しぜん体の家

しぜん体の家

家族が自然にそろう住まい。

それは、家族の一緒にいる時間が、自然に生まれ育まれてく住まい。どこにいても家族の気配を感じられる吹き抜けを中心に、居心地の良いダイニング、膝をつき合わせた対話にふさわしい和室、みんなで学べるスタディコーナーが広がります。移ろう四季を家族とともに楽しむお施主様の笑顔が目に浮かびます。

所在地
福井市種池町
用途
住宅
構造・工法
木造2階建GL立平葺き
延床面積
99.00㎡ 29.94(坪)
打合せ期間
2006年3月~2006年11月(9ヶ月)
契約工期
2006年11月~2007年4月(6ヶ月)
備考
内部床:無垢フローリング
しぜん体の家

格子からもれる光が、住まいの表情を変えていきます。温かみのある演出は帰宅した家族の気持ちをそっと包みます。

しぜん体の家

ウッドデッキには植栽が施され、家の中に居ながら外の空間を感じられます。窓から見える枝葉は四季の案内人です。

しぜん体の家

この住まいの居間は和室です。ダイニングとの仕切りの襖を閉めると、独立した情緒あふれる空間が生まれます。

しぜん体の家

吹抜けの空間で配慮したのは、天井の高さ。高くなりすぎて温かさや落ち着きが失われないように、色合いや素材、形状によって圧迫感を表現し、視覚的な低さを生み出しています。

しぜん体の家

記事一覧

2002年10月4日

出会い

「しぜん体の家」のお施主様との出会いは・・・なんと2002年の10月まで遡ります。
すごいですね。(笑)

これも当時勤めていた会社で手がけた建売を見に来られました。
その中で「がらん」といった和風の建物があり、それを甚く気に入っていただきました。

建売は武生だったので、それ自体を買うというつもりは最初からおありではなく、見ていただいたという感じでした。

2004年6月3日

ファーストヒアリング

最初の出会いは2002年ですが、それからずっと打合せなどをしていたわけではありません。

ファーストヒアリングは2004年6月3日です。
当時は西谷の土地で打合せを開始しました。
そして2004年9月14日の打合せの後、中古住宅の購入も考慮に入れられ、しばらく打合せに来られませんでした。

次にお越しいただいたのは2006年3月24日。
そこからは土地も種池でご購入され、本格的に打合せを開始しました。

2002年から2006年の間、お施主様はご自分達で色々なケースを想定されたり試されてたのだと思います。
残念ながら、わたし達はその期間、お施主様のサポートが出来ていませんでした(わたし達も会社の立上げをしていましたし、お施主様はご自分で検討されてました)。
きっとお施主様は色々ご苦労されたことと思います。

2004年6月5日

打合せ時間

「しぜん体の家」のお施主様は1回の打合せ時間が最短でした。

エクリュへ来られるお客様の打合せ時間は驚異的に長い方が多くおられ(笑)
6時間以上エクリュでお話いただく方も少なくありません。

そんな中、「しぜん体の家」のお施主様はキッチリ1時間30分で毎回終わりました。

お子さんがまだ小さかったこともありますし、ご主人様がお忙しい方であったこともあります。
それはそうとむしろ、お話がいつも要点をつかれていて、共通認識のスピードはかなり速かったのではないかと思います。
ただ、本当はもっと寄り道(雑談)をしたかったと思っています。(笑)

「しぜん体の家」のお施主様は話のされ方は一見合理的で無駄がなく、COOLなイメージがあります。
ところがその内面はと言うと豊かな想い(愛)と情緒や趣などとても温かみがある方です。
わたしは、そのような感じを受けています。

やっぱりもっとお話がしたかったです。(笑)

点検などに伺ったときは、このときの後悔を埋める様に色々なお話をします。
そんな時、エクリュがお施主様の傍に寄り添わなければならないのですが、お施主様がエクリュの傍に寄り添っていただいていると感じます。

2008年4月25日

内覧会広告

内覧会広告

『和』のテイストを含めたミニマムな空間です。
広告もちょっと『和』を感じさせるテイストになっています。

先日『しぜん体の家』の1年点検に行ってきました。

気に入って住んでいただいてることを実感することが、本当に嬉しくて、実はほっとしたりもしてます。
もちろん。 お客様のご要望(×WANTS ⇒ ◎NEEDS)を顕在的なモノは当然、潜在的な部分も探って設計・施工しますから、よい空間になってると思っていただける自信が無いわけでは無いんです。
でも、正直、喜んでいただいている姿を目の当たりにするとほっとします(笑)。

『しぜん体の家』。
ご家族の幸せをずっと優しく包んでくれよ!!
エクリュもずっと支えるから・・・。

2009年4月26日

構造耐力上主要な部分。 雨水の侵入を防止する部分。

今日もすごい春の嵐ですね。

今日は種池にあるしぜん体の家の2年点検でした。

2年点検

特に大きな問題も無く、一安心。

子供達がイキイキ楽しそうにしていたのは、本当に嬉しいことですね。
「家」を感じます。

今日みたいに外が激しい風雨の日は、内で無邪気に遊ぶ子供達との対比で基本スペック(構造や防水など)が安定感があればあるほど良いなぁ~と実感します。

華やかさが無いけど、すごく大事なことのひとつが基本スペックですね。

4月29日にはお客様とプレカット工場の見学に行ってきます。
また、構造見学会も予定しています。
後日、ご案内いたします。

面白くないなんて言わないで、見に来てください(笑)。

2009年4月29日

自分ことは自分でしない!

先日、Ecru-ARCのオーナーさまのおうちに伺った時、

「自分のことは、自分でしない!」

と書かれた紙が壁に貼ってありました。

最初は何のことかよく解りませんでした。
奥様に意味をお聞きしても「さぁ~?!:笑」と。

でも、オーナーさまとのおうちづくりを思い出すと、、、何となく見えてきました。

会社でも忙しくなればなるほどチームワークが必要となるのですが、
忙しくなればなるほど自分で仕事にのめり込むと言うか、
必死になってしまい周りが見えず、自分だけで仕事をしがちです。

その度に、これではダメだ! とわたしは思います。

「自分のことは、自分でしない!」

も、ご家族をとても大切にされるオーナーさまだから、
家族の一体感、チームワークを重んじ、書かれたのではないか?
そう感じました。

どんなコミュニティーでもそうですが、自分だけではなく多くのかかわりの中にあります。
でも、必死になったり一生懸命になればなるほど、そんな当たり前のことを忘れた行動をとってしまいます。

生真面目で、いつも真っ直ぐのオーナーさま。
きっと、必死になるあまり、大切にされているご家族のことも見えなくなるような瞬間があったんでしょうね。

それで、 「自分のことは、自分でしない!」 と書かれたのではないでしょうか?

やっぱり生真面目なオーナーさまらしいです(笑)。

2009年11月1日

スタディーコーナーも家族全員分

e0147412_20471294スタディーコーナは家族4人が並んでも充分なスペースを確保しました。

家族が一緒に学べるスペースが欲しいとのご要望からです。
いずれお子さんが学校へ行かれて宿題が出たりすると、ご主人が勉強を教えられたりするのでしょうか?

2009年11月2日

装飾の為のスペースは、好きなものを確認するためのスペース

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居間は畳敷きです。
家族が膝を突き合わせているイメージがあって、ソファー(リビング)では無く座卓(居間)としました。

天井の高さを抑えて、家族の一体感を表現しました。
ダイニングとの仕切りの襖を閉めると、こじんまりと落ち着いた和室になります。

床の間はお施主様のご要望でどうしても必要でした。

飾る為のスペースから、四季や移ろいなどを感じていたいとのお施主様からのご要望でした。
飾るスペースは階段上り口にもニッチを設けてあります。

「飾る」という動作は、好きなものを確認する動作に似ています。
家族と好きなものに囲まれての暮らしは、この上ない豊かさかも知れません。

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2009年11月3日

温かさの表現

e0147412_20184157アットホームと言うか、スウィートホームと言うか、温かみのある雰囲気が「しぜん体の家」には必要でした。

左の写真は下足箱ですが、既製品の下足箱だけではいくら色合いを検討してもシンプルで軽く見えてしまうので、木製カウンターを設けて天板の厚みを厚く見せました。

そのことで、軽さがなくなり頼り甲斐があると言うか、温かみのような雰囲気を出すことが出来ました。

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階段のササラやさらしの梁も空間に温かみを出す為に選択した形状です。

但し、単に温かみを出すのではなく、形状はシンプルにしなければお施主様の持たれているイメージに近付けませんでした。
微妙なエリアを探り、色合いや形状など計画しました。

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キッチンの前のカウンタ(食器棚)も扉を閉めていると一体の立体に見えるようにし、木質もボリューム感を出すのに一役かっています。

2009年11月4日

家は家族と過ごす場所

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「しぜん体の家」を語る上で「家族」は外すことができません。

どのご要望にも「家族」という名詞が付随されていたと感じます。

・家族と一緒に学ぶスペースが欲しい
・家族でお月見などの行事を楽しみたい
・いつも家族の気配を感じられるようにしたい

全ては家族といたい場所(スペース)として設計されたと感じます。

家族をつなげるアイテム。
これは2004年のときから変わらずいただいてたご要望です。

それは吹抜けのある家。

ただ、わたしの中で矛盾がありました。
家族と一緒に過ごす感じを建物として演出するには、空間がこじんまりとしている方が向いていると思ったかたです。
あまりに空間が広がると、一緒にいるという感覚は薄れてしまいます。

そこで、空間を近付ける(狭く見せる)ような工夫をしました。

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吹抜けの天井面は2階の天井面より550mm程下げて、吹抜けのCH(天井高さ)を2階とのつながりを殺さず、出来るだけ低くなるようにしました。

次に吹抜けの天井面を黒い色に塗装し、天井に重みを持たせることで空間が膨張して見えないようにしました。

こじんまりととまではいかないまでも、一体感は感じ取れる程度の広がりとして、抑えることができました。

2009年12月1日

しぜん体の家

しぜん体の家

いつも家族が一緒にいる。
素朴な温かみのある家。
家族の為の家。

しぜん体の家。

2014年5月17日

Ecru 10th Anniversary

2014年5月17日。
おかげさまで株式会社エクリュは、
10周年をむかえます。

おかげさまで10周年。
本当にありがとうございます!

2014年5月23日

感謝祭と内覧会の社内打合せ。

今日は昼から、5月31日から始まる「三雲の家」完成内覧会の準備の打合せと、いよいよ明日からスタートするエクリュ10周年感謝イベントの最終社内打合せを、イベント会場である「遊び心の家」にて行いました。

先日(5月17日)、おかげさまで弊社は10周年を迎えることが出来ました。
ありがとうございます。
その感謝の気持ちを、10年間で建てさせていただいたお住まいのオーナー様にお送りするのが、エクリュ10周年感謝イベントです。
10周年であるこの1年をかけて、10年間で建てさせていただいたお住まいのオーナー様、皆さまへお届けすることを考えています。
今回は「つながりの家」のオーナー様ご家族を、遊び心の家にお招きし、ささやかな夕食をご一緒させていただきます。
その詳細な打合せをしました。

お喜びいただけるよう、出来る限りではありますが、感謝の気持ちと共におもてなしさせていただきたいと思います。