工場見学会



この日は構造材などでご協力いただいているウッドリンクさんが主催される「工場見学会」へお施主様と行って来ました。

工場は富山県にあり、朝、ウッドリンク福井支店さんの社屋前に集合して、そこからバスに乗り込み伺いました。



お家の柱や梁や耐力壁などがどのようにつくられ、現場に運ばれみなさんのお家に成っていくのか?
工場の生産ラインや品質管理状況などをご説明いただき、体感したり、将来的に来る確立が高まっていると言われている東海沖地震を体感できる地震車に乗ったり、実際の構造体に地震時にかかってくる水平力をそうていしてテンションをかけ、破壊実験をしたりもしました。





恐怖心をあおって話すような仕方は、わたし自身は好みません。
ただ、現実は厳しくとも向き合っていかなくてはなりません。
そしてより確実な「あんしん」を得ていただきたいと思います。

お施主様は会場で楽しそうになさっていたので、わたしは安心しました(笑)。

自分ことは自分でしない!

先日、Ecru-ARCのオーナーさまのおうちに伺った時、

「自分のことは、自分でしない!」

と書かれた紙が壁に貼ってありました。

最初は何のことかよく解りませんでした。
奥様に意味をお聞きしても「さぁ~?!:笑」と。

でも、オーナーさまとのおうちづくりを思い出すと、、、何となく見えてきました。

会社でも忙しくなればなるほどチームワークが必要となるのですが、
忙しくなればなるほど自分で仕事にのめり込むと言うか、
必死になってしまい周りが見えず、自分だけで仕事をしがちです。

その度に、これではダメだ! とわたしは思います。

「自分のことは、自分でしない!」

も、ご家族をとても大切にされるオーナーさまだから、
家族の一体感、チームワークを重んじ、書かれたのではないか?
そう感じました。

どんなコミュニティーでもそうですが、自分だけではなく多くのかかわりの中にあります。
でも、必死になったり一生懸命になればなるほど、そんな当たり前のことを忘れた行動をとってしまいます。

生真面目で、いつも真っ直ぐのオーナーさま。
きっと、必死になるあまり、大切にされているご家族のことも見えなくなるような瞬間があったんでしょうね。

それで、 「自分のことは、自分でしない!」 と書かれたのではないでしょうか?

やっぱり生真面目なオーナーさまらしいです(笑)。

構造耐力上主要な部分。 雨水の侵入を防止する部分。

今日もすごい春の嵐ですね。

今日は種池にあるしぜん体の家の2年点検でした。

2年点検

特に大きな問題も無く、一安心。

子供達がイキイキ楽しそうにしていたのは、本当に嬉しいことですね。
「家」を感じます。

今日みたいに外が激しい風雨の日は、内で無邪気に遊ぶ子供達との対比で基本スペック(構造や防水など)が安定感があればあるほど良いなぁ~と実感します。

華やかさが無いけど、すごく大事なことのひとつが基本スペックですね。

4月29日にはお客様とプレカット工場の見学に行ってきます。
また、構造見学会も予定しています。
後日、ご案内いたします。

面白くないなんて言わないで、見に来てください(笑)。

地盤調査

細かい部分のプランも大体決定してきましたが、コストマネジメントする上で、大きく影響する費用に地盤改良費があります。

地盤改良工事とは、国土交通省が告示第千百十三号第二を基に定めている、荷重や深さなどによる一定の水準を満たさない地盤に関して、それらを満たす為に行う工事のことで、様々な方法があります。

木造住宅の場合、最も一般的な工法に表層改良や柱状改良、金属パイルなどがあります。

必要な数値を満たした地盤なら、このような工事は必要ないのですが、そうでない場合は何らかの対策を取らなくてはなりません。
ですので、地盤改良工事費は0円から状況によっては100万円以上もかかってしまう場合もあり、大きくコストコントロールに影響します。

そこで、この時点で地盤調査をしておくことをお勧めしました。
契約前に色々なコストを明確にしておく必要は当然にあります。
仮に地盤改良が必要となった場合は、結構な金額(概算では100万円みてあります)が必要となりますので、出来るだけ早く状況を把握されておくことをお勧めしました。

そして地盤調査を行うことになりました。

建て方

建て方

今日は建て方(上棟)でした。

お施主さんをはじめ、関係者の皆さん。
お疲れ様でした。

とても立派な建物で、かなり時間もかかりました。
でも、いい感じなファサードが見えてきました。
楽しみです(笑)。

今日は一日お疲れ様でした。
深~い眠りにつけそうです(笑)。

やっぱり・・・とのことで、間取りの変更

この日の打合せではお施主様が何か言いにくそうに。
「やっぱり子供部屋を元の大きさにする為に吹抜けをやめて、子供部屋を広げてもらえませんか?」
とのご要望をいただきました。

構造の検討も進み、ほぼ終えていましたが、柱の位置などが変わってしまうとなるとまた検討のしなおしです。

ただ、ご主人が楽しみにされていた吹抜けのスペースを、生まれたばかりのお子さんに譲られるお気持ちを思うと・・・もう一度みんな(協力会社さん)仕切りなおしをしなければと思いました。
そこでお約束していた工事時期を延ばしていただくことを条件に、再度プランニングをしなおすことにしました。

仕様



間取りが決まったので照明計画など具体的な仕様を決めていきます。

この日は照明計画のご提案と換気システムのご提案を行いました。

エコロジーを検討されているので照明はできる限り蛍光灯などが中心となりました。
演色性や調光による演出・コストを考えるとミニクリプロンなどが適しているのですが、お施主様はエコを優先されました。

お施主様の選択の仕方も、立派な選択だと思いました。

照明のレイアウトの仕方も、窓の外などへの目線の誘導にも役立てようと考えました。
リズムよく並ぶダウンライトは、窓の外へ向かいます。