いただきモノ

(仮称)足羽の家のお施主様に、いただいたので生けました。

花を生けると、空気が変わります。
浄化される様な気がします。

ありがとうございます。

最終の打合せ

今日は(仮称)西堀町の家の最終の発注承認打合せを行いました。

前回の打合せでカラースキームの方向性を決めていただき、サンプルなどを取り寄せて、本日お時間をいただいて打合せをさせていただきました。

おかげさまで全ての発注する内容をご決定いただき、これで全ての打合せが完了しました。

今回も打合せの結果、すでに仕上がりが楽しみです。
イメージマップに一致した仕上がりになりそうです。

*カラースキームとは
色彩計画の事。
配色のバランスなど整えインテリアなどの色彩構成をまとめる事。

*イメージマップとは
言葉に表現し難いイメージの共有化を図り、イメージ通りの仕上がりにもってゆく為のツール。

イメージマップ

今日は(仮称)西堀町の家の打合せを現場にて行いました。
今日の打合せ内容は、次回行う最後の発注承認打合せの準備の為の打合せでした。
その準備とは、サンプル収集の為、イメージマップに沿って各部分の仕上げの色など方向性を決めていただく事。
今日は各部分の色など、仕上げの方向性を決めていただきました。

イメージマップとは
竹中工務店が考案した手法で、共有化するのが困難なイメージの共有化を図り、イメージの目的地を定める為のツールです。

大学時代の4年間、現在の大阪西梅田のリッツ・カールトンホテルやハービス大阪の竹中工務店のプロジェクトチームでアルバイトをさせていただいており、その時の経験などを弊社では打合せに活かしています。

今日もイメージマップを見ながら、仕上げの方向性を打合せさせていただきました。

お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。

壁の役割Ⅱ

今日から大型連休も終わり通常業務に戻りました。

おかげさまで、数日お休みをいただけ、お座なりになっている家の事を、しっかりさせてもらえました。
stay homeを充実させていただきました。

現場は、異例の大型連休という事もあり、連休中も動いていました。
その為、予定より少し前倒しに進んでおり、助かります。

今日から制限緩和もあり、入学式もやっと行った学校もあるそうで、本当に嬉しいですね。
朝、学生が自転車で学校に向かう当たり前の姿に、感動を覚えました!
しかし、全国では感染者も増えている状況で予断を許さないのは残念ですが事実で・・・
今しばらく予防策など頑張って参ります。

前回、「壁の役割」で(仮称)足羽の家の絵を飾る為の壁の話を書きました。

光を吸収する色やテクスチャー感を選択する事で、そこに飾る絵などにスポットが当たりやすい環境を考えての壁が、部屋のポイントにもなっていて、絵を飾る家である事を暗示する。
そんな役割を持たせた壁を、僕たちは「オルセーの壁」と呼んでいます。

今回の壁は、上の写真の壁。
この施工中の壁は、(仮称)西堀町の家のものです。

この壁も、非常に多くの役割があります。
高さは約1M850mm。
幅は約4Mあります。
LDKに配置され、壁の裏側はTVボードなどになっています。

この壁の役割ざっと以下です。
・目線を制限して切る
・期待を高める
・明るさなど印象をコントロールする
・居場所(向き)を替える
・空間の方向性を示す
・収納する
などなど。

仕上がった際には、ひとつずつご説明できればと思います。

壁の役割

歩先の家も終の住処です。

お施主様のご実家が建っていた、それらの建物を取り壊して新築されたのが「終の住処」である歩先の家です。

この冬は本当に雪も降らず、そのせいもあり皆さまのご協力をいただき、工程がとても順調に進みました。
そこでいただいたお時間を、コロナ対策に使わせていただき、現場入場を1業種にとのご協力をいただいています。
ご協力いただき、ありがとうございます。

今は内装の仕上げ工事の真っ最中です。

この一際目立つ壁。
理由は分かりますか?

弊社の2階、エクリュ・ギャラリーにて、2020年1月31日からスタートした「木村茂遺作展」は歩先の家の新築工事の為、解体したご実家など建物から出て来た亡きお父様の絵画が大量に発見された事で開催に至りました。

一際目立つこの壁の理由は、木村茂遺作集を含めた絵を飾る為の壁だからです。
飾る絵画を引き立たせる為の壁が、色温度の低い光を吸収しやすい色の壁となりました。

歩先の家は終の住処です。
絵を飾る。
また季節などで絵を掛け替える。
とても文化的に豊かな終の住処です。

コロナが収束していれば、6月末から7月頭にかけて内覧会を予定しております。

終の住処は、今まで暮らして来られた事を踏まえて検討されるお住まい。
俗に、家は三回建てないと・・・などと噂されますが、終の住処は、正しくその三回目にあたる様なお住まいです。

ですので、ご参考にしていただける点もあろうかと思います。

コロナが収束し、内覧会が出来る状況になる事を願っております。

友高博之

友高博之
1968年生まれ
福井県出身。ブラジル留学。
宗教や人間、真理や哲学など、一見取っ付きにくい難しいインテリジェンスに富んだ内容を、最も大衆的なモチーフに込めた様な作風が印象的。
クスッと笑える奥深さが彼の魅力のひとつだ。

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Aristoteles as Dorami-chan.
Dorami-チャンネルとしてのアリストテレス
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 320×420mm

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Minnie “Socrates” Mouse.
ミニー・ソクラテス・ネズミ
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 510×710mm

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Galileo Galilei admires Maetel from Galaxy Express 999.
ガリレオ・ガリレは銀河鉄道999から、Metelを称賛します
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 400×500mm

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Martin Luther masked Denpaningen TACKLE.
マルチン・ルターはDenpaningenタックルを覆い隠しました
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 420×610mm

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Sigmund”Cat”Big boobs”Woman”Freud
ジグムンド・猫・巨乳・女・フロイド
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 495×595mm

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Kurt GÖdel becomes a Maiko Girl at naight.
クルト・ゲーデルは夜にマイコ・ガールになります
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 395×525mm

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Inri wants to be a hard rock star.
Inriは堅い岩・星でありたいです
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 380×555mm

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Karl Heinrich Marx said or did not say “Lord,have mercy.”
カール・マルクスは言ったか、言いませんでした、「支配者、慈悲を持ってください」
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 400×590mm

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The portrait is rather Noetzche than Hitler.
肖像は、ヒトラーよりむしろニーチェです
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 450×605mm

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Marcel Duchamp tends to disguise itself as a Kyabajyou.
マルセル・デュシャンは-Kyabajyou-として変装する
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 360×535mm

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Adam Smith loves Rock’n’Roll.
アダム・スミスはロックン・ロールが好きです
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 500×700mm

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Charles Robert Darwin featuring Gena of The Planet of the Apes.
猿の惑星のジーナを出演させているチャールズ・ロバート・ダーウィン
2018-2019年

¥88,000(税込)

キャンパスに油彩 430×640mm

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Kurt GÖdel becomes a Maiko Girl at naight.(study)
クルト・ゲーデルは夜にマイコ・ガールになります(スタディ)
2018-2019年

非売品

紙に水彩 460×550mm

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写真の為、実際とは異なる場合があります。
弊社にお越しいただき、実際にご確認いただけましたら幸いです。

リフォームとは。

一年点検に伺ったのは、舞優(まう)の家。
おかげさまで、舞優の家は、無事一周年を迎えました。

舞優の家は、弊社には珍しいリフォームをさせていただいたお住まいです。

住む方のクセや性格などを、お施主様と一緒に把握して行き、それらを受け入れたお住いづくりを考えてきた弊社は、新築を多く建てさせていただいてきました。

一生に一度かも知れないお住まいづくりなので、建てる時にこそ深く知り深く考慮する必要があると考えてきたからです。

とは言え、全国的に新築の着工棟数が落ち込みリフォームに切り替える必要もあると業界で叫ばれる中、色んなリフォーム研修に参加させていただくのですが、その度、「エクリュはリフォームに向かない・・・」と思い知らされ帰って来ました。

その理由はいくつかあるのですが、中でも最も大きな理由は、リフォームの研修では、「自分を受け入れる」と言うより「変わりたい願望をくすぐる」といった手法の内容が目立ったからでした。

自分を知り、それを受け入れる住まいづくりをススメさせていただいているエクリュと真逆に位置していると感じたからです。

そんなある日、「外壁と屋根のやりかえをしたい」とお越しになられたのが、今の舞優の家のオーナー様でした。
(リフォームとは言え)外壁と屋根のやりかえなら、暮らしや自分を見つめ直すなどのキーワードも不要と思い、前向きにお仕事をさせていただこうと思いました。

しかし、打合せを進めていたある日、LDK+和室もリフォームしたいとの話が浮上します。

変わりたい願望をくすぐる様な事は出来ない・・・むしろ、自身を知り、受け入れる住まいづくりしかご提案出来ない・・・。
しかし、考えたところでその提案しか出来ないので、いただいたLDK+和室のリフォームの打合せの仕方も新築時と変わらず、自身を知り、受け入れる住まいづくりの方向性でのご提案を進めさせていただきました。

そうすると、15年住まれたお住まいが、決して最適では無いポイントが明確に浮上して来ました。
ある意味、(ずっと暮らして来られたので、ご本人としては普通ですが)弊社からは分かりやすく暮らしの流れの妨げとなっているポイントが明確に観えるのです。

例えば、「帰って来て服を着替える」を和室で無理矢理していたり、ダイニングとリビングの間のスペースにお風呂上がりに着替える服が置いてあったり、ご家族の暮らしのリズムとしては、そこで行ったり、そこに置いておくとスムーズだったりするのでしょうけど、もっと最適化する方法がリフォームをすればご提案出来る!とのポイントが明確に観えました。

その時、気付きました。

リフォームは、変わりたい願望をくすぐる事とは違う。
リフォームは、リフォームも、リフォームこそ、自身を知り受け入れる事ではじまる住まいの見直しだと。

舞優の家のオーナー様は、その事に気付かせてくれました。
今日は、そのお住まいの1周年。

とてもステキに住んでいただき、とても嬉しく思いました。

最大寸法の窓

昨日に引き続き、この時期の恒例行事に、ファサードの大きな窓の掃除もあり、今日、掃除しました。

昨日のウッドデッキの掃除で筋肉痛ですが、キレイになると気持ちが良いですし、恒例行事なので、窓掃除をしました。

ファサードのFIX窓は、ペアガラスの製作限界寸法です。

時々、「掃除が大変でしょう!」と言われる事がありますが、人にもよるのでしょうけど、僕の場合は、年に一・二度程度ですし、楽しんでやってます。

今回もキレイになりました!

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ウッドデッキ

毎年の恒例行事。
おやすみが取れたので、今年もウッドデッキの掃除を
行いました。

今日はとても天気も良く夏日となり、また心地良い風も吹いてくれて、とても捗りました。

我が家のウッドデッキは実用的に使用すると言うよりもこのむしろリビングの広がりの演出としての位置付けの方が強いので、ウッドデッキが汚れているとリビングが汚いのと同じ意味にもなります。

今日は、ウッドデッキの地べたに寝転がって昼寝が出来る程、キレイに掃除をしました。

心地良い風が吹いているので、直ぐにウッドデッキも乾く事でしょう。
そうしたら、青空を見上げながらゴロリとなりギターを弾こうと思っています。

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stay home

「夜明けの来ない夜は無いさあなたがポツリ言う」

瑠璃色の地球が、脳裏に何度も流れるのは、いつになれば収束するのか?抜けられないトンネルの様な新型コロナウィルスを思うからでしょう。

コロナの影響で色々考えます。

現場の進め方や出勤の仕方、お客様との打合せの仕方など、どうすれば良いのかを考えるのです。
危険がそこにあるので当然、パフォーマンスでは無く、実質的であるべき。
考えを巡らします。

出来る事しか出来ないですし、唯一の正解も存在しない。
そう考えて、出来る限り、そして続けて行ける範囲で対応させていただいています。

その中のひとつ「stay home」があります。

居たくなるお家。
そうでないお家。
きっとあると思います。

そもそも、お家に居れば安全か?
コロナからは比較的、他人に合わない事で安全と言えても床に物が散らかっていて、つまづいたりして危険だったり、温熱環境的にもリスクが高かったり・・・
そんな事を考えたりします。
安全な住まいに住まれているのであろうか?

家にいるとストレスがたまるとの事も耳にします。
きっと家の問題よりも、他の要因があるのかも知れません。
でも、家に出来る事もあるのだろうと思います。

片付く家。
身体に負荷が少ない家。
帰りたくなる家。
寛げる家。

stay home だから、そんな事を更に考えています。