本日は晴天なり。

今日は、プリティドック新築工事の建て方でした。

建て方の日はいつも朝が早くて、今日は5時50分に起きました。
7時から現場のお清めをお施主様にしていただき、8時には作業開始です。

今日はこの時期には珍しく、とても天気が良いだけで無く暖かく動きやすく、本当に建て方日和でした。
有り難い限りです。

おかげさまで、とても早く建て方完了。
日も短くなってきているので、明るいうちに屋根仕舞いまで終える事が出来てよかったです。

お施主様をはじめ、関係者の方々、本当にお疲れ様でした。
今日は関東から、なんとトンボ帰りでお施主様の叔父さんが建て方に駆けつけてくださいました!

皆さま本当にお疲れ様でした!

徐々に充実を図る手法。

外構、つまり、庭などの打合せも、お住まいを計画する上では重要です。
窓の外からどんな景色が見えるのか?
ファサードは外構を含めどんな風に見えるのか?
など、外構を含めてプランニングする事は大切です。

とは言え、費用面や時間など全てには限りもありますので、竣工時に全てが整う事が理想ではありますが、そうもいかない時も多々あります。
そこで、竣工後もオーナーズ・サロンにて打合せをさせていただく事を弊社では考えています。
そもそも暮らしに完成は存在しません。
暮らしを含めすべての事は、変化し続けます。

今日は卓色の家の外構の打合せをさせていただきました。

卓色の家はもともとの計画では3本のソテツが配置されていました。
現在はそのうち1本だけ、植樹されています。

また、卓色の家はホームパーティーをする事も、とても重要ポイントとして計画されたお住まいで、そのホームパーティーが外部空間にも広がって行われています。
そこで、よりパーティーを充実させて楽しめる様に、今日も検討を重ねました。

実際に使用されながら更に充実を図ると、とてもリアルに色んな事が観えてきて、最適化を図りやすい部分もあります。

もう少しご検討をいただき、費用対効果の高いところを探っていきます。

「美しい」「魅力」

「美しさ」は人をひきつける力がありますね。

美しい人や美しい物、美しい建築
僕も好きです。

魅力を感じます。

しかし、この「魅力」というモノ。
チョット要注意だと僕は考えています。
それは、「魅力」の構造にあります。

では「魅力」は、どんな状況、どんなモノに感じているか分析してみましょう。

魅力的な人とはどんなイメージですか?
自分には無い才能をお持ちで輝いている人でしょうか?

魅力的な食事は?
いつも食べている納豆や味噌汁と違って、もう少しハイカラなイメージでしょうか?

「魅力」

・美しいモノに感じる
・新しいモノに感じる
・歴史あるモノに感じる
・認知範囲を超えたモノに感じる
・自分にないモノに感じる

などなど色々あると思いますが、それらを総合して考えると、

「印象的で」
「距離感があり」
「非日常的」

なイメージを覚えます。

この自分との距離感が要注意のポイントだと僕は感じています。

距離感が大きくなれば、(一定の範囲は)それに比例して魅力も高まるニュアンスがあります。

つまり「違い」が「魅力」で、魅力には「自分では無い要素」を感じます。

それ(魅力)を日常に引き込むと問題も発生しかねないと考えるから、要注意だと思うのです。

例えば、、、
「魅力」を感じていたモノに、「不一致」を感じだす事も想像できます。
また酷い場合には、異物に対してアレルギー反応を示す場合もあるかも知れません。

コレが「魅力」を扱う上での僕が感じている要注意のポイントです。

「魅力」を追って自分という枠を超えていく事は、人が成長したり気付いたりする為にとても重要なプロセスです。

チョットぐらいの汚れモノならば
残さずに全部食べてやる(Mr.Children 名もなき詩)

しかし、それはプロセスです。
大事な事は、経験した後の「気付き」にあります。
きっと自分との違いの摩擦の中で、傷つけ合ったりしていき、丸くなったり己を知ったりするのでしょう。

こんな不調和な生活の中で
たまに情緒不安定になるんだろ(Mr.Children 名もなき詩)

そんなに遠くへ行かなくても(プロセスを踏まなくても)、本当は自分自身の中に知るべき事は存在していて、いつも答えは足元に転がっているんですけど、きっと必要なプロセスなのでしょうねぇ。。。

お住まいを計画される時。
美しさや魅力は、とても重要なファクターです。
なぜなら美しさや魅力は人を惹きつけ、ワクワクさせたり心を揺さぶるからです。
単調な日常を更に豊かにしてくれるかも知れません。

しかし冒頭にお伝えした様に、魅力は取り扱い要注意です。

しかもお住まいは、日常生活を送る上で基本となる場所です。
あなたにとっての豊かな日常生活とは?
その答えは、足元に転がっているのかも知れませんね!

抜ける様な青空の下で。

今日は(仮称)三郎丸の家の建て方(建前)でした。

建て方とは
柱や梁など大まかな構造体を一気に組み上げ屋根を組み上げてしまう事を言います。

今日は本当に良い天気で、おかげさまでスムーズに建て方を進める事が出来ました。
本当に有難い限りでした!

お施主様をはじめ建て方に関わっていただいた方々。
本当にお疲れ様でした!

ありがとうございました!

ニーズをかたちに。

ニーズをかたちに。

エクリュでは、ニーズを大切に考えています。
ニーズによく似た言葉にウォンツがありますが、弊社ではニーズを深く理解しようと考え、打合せの仕方や仕組みなどを検討しています。

ニーズを探って明確にする事は、とても奥深くどれだけ考えても難しく、日々精進しています。

例えば・・・
「掃除は得意ですか?」
とお聞きすると
「掃除は苦手なので、出来るだけ手間がかからない方が良いです」
と殆どの方がおっしゃります。

ところが・・・
この言葉じりだけをとってご提案すると間違える結果になる場合もあります。
掃除をしなくて済む方がベターだとはおっしゃいましたが、掃除出来ないのが良いとはおっしゃっていないからです。
だから住みはじめてから「これは外して洗えないのですか?」などのご質問をいただく結果になってしまう事も考えられます。

そもそも・・・
「掃除は得意ですか?」との質問の仕方自体が誘導尋問的なニュアンスを感じます。

この様に、正確なニーズを把握する事は、容易ではありません。
そこには工夫や技が必要となるのです。

先日はこんな事がありました。

弊社ではニーズの受信のツールのひとつにイメージマップを使っています。
そのイメージマップでは、シンプルな形状に持っていかなくてはならないとの結果が出ていました。

シンプルな形状を得るには、費用がかかる場合もあります。例えば既製品をそのまま使用すると少しシンプルさに欠けるの特注で改造してもらったり、そもそも既製品を使わずフルオーダーで作るなんて事もあり、コストがかさむ場合もあります。

イメージマップでは、「シンプルな形状にする必要あり」と診断されても、「シンプルな形状にして欲しいんです!」との自覚が薄い場合、診断結果よりコストを優先する事があり、シンプルさが減少してしまう事がありました。

弊社は原価オープンの見積を採用しているので、費用は明確に表現出来るのですが、効果の部分がどれ程共通の認識に出来るのかは永遠のテーマです。

例えば「Ua値が0.27W/㎡Kも下がりますよ!」と興奮気味にお伝えしても、きっと殆どの方が「???」ってなって興奮を共有出来ない様に、効果の部分を共通の認識にするのは難しいです。
その事が、ニーズを明確にする事を困難にしている要因のひとつとなっていると感じます。

知るという事の難しさ
それも感じます。

とは言え出来る事を出来る限りした上で、あとは受け入れる事なんだろうなぁと僕自身は考えています。
更にニーズの理解を深められる様、日々精進ですね!

やっと飾れたクリスマスツリー

気にはなっていたのですが、中々そちらには力が裂けず・・・
今日、やっとクリスマスの飾り付けを終えました。

明日は(仮称)三郎丸の家の建て方(建前)です。
朝のうち、材料が搬入されているかを確認。
足場の組み立てをしていただいていたので、今日はこれ以上現場で出来る事も無く。。。

プリティドック新築工事は、朝、増しコンクリートを打設したので、こちらも現場で出来るのは掃除くらい。

昨日のうちに(仮称)つくし野の家の見積図書は修正して、協力会社さんに見積依頼は終えているし、(仮称)三郎丸のリフォームは、朝から協力会社さんと現場にて打合せを済ませた。

段取り良くうまく午前中でお仕事が出来たので、お昼休憩の時間を利用してクリスマスツリーを、今年は2階のギャラリースペースに飾りました。

明日はいよいよ(仮称)三郎丸の家の建て方(建前)です。
朝早くから晩まで、お施主様をはじめ皆さま大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。
とても楽しみです!

建築模型を作ろう!

今日は朝から晩まで、(間間に用事が入りましたが)模型づくりに精を出しました。

しかし、、、
最近は金尺のメモリが見えず、、、
模型づくりに苦労をします。
老眼鏡が必要ですね。。。

今回の模型は二世帯住宅です。

図面で理解出来る方もおられますが、模型にすると更に分かりやすいので、新築のお住まいのプランが決定するといつも模型を作成します。

協力会社さんとの打合せにも模型は大活躍します。

色々あって、模型が完成したのは、予定時間を3時間もオーバーした21時をまわっていました。

模型も出来ると達成感があります。

何とか明日の打合せに間に合いました!

芦屋画廊に行って来ました。

今日は芦屋画廊Kyotoに伺いました。

芦屋画廊は、大阪で勤めていた時の上司のご家族がされているギャラリーです。
この度、以前、弊社で開催させていただいた個展『イシサカゴロウ展』のイシサカさんのお知合いのフランスの方、Ivan Siggさんが、元上司がオーナーのギャラリーで個展をされるといったご縁で、レセプション(ブェルニサージュ)にお誘いいただき、行って参りました。

京都には京都精華大学に通う次男が住んでおり、次男も誘って芦屋画廊にて開催されている Ivan Sigg 展 ブェルニサージュに参加させていただいました。

ブェルニサージュには Ivanさんご自身もご参加されていました(フランスからお越しになっておられました)。

Ivanさんはとてもユニークな芸術制作をされています。
例えば、フランスでとてもポピュラーな絵本の挿絵の上にボールペンなどで新たな絵を加え、別の世界観にしてしまったり、広告用のポスターなどの上にも絵を加えて全く違った絵にしてしまう。
ちょうど、(怒られてしまうかもしれませんが・・・)教科書の偉い人の写真に落書きをして雰囲気を変えてしまうような、そんな楽しさのある絵を描かれています。

この日はライブで、既存のポスターを絵に変えてしまうパフォーマンスもあり、どんな風に世界感が変化していくのかを楽しませていただきました。

京都という最先端の文化をずっと継承されてきた地でアートに触れる機会を得れた事は、本当に有難い事で、元上司や関係者の全ての方に感謝するとともに、学生の時代にこの様な経験ができた次男にもとても良かったのではないかな?と感じました。
本当に皆さま、ありがとうございました!

また福井のエクリュ・ギャラリーでも、この様な様々なアートをご紹介したり、アーティストとの出会いをつくってゆきたいと考えています。

付加価値をプラスする

私事ですが・・・
今も未だ本調子ではないのですが・・・
先日、本当に久しぶりに風邪をひいてしまい、2日間寝込んでしまいました・・・
無理がきかない年齢になりました。。。

さて、越前ガニも解禁となり、福井の海の幸に舌鼓を打てる楽しみな時期が到来しています。
しかし、昨年というか、2月の福井豪雪では本当に大変な思いをしましたね。。

「乗算の家」のお施主様も、とても大変な思いをされて、玄関庇のリフォームのご要望をいただきました。
しかし、ファサード(外観)イメージを当初から大きく変えたくは無いというのが第一声でした。
とても気に入っていただいてて、本当に嬉しいです。

当初は建物の立体感を強調する為、外壁面を分断させない様に庇の存在感を抑えています。
青いラインの様な庇になっていました。

今回の豪雪でも耐えたこのシャープな庇。
しかし、風の無い雨などはこの庇でしのげても、雨天などで風が吹いていると庇の役割は半減してしまうデメリットがありました。
「乗算の家」の北側には、田んぼが広がり風が良く通るので、巻き込んで吹く風が庇の役割を半減させていました。

今回のご要望では、「表札のデザインも検討してほしい」とも仰ってました。

ケヤキの高価な表札を使用されてましたが、建物全体のイメージと一致し難いのが悩みでした。
そこで今回、思い切って表札のデザインのご依頼もいただきました。

ファサードのイメージを変えないで、風雨から逃れるのはとても困難です。
華奢(きゃしゃ)なディテールに出来るのは、風の影響を受け難い様に検討されているからで、風を止めるとなると風圧に耐えうる構造を件とする必要があります。

そこでファサードのイメージに、新たな付加価値を加える事で、多少当初の狙いが抑えられても必要な要素となり得る事を考えました。
「庇+表札」を新設するご提案をしました。

元々、お施主様こだわりのブラケット照明が付いていた壁面は、ガラス面全体が光る照明器具に変更。
また、そのガラス面は表札の役割もあり、文字を入れます。

そして、ご要望だった風雨にも耐えられる壁や庇を持った玄関を実現しました。

雪が降る前に間に合って良かったです・・・。
オーナー様におかれましては、本当に色々とご協力いただきありがとうございました!

今年の雪は、どうなんでしょうねぇ~。
また降るのかな?
どうぞ、お手柔らかに・・・。

発注承認打合せ

今日はプリティドック新築工事の発注承認の打合せを、LIXILショールーム・Panasonicショールームにて行いました。

発注承認打合せとは、実際に現場が進んでいき部材などを発注する直前に、発注しようとしている部内などの契約内容を再確認し、そのまま発注しても良いかどうかを確認させていただく打合せです。
ギリギリまでニーズを探りたいとの意味から、弊社では発注承認打合せを行っています。

今日は住宅設備など(キッチンやトイレなど)と玄関ドアやサッシの発注承認打合せを行いました。
お忙しいところお時間いただきありがとうございました!