想円の家

想円の家

まるくおさまる。

あふれ出たさまざまな想いは、
ゆるやかに、心地よくつながりながら、
ひとつの住まいにまとまりました。
まるで、それぞれのしあわせが
家族みんなのしあわせだと言わんばかりに。

LIXILメンバーズコンテスト2014 新築部門 敢闘賞

所在地

福井市三郎丸

用途

住宅

構造・工法

木造軸組プレウォール工法 省令準耐火構造 2階建て

延べ床面積

136.22㎡(41.21坪)

家族人数

5人

打合せ期間

2012年11月〜2013年9月(11ヶ月)

契約工期

2013年9月〜2014年2月(6ヶ月)

備考

高気密高断熱仕様、パッシブ設計(吹抜けなど)、ハイブリッド給湯・暖房システム(ECO ONE)、ガス温水床暖房システム、熱 交換型第一種換気システム、ライトコントロールシステム、オリジナルTVボード、オリジナル食器棚。

突き出した縦長のスリット窓とエントランスの雰囲気が感じ取られる大きな窓が 印象的なファサード。色彩は周辺の建物との調和を図って決定しました。

アールの垂壁と角がアールになった和室の小上がりの床は、和室を空間の中で印象付けるだけでなく、リビングルームとダイニングルームをやんわりとつなげる役割も果たしています。

アールの階段は動線(上り下りする感覚)を自然とスムーズにします。アールは視覚的にまるく穏やかにするだけでなく、動きなども和らげます。

吹抜けにあるアールの天井は、上下階を視覚的につなげています。また、アー ル部分に照明など光を当て、陰影のグラデーションをつくり印象付けています。

各所、アールにより、やわらかく空間をつなげている想円の家。パッシッブ設計することで空気の流れも家全体をめぐるように工夫がされています。

この住まいに関するブログ