時間が許す限り、何度でも。

今日は(仮称)天池の家の打合せ。

(仮称)天池の家は、現在、ショールーム巡りとプランニングを、同時並行して打合せ中です。
今日は、水曜日なのでショールームはお休み。
会社でプランニングの打合せとなりました。

(仮称)天池の家は現在Type-05。
つまり5プラン目です。

弊社は、設計依頼書をいただいた方には、時間が許す限り何プランでも描かせていただき、打合せをさせていただいています。

(仮称)天池の家。
次回はショールームにて打合せの予定です。

無意識による疲労。

今日は(仮称)森田の家のお客様と顧客満足度No.1の(オリコンの調べ)タカラスタンダードのショールームと、超長期優良住宅に取り組むなど環境にも大変配慮されているウッドワンのショールームに伺いました。

これで、(仮称)森田の家のお客様に関しては、ご希望されるメーカーさんのショールームを、一通り観ていただいたことになります。
大変お疲れさまでした。
ご協力いただいた方々、ありがとうございました!

見積りがあがってきましたら、仕様の打合せに移りたいと思っています。

今日は、ショールームのあと、打合せなども行いましたので、朝から夕方まで一日お付合いをいただきました。
ありがとうございました!

ですので、お昼ご飯もご一緒させていただきました。
今日は、アギーに伺いました。

食事中もお住まいの設計に関してのお話になります。
今日のお話は「無意識による疲労」の話をしました。

以前、店舗兼住宅を設計させていただくに当たり、気を使って考えた内容があります。
それは、無意識による疲労をどう抑えるか?ということです。

職場と住まいが同一の建物の中にあるので、よほど考えないと、仕事と日常がイッショクタになってしまいます。
住まいにいてもどこか仕事の事を意識してしまい、くつろげないのでは、仕事の効率にも悪影響が起こる場合もあります。
そこで、職場と住まいをどのように意識を切り替えさせるのかをじっくり考えたお話をしました。

これに類似したことは、住宅の中にも存在します。
本当ならばくつろぐためのリビングルームから、片付いていないキッチンが見えたりすると、例えばテレビでドラマや映画を観ながらも、どこか無意識の意識の中で、ひそかに後ろ髪を「片付けをしなきゃ」と引っ張られたままになってしまいます。
このように、切り替えがし難い空間は、無意識による疲労が溜まっていき、休まらない家になってしまいます。

人はこういった無意識の決断や、無意識の判断など、一日中何度も何度も繰り返しています。
1日10万回以上、決断や判断など思考を繰り返しているという情報もあります。
その回数を減らすことで、疲労度を減らしたりくつろげたりする。
そして、建築にも無意識の疲労を減らすことが出来る工夫がある事を、今日はお話しました。

「もう少し・・・もう少し・・・」

今日は今日遊の家のお施主様と、現場にて最終の打合せ。
クロスの最終決定をしていただきました。

仕上ってくると、お施主様も「もう少し・・・もう少し・・・」って思われるんでしょうね。
契約の際、一度減額された部分を再度増額されるってことも、珍しくなくあります。

お住まいは、建てることに意味があるわけではなく、豊かな暮らしにこそ意味があります。
だから、ギリギリで建てられることはお勧め出来ません。
無理のない範囲での建設をお勧めします。
でも、「もう少し・・・もう少し・・・」ってお気持ちも、、、確かに理解は出来ます。

僕自身、3年ほど前に家を建てましたが、3万円を減額せず、ココに窓を付ければよかった・・・なんて実は思ったりもしますが、当時は、3万円を削る必要があったんです。

後から出来る事は、後回しにして、今しかできない事を優先するって選択の仕方もあります。

とにかく、目的は「豊かな暮らし」にあります。
豊かな暮らしが永続的に続きますように!
弊社の出来る事をお手伝いし続けたいと思います。

ほのめかす美。

先日建て方を終えたと思っていた(仮称)灯明寺3の家。
現在は既に防水シートの施工を終えています。

これでとりあえず、雨水の侵入を防ぐことができます。
一安心です(笑)。

(仮称)灯明寺3の家は、決して派手で無く、解る人には解るようなこだわりをほのめかすファサードなどをご希望されていました。

例えば・・・
玄関ドアは高さを低くするオーダーをしました。
通常、既製品からコストをかけてサイズオーダーされる方は、大きくされるのが一般的。
それを(仮称)灯明寺3の家のお施主様は、高さを低くされるサイズオーダーをされました。
この辺に、解る人には解る渋さがあります(笑)。

「Less is more」 「God is in the detail」

今日、優律の家の足場を撤去しました。
足場が無くなり、あらわれたファサード。
インパクトを感じます。

優律の家のイメージマップの分析結果は、大きく二極化していました。

ひとつは、禁欲的な形状とシンプルな構成、いわゆるミニマリズムです。
もう一方は、上質、エレガントな伝統的洋風の邸宅を思わせるイメージ。
ある意味、相反するようなこの二つのイメージの共有化というか、利用をしたのが優律の家です。

ファサードはそんな二極化のイメージを共存させるのにとても重要な役割を果たしています。

ミニマリズムの思想の原点に、「Less is more」という考え方があります。
「より少ないことは、より豊かなこと」というこの考え方を逆手に取り、カガミの役割をミニマルな形状に果たさせているのが優律の家です。

そのカガミで何を映し出すのか?
それが二つ目のイメージ。
エレガントなエッセンスです。

優律の家には、ミニマルな形状の中に、伝統的な建築物を思わせるフォルムやディテール、マテリアルが目を引きます。
そんなエレガントなエッセンスを眼球に残し、ミニマルな形状の上に重ねて空間を捉えさせようとしたのが、優律の家です。

まさに、「God is in the detail」(神は細部に宿る)
ミース・ファン・デル・ローエの言葉を参考にさせていただき、設計した優律の家です。

雨降って、地固まる。

今日は(仮称)光陽の家の地鎮祭でした。
「雨降って、地固まる」 と言うように、雨の中の地鎮祭は良いとされています。

地鎮祭は、「ぢちんさい」や「ぢまつり」、「とこしずめのまつり」などとも言い、土地の神様にご挨拶をし、工事の安全や家内安全など祈願します。

数日前にお子さんを出産された奥さまは、地鎮祭にはご参加いただけませんでしたが、奥様の分までシッカリ神様にご挨拶をさせていただきました。
おめでたいことが続きます(笑)。

地鎮祭も滞りなく終え、神様の次はご近所さんにご挨拶させていただきました。

数か月(約半年間)、細心の注意をしますが、工事などでご近所にはご迷惑をおかけします。
そこで工事に入る前に、お施主様と一緒にご挨拶にまわりました。

(仮称)光陽の家は建て替えなので、ご近所との関係性も構築されて来られたので、ご近所さんも着工をお喜びいただいて、本当にありがたいです。

その後、場所を遊び心の家に移し、最初の発注承認の打合せを行いました。

遊び心の家での打合せは、実際の住まいを見ながらなので解りやすいですが、床暖房と色温度2700Kアンダーの証明計画などにより、眠たくなってしまい、どうしても打合せが長くなってしまいます。
お時間いただき、ありがとうございます!(笑)

外観など、大まかなカラースキームの決定をしていただきました。

この時点で、発注内容以外もシッカリと決めていただく必要があります。
それは、色は単品で決まるのではなく、相互の関係性で美しさなどが決まるからです。
途中で一部の色などを変更してしまうと、全体的なバランスが崩れてしまい、せっかくまとめてきたイメージマップでの方向性が実現できない場合もあります。
ですので、この段階で発注内容以外の色まで明確に決めていただく必要性があるのです。