エクリュブログ

穏景の家

打合せで良くお聞きするご希望・ご要望として、広いリビングや広い玄関など、広さについてのご希望・ご要望をお伺いします。

確かに、ゆとりのある広い空間は、伸びやかで優雅な暮らしをイメージさせ、憧れを覚えます。

一方で最近急激に高まっているご要望に、省エネである事や、冬暖かく夏に涼しいお住まいである事があります。

認定低炭素住宅やゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)などの言葉も、打合せで耳にする様になりました。

ある意味、広い事と省エネである事は、相反する場合もあります。
また、「広さ」はイニシャルコストにも大きな影響があります。
「広さ」は「コスト」です。

「広さ」とよく似た感覚に「広がり」があります。
「広さ」はひとつの空間の面積や体積を示すのに対し、「広がり」はふたつ以上の空間などの関係性を示す言葉です。

この「広がり」を利用すれば、省エネなどコストを抑え、ゆとりや余裕といった感覚も得られる、まさに一石二鳥となります。

ここでは「広がり」を効果的に誘導させた例をご紹介致します。

上の写真は、「優律の家」のエントランスです。
広いエントランスをさらに奥にあるウッドデッキが広がりを演出しています。

ウッドデッキは囲われている為、目線が奥の壁で止まります。

一見すると囲われず目線が何処までも伸びる方が、広がりを演出できると考えがちですが、実はそうではありません。

目線が止まらないと、エントランスに続くウッドデッキは、外である認識が強く働く為、エントランスとウッドデッキを空間的に切り離してしまうのに対し、囲われたウッドデッキはエントランスと一体的に捉えやすくなり、広がりを演出する事が有効に働きます。

さらに広がりを効果的に演出する方法としては、奥の壁に目線を誘導させやすい工夫を施す事などがあげられます。

上や下の写真の様に、アイキャッチになる色の目立つイスなどを置くと、目線を誘導させやすくなるばかりか、「イスまで寄って行って座る」との行動のイメージまでも誘導させ、空間の関係性はさらに強く印象付ける事ができます。

また家具の持つイメージから、空間の演出もでき、一石三鳥以上の効果があります。

この様に「広がり」の感覚をうまく引き出す事で、省エネやコストを抑える事が実現され、且つ、ゆとりや余裕、豊かさをも空間に持たせる事ができます。

今日は穏景の家のオーナー様ご家族をお招きしてのエクリュ10周年記念ホームパーティーでした。

準備はもう手慣れたものです。

穏景の家は、福井県初(申請提出時点)の長期優良住宅モデル事業で建てられたお住まい。
あれから長期優良住宅の方向性は色々変化しました。
この度、また変わるとのお話も耳にします。
しかし・・・
住宅のスペックアップを促すのが、以前の住宅金融公庫や流通業といった国土交通省とは別業界ってのも、何だか考え深いものがあります。。。
とは言え、実際に住まれる方のご満足が高まり、より国民の生命と財産を守ることにつながるのであれば・・・どの業種がイニシアチブを取ろうが、そんなことどうでもいいのだろうけど・・・。

など、10周年に関係ないことも考えながら、食事をご一緒させていただいてました。

今回、とても嬉しくて感動し、鳥肌がたつことがありました。
それは、これです。
本当にありがとうございました!

今日は昼から、5月31日から始まる「三雲の家」完成内覧会の準備の打合せと、いよいよ明日からスタートするエクリュ10周年感謝イベントの最終社内打合せを、イベント会場である「遊び心の家」にて行いました。

先日(5月17日)、おかげさまで弊社は10周年を迎えることが出来ました。
ありがとうございます。
その感謝の気持ちを、10年間で建てさせていただいたお住まいのオーナー様にお送りするのが、エクリュ10周年感謝イベントです。
10周年であるこの1年をかけて、10年間で建てさせていただいたお住まいのオーナー様、皆さまへお届けすることを考えています。
今回は「つながりの家」のオーナー様ご家族を、遊び心の家にお招きし、ささやかな夕食をご一緒させていただきます。
その詳細な打合せをしました。

お喜びいただけるよう、出来る限りではありますが、感謝の気持ちと共におもてなしさせていただきたいと思います。

2014年5月17日。
おかげさまで株式会社エクリュは、
10周年をむかえます。

おかげさまで10周年。
本当にありがとうございます!

今日は素敵な一日でした。

今日は穏景の家へ、現在打合せしているお客様と一緒に伺いました。
穏景の家はちょうど築3年になるお住まいです。

オーナー様(ご主人)にお住まいをご案内いただいたのですが、新築のお住まいのように綺麗に住んでいただいてて、本当に嬉しく思いました。

打合せ当時のお話もたくさんお話しいただき、観に来られたお客様にはオーナー様の想いが十分ご理解いただけたのじゃないかと思います。

お客様が穏景の家のオーナー様に、ご質問をされました。
丁寧にお応えいただいてたそのお話の中で、不覚にも涙が出そうになりました。
それはオーナー様がエクリュのお話をされていた時のことです。
とても信頼していただいて、またご理解いただいてたことをあらためてオーナー様の言葉でお聞きすると・・・
とても嬉しくて。。。
あまりに嬉しくて・・・涙が出そうになりました。。。
本当にありがとうございます。。。
本当に嬉しかったです!

 *     *     *     *     *     *     *     *     *

家に帰ってくると、長女が嬉しそうに手紙を僕に持ってきました。

「パパ!ジジから手紙もらったよ!」
『読んでいいの?』
「うん!」

先日、ジジに手紙をもらってからと言うもの、(いつも散らかっていた)長女の部屋はとても綺麗に掃除され、片付いていました。
そこで、長女にどうしたのか?聞いてみると、ジジから手紙に、お部屋を綺麗にしていたら、心まで綺麗になるって書いてあったそうです。
だから、ジジの言葉を守っているとのことでした。

『わーちゃん。そのことジジに伝えたらどう? お手紙書いたら?』
「うん!そうする!!」

長女が書いた手紙の返事が、今日、家に届いてました。

ジジの手紙を読むと長女への気持ちにあふれていて、また、熱くこみ上げるものがありました。

今日は素敵な気持ちに何度も触れることができました。
鬼が外に行き、福が内へ入ってきた気がしました。

麺屋 輝之介

2012年1月20日  /  穏景の家  安穏の家  

以前、穏景の家のオーナー様からご紹介いただいた「麺屋 輝之介」。
以前伺った時にはお店が移転していて、遭えなく食することができませんでした。

ずっと気になってて、今日、安穏の家のオーナー様と昼食をご一緒できるとのことで、念願かなって一緒に行って来ました。

写真は「黒とんそば」大盛。

ちぢれ太麺がこってりスープとよく絡んで、とろとろチャーシューも美味しかったです。
大盛にしなくてもよかったかも。

麺屋 輝之介
〒910-0034
福井市菅谷2丁目10-22
0776-27-5423

定休日 木曜日

3ヶ月点検

2010年5月29日  /  穏景の家  実績紹介記事  



今日は「穏景の家」の3ヶ月点検(実質的に4ヶ月点検)に行ってきました。

点検結果は良好。
ひとまず安心です。

とてもかっこよく綺麗に住まれてて、嬉しかったです。

打合せどおりと言えば、打合せどおりなんですが、イメージどおりの家具がイメージどおりに置かれてて、イメージどおりの空間に、、、いや、イメージ以上の空間になっていました。

上手に住まれていました。



点検結果も良好ですし、上手に綺麗に住んでいただいてて、とても嬉しい気持ちで点検を終えることが出来ました。

これからは収納家具などを増やしていかれるとか。

どんどんお施主様の手で住まいがつくられていきます。
また、お手伝いが出来ることがあれば、何なりとお申し出ください。

和洋折衷

2010年3月1日  /  穏景の家  実績紹介記事  

和洋折衷とは、日本風と西洋風の様式を、適度に合わせて一つにすることと辞書にあります。

「和洋折衷」はお施主様が最初から仰ってたご要望のひとつです。

和洋折衷ってどんな空間をイメージしますか?
洋風のリビングに和室が併設されているものでしょうか?

穏景の家では、こう考えました。

そもそも「和」や「洋」をどうやって人は認識するのだろう?
多くの方の場合は、「和」の様式やアイデンティティなどを理解した上で「和」と認識しているわけではなく、また「洋」の場合も同じで、経験から来る雰囲気で「和」や「洋」と認識しているのではないか?
また、「和」の場合は木や紙などの素材感、「洋」の場合は大理石やガラスなどの素材感といった、マテリアルでも感じ取っているのではないか?
そう考えました。



ディテールも「和」や「洋」を認識する上で重要です。

上の写真のように笏谷石の束石や基礎を見ると、多くの方が蕎麦屋さんや「和」を感じるのではないでしょうか?
写真のようなディテールを目にすると、床のタイルやフローリングまで「和」のエッセンスを感じ出す。
この感覚を利用し、「穏景の家」では、導入部分(アプローチや玄関など)で誰もが「和」を意識できるような「素材」や「形状」「色彩」や「照明計画」などで演出しました。

この導入部でしっかり「和」を意識付けられることによって、ソファーが置いてあるリビングへ足を進めたとしても「木」などの「素材」を引き続き使うことで「和」のエッセンス・「和」のニュアンスが訪れる人の中に残らないか?と考えました。



また、ダイニングの天井はシナベニアの木目を交互に方向を変えて貼ったり、テレビボードの奥の壁も同じようにタイルの串目方向が交互になるように貼る(市松貼り)など、ソファーやダイニングテーブルなど、「洋風(家具)文化」の空間にあっても「和」を意識する為のディテールなどを検討しました。

見る人によっては「和風」にも見え、また「洋風」にも見える。
「穏景の家」は「和洋折衷」にこだわりました。

「穏景の家」という名前になった由来でもありますが、お施主様からのご要望は「視覚的」なものが多く目立ちました。

例えば、、、

リビングでは、ソファーに座って菜園を眺められるようにしたい。

外を眺められる場所が欲しい。

お風呂は非日常的な空間とし、坪庭などを眺められるようにしたい。

外観(ファサード)は一般的ではなく、でもシンプルな外観がいい。
などです。

何が見えるか?
どう見えるか?
いつ見えるか?
どんな時に見えるか?
など、視覚的なご要望やイメージをたくさんお持ちだったように感じます。

『北の眺望、南の日照』と言う言葉はご存知ですか?

建物を計画する上で基本的な考え方ですが、日照条件に適しているのは南側の窓で、眺望など景色を取り込むなら北側に窓を設けるのがセオリーです。

「穏景の家」が北側にルーフ・テラスがあるのは、「外を眺められる場所が欲しい。」とお施主様からのご要望をいただき、また、お施主様のNEEDSのウェイトがとても重かった(重要だった)為です。

北側のルーフ・テラスが2階の床高さから、400(40cm)上がっているのは、出来るだけ遠くを見渡せる為でもありますが、もっと大切な要因があります。

それはファサード(外観)です。



ポーチ部分を母屋から別の立体とし、色やテクスチャー(表面の質感)やマテリアル(素材)などを分ける建物は結構目にする機会があります。

お施主様からのご要望に「外観(ファサード)は一般的ではなく、でもシンプルな外観がいい。」というものがありました。

単にポーチ部分と母屋部分を色分けなどをするだけでは、シンプルな形状を選択すればするほど一般的と映りがちです。
そこで、立体のボリュームのバランスを検討しました。

ポーチと母屋の立体のバランスは、一般的なNEEDSになればなるほど、比率も平均化していきます。
きっと平均的な比率に近づけば近づくほど「見たことがある」と認識されることになります。

「穏景の家」のお施主様には、「和」のエッセンスをアプローチ部分で表現すると言うものがありました。



例えば当初アプローチ部分には茶室の待合のようなものなどをイメージされていました。
お家への導入の仕方が「穏景の家」ではとても大切なファクターだったからです。

このことを先ほどのファサード(外観)のご要望と足して実現し、一石二鳥にならないか?と考えました。
ポーチ部分に新たな要因(ご要望)をプラスしていくことで、一般的ではないNEEDSなど(ボリューム)のバランスになることを考えました。

ポーチ部分にプラスした要因は以下です。
 ・ 外を眺める場所が欲しい
 ・ 建物への導入に演出が欲しい

これらを両立させることで、ポーチ部分立体を色分けし、形状をシンプルにしながらも、一般的とは感じないファサードを実現しました。


「穏景の家」の内覧会に来ていただいた照明デザイナーをされているお客様が仰るには、
「誰にでも解るってことは、本当のことではないんだよ」

う~ん・・・ 深い。
わたしもそう思います。

これはわたしの持論ですが、デザインはパン作りでのイースト菌のようでなくてはならないと思うのです。
パンを食べて美味しいと感じる時、イースト菌を意識する人はほとんどおられないと思います。
デザインもそうで、目地のおかげでどう見えるとか、光のおかげでどう感じるとか、、、
デザインがバレてしまうようなデザインは、限りなく狙いは失敗に近いと言うか・・・。

つまり、「誰にでも解るってことは、本当のことではない」と仰った、お客様は、さすがデザイナーだと感じるのです。



ではなぜこういうことを書くのか・・・自問自答しながらお伝えいたします(笑)。

「穏景の家」のお施主様のご要望に
「リビングでは、ソファーに座って菜園を眺められるようにしたい。」
と言うものがありました。

「庭」では無く「菜園」と言うことがポイントなんですが、、、ここでは気付かれないぐらい些細なことですが、目線の動きを誘導したい気持ちの表れをご紹介します。

通常、フローリングは部屋の長辺方向に沿って貼ります。
それは昔は床を貼るための材料に「根太」という材料があるのですが、この「根太」を部屋の短辺方向に配置するのが一般的だったため、フローリングはそれに直行して長編方向に貼られるようになったとも言われています。

しかし、現在の木造住宅は耐震性などの見地から水平力に抵抗するべく床を構造用合板など根太では無く面(パネルなど)で耐力を取ることになってきています。

「穏景の家」も長期優良住宅ですので、地震時などに受ける水平力に対する抵抗力はかなり高い水準で設計されており、根太では無く構造用合板を敷きこんでいます(注:根太で建てると脆くなるというわけではありません。詳しくはお打合せをしている工務店さんなどにご相談下さい。)。

つまり、フローリングの貼り方向は、どちらでも強度には関係ありません。
自由です。

そこで、どちら方向でもいいのなら、目線の動きを誘導させようということで、部屋の短辺方向にはなるのですが、外へ向けてフローリングを貼りました。
また、照明計画も外へ目線が誘導できればと考えて行いました。

また、リビングからのウッドデッキへは、軒が伸びています。

その軒裏の仕上は、ダイニングやキッチン・和室の天井と同じシナベニア(耐水)を使用しています。

そして、レベル(高さ)も同じレベルにしています。

これも目線が外へ誘導できるようにと考えて施しました。

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