ファサードが単調になりがちなら、一層の事、シンプルにしよう!
そう考えたのが「凝縮の家」です。

次は、「単調だから、ちょっとした変化もインパクトを持つ」といった例。
「新流の家」のファサードです。

新流の家のファサードは逆バンクになっています。
駐車場の確保をしながら、2階を少しでも広く取った結果でもありますが、ファサードの表面積が少ない分、表現力が少なく単調になりがちですが、だからこそ、少しの変化が大きな影響力を持ちます。

逆バンクの外壁は、強い個性を感じさせています。

間口が狭く奥行きが長い敷地の特性から、ファサードに奥行きをもたせた2つの例です。

ひとつ目は「光拡の家」です。
内部空間もファサードとして見せ、奥行きを出して個性的なファサードにしています。

2つ目は「賢分の家」です。
賢分の家は積み木の様な立体の組み合わせ(立体感)を強調させるデザインになっていて、その立体の面で奥行きを表現しています。

ツートーンカラーになっているのは、その立体感と奥行感を印象付ける為でもあります。

この様にファサードも工夫次第でどうにでもなろうかと思います。
かえって、みせる面が少ない事で整えやすいとも思えます。

狭小地や旗竿の敷地などの様に敷地形状が不利に働き、実際に建物が建つ敷地か否かでお考えの方。
それはむしろ逆かも知れませんよ?
その敷地形状の特殊さ故の建物の面白さがカタチになる可能性もあります。

また以前は、土地は劣化せず価値を継続させるとお考えの方も多く、土地に費用をかける傾向もありましたが、昨今(住み続けるのだから自分に影響が大きい)住環境にこだわる考えの方が増えた様に感じます。
そこで、あえて北向きや旗竿、狭小地などといった、土地の坪単価や土地代金を抑えられる敷地を購入し、建物の面白さや仕様、性能など、つまり住環境の向上に費用を向けられる賢い選択をされる方も増えていると感じます。

プランニングが面白くなる北向きや旗竿、狭小地でご検討されている方。
一度プロの方にご相談されるのも良いかも知れませんよ?(笑)。

狭小地に建つ家の難題のひとつに採光の問題があります。

狭小地の横の土地も狭小地である場合が多く、そこに建つ建物は敷地ギリギリに建てられ、また高さで床面積を確保されている場合もあります。
その為、谷間みたいな狭小地で計画させていただく事も多からずあります。

「光拡の家」は建替えでした。
間口が6M程度。
奥行きに長く、俗に言う「鰻の寝床」。
隣地の建物が敷地ギリギリまで迫っている、典型的な狭小地でした。

建替える前の元々のお住まい兼事務所を見せていただいたのですが、殆どの部屋が昼間でも電気を消すと真っ暗になりました。

お住まいの名前の通り、どうやって光を取り込むか?が最大の検討事項となりました。

ポイント02
光のコントロール

弊社がさせていただいている打合せにイメージ・マップがあります。
工務店さんや設計事務所さんに伝え難いイメージ。
また、共通認識にもし難いのがイメージです。
そんなイメージを共有させる為に竹中工務店さんが考案したのが、イメージ・マップ。

方法は簡単で、建築雑誌などから気に入った写真を切り取り集めて、共通点などを探っていきます。

そのイメージ・マップで「光拡の家」のオーナー様にはある共通点を発見しました。
それは天空光による照度の確保でした。

天空光の反対(?)は直射日光です。
天空光とは曇りの日の光(明かり)の種類を言います。

天空光をつくるには、直射日光を取り込み乱反射させて部屋に入れる必要があります。

狭小地では直射日光の確保は難しいけど、天空光なら工夫すれば確保は可能です。

「光拡の家」には2つの天空光をつくる装置(空間)があります。
それは、ファサード(正面外観)を印象付ける庇のある大きな窓とその奥に続く廊下・階段。

もうひとつは、リビングルームの天井にある縦穴の吹抜けとその上部にある天窓です。

その2つの装置で日光を取り込み、乱反射させ天空光つくり、暗くなりがちの廊下の奥までも光を拡散させて届けています。

「間接照明が好き!」と仰る方をよくお見受けしますが、ギラギラした直接光(グレア)とは違い落ち着きのある雰囲気を好まれるからだと思います。

日光の取り入れ方も、照明同様、天空光にすれば、光の変化が少ない落ち着きのある雰囲気になります。

狭小地である事を逆手に取って、落ち着きのある大人の空間を演出されるのはいかがでしょうか?(笑)

今日は光拡の家の一年点検をさせていただきました。
光拡の家は、年末の大掃除が既に終わっているかの様に、とても美しく住んでいただいていて、とても嬉しい限りです。
点検結果も大きな問題が無く、安心しました。

本当はこちらからさせていただかなきゃいけないのに、今日も大変なおもてなしをいただき、感激です。
思わず長居してしまい、、、お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。

光拡の家を出て、(仮称)森田の家の現場に着いた時には14時頃でした。

最近は私事もありバタバタして、ついついLINEなどに頼ってしまい、現場に伺えずにいました。
しかし、顔を見合わせてのコミュニケーションがとても大切と考えている弊社ですから、今日は現場にお伺い出来て本当によかったです。

続いて、平景の家へ。

平景の家の景色は、本当に圧巻です。
時が過ぎる事を忘れて、水平線のその先を、ぼーっと眺めてしまいます。

そうやって平景の家でぼーっとしていると考える事があります。

決して諦めなかった人のみが許された景色があるのだと。
そんな事を思うのです。
ちょうど諦めず山頂まで登った登山者のみが許された景色の様な・・・。

たいていの人は、概念やカタチやリスクや他人の言う事や他人の目やそんなモノなどに捉われて、自分らしさやありのままである事を諦め、いつしか諦めた事すら忘れてしまいます。
そんな中でも自分の心の声を聞く事や自分らしさを諦めない事を努力される方がおられて、、、その方々のみが観えている景色があるのだろうなぁと、ここ平景の家に来ると思うのです。

もちろん、全てのモノには限りがあります。
それでもその中で、持てる自分の力を信じ続け、決して諦めなかった人のみが許された景色は、その人だけのモノです。

平景の家に来て、僕が観せていただいてるのは、そんな方々のおかげで観させていただいている借景の様にも思えてくるのです。

平景の家の景色は、圧巻です。

「光拡の家」のオーナー様ご家族をイメージして活けました。

今日は「光拡の家」オーナー様ご家族をお迎えしての、エクリュ10周年ホームパーティーを遊び心の家にて行いました。

昨年の5月17日を皮切りに続けてまいりましたエクリュ10周年ホームパーティーも、今日を含めて残すところあと3回。
あっと言う間の一年でした。

ここまで来るとオーナー様のお住まいを、つい先日まで打合せや現場をさせていただいてた感覚があります。

こんな風に、つい先日お会いした感覚がする間隔で、オーナー様ご家族をお会い出来ると嬉しいです。
遊び心の家に、いつでも遊びに来ていただきたいと思います。

また、ストップしていた(仮称)左内町の家も、動き出しそうなので、そちらが完成すればオーナー様ご家族とお会いできる機会もグンと増えるのではないかと楽しみにしています。

今日も、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。

今日は光拡の家の点検に伺いました。
お引渡以来、中々お会いする機会を得ず・・・(ご無沙汰して申し訳ありません。。。)
久しぶりにお会いできると、今日は楽しみに伺いました!

弊社では、お住まいをお引渡の後、(ちょうど車が車検を受けるのと同じように)定期点検を行っています。
定期的にお住まいに不具合が出ていないかなどをチェックし、早期発見、手直しなどを行うことを目的としています。

また、維持管理の仕方などを、点検時に再確認させていただいたりもしています。
お引渡の際に、維持管理の方法などは語彙説明させていただきますが、一度にたくさんのことをお伝えさせていただきますし、ある程度使われてからの方が良くご理解いただけることもあります。
そこで、点検の際などに、維持管理方法を再確認させていただいてます。

今日は、換気扇の掃除の仕方の再確認をさせていただきました。

点検も無事終了。
大きな問題もなく、一安心です。

点検結果をその場でご報告。
後に報告書としてご提出させていただきます。

点検を終えて、思い出話などに花が咲きます。

写真のコーヒーカップは、お母様の嫁入り道具のカップです。
お母様がお嫁入りの際、持って来られたのですが、既にたくさんのコーヒーカップがあったので、ずっと使わず仕舞われていたのを、今回、光拡の家に建て替えされたことで日の目を浴びたそうです。
そんなお話も、とても嬉しくお伺いしました。

(仮称)左内町の家は、弊社の新社屋です。
今日は、その新社屋へ移ろうと思った理由や意図を、光拡の家のオーナー様ご家族にお話をしました。

弊社のお客様、皆さまは、お住まいづくりに熱心な方々が多いです。
ご自分で自分達家族の住みよい住まいを一生懸命考えられて、弊社と何度も打合せを重ねながら、お住まいをカタチにされていかれます。
その為、様々なお話をお伺いし、様々なお話をさせていただきます。

お住まいが完成し、暮らしがスタートすると、定期点検には伺っていますが、お会いする回数やピッチが一気に減ってしまいます。
暮らしがスタートしてお会いする回数やピッチが減ることは、順調に暮らされているという意味ではとても良い事なんですが、会う回数が減ってしまうことに淋しく思っていただけるオーナー様もたくさんおられます。

そこで、新社屋へ移る計画を立てました。

詳しい内容は、ココでは追々お伝えするとして・・・
今日は、光拡の家のオーナー様ご家族に、新社屋に移る意図をお話しました。
そして、オーナー様ご家族に大変喜んでいただきました。
良かった(笑)。

お引渡。

2014年12月18日  /  光拡の家  

今日は光拡の家のお引渡でした。

契約では12月25日のお引渡でしたが、お施主様がクリスマスを新居で迎えたいとのことで、お引渡への工程を調整し直し、本日、お引渡となりました。
(工程の見直しは、有料のサービスとなっています。 詳しくはお問合せ下さい。)

どのようなクリスマスを迎えられるのか?
素敵な聖夜でありますように!(笑)

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