奥のある家

奥のある家

その先に広がる暮らしの物語。

各所に「想像力をかきたてられる空間の展開」があります。例えばリビングに続くパティオ。内部の壁や床をそのままつなげることで、実際の広さ以上に広さを感じます。また、廊下の突き当たりには必ずドアを設置し、ドアの向こう側がとても気になります。「奥のある物語」がドラマティックに展開する住まいです。

所在地

越前市本保町

用途

住宅

構造・工法

木造2階建GL立平葺き

延べ床面積

112.11㎡(33.91坪)

家族人数

3人

打合せ期間

2004年12月~2007年3月(2年4ヶ月)

契約工期

2007年3月~2007年8月(6ヶ月)

備考

鉄骨階段

リビングから続くルーフテラス。ひとたびその場に立つと、屋内からは感じられなかった浮遊感を感じられます。

廊下の先にドアがあることで、その先の空間が特別のものに。左に寄ったダウンライトなどでその過程も演出されています。

住まいで唯一明るさの抑えられたこじんまりとした雰囲気の和室が、この住まいにメリハリを生んでいます。

奥に伸びるラインやスリット形状、照明の仕掛けが、トイレの奥行きを増長し、まるで洞穴のように見せてくれます。

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