鉄は暑いうちに打て?

今日は、昨日、塗装の施工が済んだフラットバーの手すりを取り付けに、新流(しんりゅう)の家に行きました。

階段の手すりは、シンプルな丸棒型の手すりに人気が集まりますが、次にフラットバーやコラム(角形)のスチール手すりやステンレス手すりも人気があります。
新流(しんりゅう)の家は、迷わずフラットバーの手すりを選択されました。

その後、手すりを製作、取付けしていただいた鉄工所の職人さんたちと、(仮称)三郎丸の家に移動。
ここでは、パティオ(中庭)のグレーチングの施工と、アプローチのステンレス手すりの打合せをしました。

パティオのグレーチングの施工は、有理の家の時、みんなで知恵と手間などを出し惜しみなく絞り出し、実現しました。
今回も、結集させるぞ!とみんなで話し合うのですが、記憶が少しずつ違うところもあり・・・
現物を見せていただきに有理の家へ伺うことになりました。

有理の家のオーナー様には、快く、見せていただく事に了承していただき、早速、お伺いしました。

相変わらずの CAFE TERRACE のような空間に癒されながら仕事にかかります。

「そうそう!そう言えば、こう納めた!」
3年前の記憶が一気に蘇ります。

その場をお借りして(仮称)三郎丸の段取りなどを打合せさせていただきました。

有理の家のオーナー様。
ありがとうございました!

今、出来る事。

今日は(仮称)森田の家の契約前、最終金額の打合せを行いました。
契約時の仕様を確定し、金額を明確にする打合せです。
もちろん、契約後も変更は可能ですが、やはり契約金額なので、お施主様も真剣。
見積図書にカラフルな付箋を貼り、思っている事などをたくさん書き込まれて持って来られました!

後悔の無いように、今、出来る事全てを!
そのお気持ちがとてもよく伝わってきて、それにお応えできるよう、弊社も精一杯出来る限りのお力添えをさせていただきました。
出来る限りなので、至らぬ事もあろうかと思います。。。
しかし、その時点から出来る限りのことをずっと続けさせていただきたいと思います。

契約しても変更は出来ます。
着手しても手直しは出来ます。
竣工してもリフォームは出来ます。
カタチだけではなく、住まわれ方や利用方法などなど、様々な事は変化し続けることが出来ます。

そんな「今、出来る事」を、ずっと一緒に考えていけたら、とても仕合わせです(笑)。

外部空間より、むしろ内部空間のために。

今日は(仮称)大石の家のウッドデッキの段取りの為、現場にて大工さんと打合せをしました。

ウッドデッキは、外部空間を楽しむためのスペースだけではなく、むしろ内部空間をより豊かにするために必要な空間です。
そのため、内部との関係性の調整がとても重要になります。

壁を3mmふかしたり。
床の高さを合わせたり。
天井と軒の色を合わせたり。
色々と工夫します。

今日、大工さんと打合せした内容をまとめ、施工図面を修正し、明日、材木屋さんと金物屋さんと打合せをします。
盆明けからは、ウッドデッキの加工がスタートします。
ウッドデッキが完成すると、LDKなど内部空間の雰囲気が一気に変貌するので、いつもわくわく、楽しみです(笑)。

直感か!思考か!

今日は(仮称)大石の家の壁紙の打合せを、現場にて行いました。

(仮称)大石の家のスタディー・コーナーはとても楽しい空間です。
3つ並んだアーチのうちの、2つをくぐれば、スタディー・コーナーに入ります。
スタディー・コーナーには沢山の本棚と、カラフルな飾り棚があります。

その色の配分や素材感のレイアウトなどバランスを検討し、空間のイメージ付けを行う手法をとりました。

最終的には2パターンに絞り込みました。
ご主人をイメージしたパターンと、奥様をイメージしたパターンです。
どちらも同じ種類の壁紙を使っているのですが、面積配分の違いや隣り合う色などの関係性に変化をつけるだけで、違って見えてくるので、色や素材感は奥深く、難しいです。

続いてマスター・ベッドルームの壁紙の貼り分けも検討しました。

当初、ホテルライクなイメージをつくるために、壁や天井などに凹凸をつくり、素材や色の組み合わせを検討していました。
しかし、打合せをしている間に、立体の捉え方など、ホテルライクとは違ったアイデアも出てきました。

実際のカタチになりだしてからの偶然性イマジネーションもとても重要だとも思います。
もちろん、当初の計画のイメージを深めることも、いい結果を得るには重要だとも思います。

迷いに迷う。。。
でも、こんな時間も、後で考えると、とても楽しかった時間になることが多いんです(笑)。

(仮称)大石の家。
どんな化粧をするのでしょうか?