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「2020年9月」の記事一覧
暮らしを高めるスペース
2020年9月29日 / Ecru gallery 凝縮の家 安穏の家 社屋
色々検査します。
2020年9月25日 / 緑陽の家
今日は(仮称)舟橋新2の家の開口検査を行いました。
開口検査とは
木製建具(ドアや引き戸、クロゼットドアなど)を取り付けるその前に、建具を取り付ける位置の開口が、図面通りに施工されているかをチェックする社内検査を言っています。
現場では、色々な社内検査を行います。
土地の高さ関係を測量したり、建物の配置が図面通りの配置になっているのかを確認したり、鉄筋の配置や組み方が図面通りになっているかを確認したりなどなど、各フェイズで色々チェックする事があります。
その場その場で、出来る事を出来るだけ皆さんのお力添えをいただき、また弊社でチェックしながら現場は進んで行きます。
今日はそのうちの一つ、開口検査を行いました。
デザイン≠アート 3つのポイント
2020年9月24日 / ご提案
「デザイン」と「アート」
とても似た意味を持つ言葉ですが、実は大きく違う点が3つあります。
その3つのポイントを知れば、僕の名刺にも書かれている「建築デザイナー」と「建築家」との違いもご理解いただける事と思います。
では、先ず、「デザイン」≠「アート」の3つのポイントからご説明致します。
「デザイン」≠「アート」
1つ目のポイントは、想いのイニシアチブにあります。
アートはアーティストの想いをカタチにする作業です。
表現されているのは、作家自身の想いです。
それに対してデザインは、クライアントの想いをデザイナーがカタチにする作業です。
カタチになったモノは、クライアントの想いです。
つまりデザインにはニーズが必要です。
「デザイン」≠「アート」
2つ目のポイントは、具体的な機能の有無です。
アートには、具体的な機能が希薄であるのに対し、デザインには具体的な機能が明確に存在しています。
ですので、「デザインが良いと機能性が落ちるでしょう!」とか「いつも機能を取るかデザインを取るかの選択ですよね!」と言っている日本人が多いですが、それらは正確に言葉を使えていません。
なぜなら、機能性が悪い時点で良いデザインとは言えませんし、機能あってのデザインだからです。
「デザイン」≠「アート」
最後のポイントは、実は「デザイン」≒「アート」に誤解されるポイントです。
それは「美しさ」です。
デザインもアートもどちらも美を持ち合わせています。
機能美という言葉はデザインのみで、アートには存在しません。
「デザイン」には、「ニーズ」と「機能」と「美しさ」を兼ね備える必要があります。
建築家と言う職業はアーティストに近いエリアに存在していると考えます。
建築家自身に想いがある。
例えば、「人々は自然と共存して暮らすべきだ!」の様な想いが建築家側に存在していて、それに共感する方々が建築家に自分たちの住まいの設計を依頼すると言った順序です。
それに対して建築デザイナー(僕)は、お客様のニーズを深く知り、それをカタチにして行きます。
顕在化しているか?潜在化しているか?それはいずれにせよ、どう暮らすのかは、お客様の中に存在しています。
顕在化している場合は、それを踏まえて、潜在化している場合には、掘り下げてニーズを発掘して行きます。
とにかく、カタチするのはお客様のニーズです。
「良い」も「悪い」も「好み」も「嫌い」も全てはお客様の中に存在しています。
建築デザイナーは、出来る限りそれをカタチにするのが役割です。
今日は「デザイン」≠「アート」についてお伝え致しました。
CSR
青山円さんの絵
発注承認打合せ(最終)
2020年9月17日 / 緑陽の家
今日は、(仮称)舟橋新2の家の、ほぼ最後の発注承認打合せを現場にて行いました。
それには関係ありませんが、本日は、左内町に引っ越してきてから丸4年経ちました。
光陰矢の如しです。
話を戻して・・・
最後の発注承認は、内装仕上げ材です。
壁や天井の仕上げ材(クロスやタイルなど)をご決定いただき、発注承認をいただきました。
(仮称)舟橋新2の家のメインの見せ場と言っても過言では無いのが、リビングの内外のつながりを強烈に印象付ける壁です。
この壁が成功すると、(他の要因も作用しますが)リビングの広がりがとてつもなく確保できます。
その事もあって、様々な壁紙を試し、近くで見たり、離れて見たりして、ご決定いただきました。
いつもながら、今から仕上りが楽しみです。
ほぼ最終の発注承認打合せは、おかげさまで無事終了。
あと少しだけ、発注承認をいただく内容を残し、ほぼ全ての打合せを終えました。
本当にたくさんのお時間をいただき、ありがとうございました。
あとは、完成(歓声)に向けて現場を進めてゆくのみとなりました。
ファサード+表札
2020年9月17日 / 歩先の家
二世帯住宅のバイブル。
2020年9月15日 / 双幸の家
今日は双幸の家の1年点検をさせていただきました。
弊社では、2年・10年の無料の点検及び、毎年(1年・3〜9年・11年〜)、点検受付のハガキをお送りしてご希望のオーナー様宅を点検させていただいております。
点検の結果、問題箇所などが有れば、保証の範囲で有れば無償で修繕させていただいています。
早期発見は、何においても良いので、点検を実施しています。
今日は双幸の家の点検をさせていただきました。
おかげさまで、何の問題も発見されませんでした。
ありがとうございました。
双幸の家は、二世帯住宅です。
完全分離型の二世帯住宅で、キッチンもお風呂もそれぞれの世帯にあります。
親世帯は1階(平屋部分)に配置され、ご自身でつくられた庭を楽しめる部屋のレイアウトになっています。
伺う度に、どんどん庭の完成度が高まっており、今日伺うととてもステキな庭になっていました。
「まだ、下草(ランドカバー)を植えたくて、コケなどを考えている」と仰っていました。
子世帯は2階建部分になります。
1階部分は子供部屋など個室が配置されています。
子供部屋はすぐに不要になるからコンパクトで良い。
そう仰っていた子供部屋ですが、家具などで、とても個性的で楽しい子供部屋になっていました。
LDKは2階にあり、北向きの敷地にありながらとても明るいLDKとなっています。
TRUCKのソファーが部屋にとてもマッチしていて、凄くカッコよく住んでいただいていました。
天気の良い朝は、ルーフテラスで食事をされて、まさに KUZURYUGAWA DECK です。
流石です。
親世帯も子世帯も、共に生活をとても楽しんでいただいており、どちらの世帯にもとても良い空気感が漂っていました事。
また点検結果に問題が見られなかった事が、(とてもとても深くご検討いただいた二世帯住宅だっただけに)本当に嬉しく、ありがたかったです。
ありがとうございました!
お住まいに価値観を落とし込む。
2020年9月13日 / (仮称)芝原1の家
今日は(仮称)芝原1の家の仕様調整打合せを行いました。
弊社は原価オープンの見積り方式を採用しております。
原価オープンの見積り方式とは、弊社の利益をオンしていない金額を表示した見積りです。
どうして原価オープンの見積りを採用しているのか?
このご説明はとても難しいのですが、一言で言うとニーズを出来るだけ正確にお住まいに反映させたい旨がそこに込められています。
ニーズは、費用対効果が明確になる事で図る事が可能になります。
またニーズは、全ての物事が比較できる環境があって図る事が可能となります。
その為、原価オープン方式の見積りを採用しております。
詳しくは、お会いした際にご説明させていただきます。
その原価オープンの見積りが、効果を発揮するのが、今回の打合せ「仕様調整の打合せ」です。
様々なファクターを比較して、入れ替えを繰り返す事で、徐々に必要なところに必要な費用が流れて、不要なところは出費を抑えられて行きます。
そうする事で、住まわれる方の価値観がお住まいに落とし込まれて行きます。
今日の打合せの為に、お施主様がご検討された事を書き込んでいただいた図面の一部をご覧いただけましたら、如何にご自身やご家族の事を熟慮され向き合い、ニーズに落とし込もうとされたかが、容易に観て取れる事と思います。
(間取りはプライベートな事なので、全体をお見せ出来ないですが、ビッシリとご検討内容が記載されています)
お住まいに価値観などを落とし込んでこそ、住まわれる方にとって住み心地の良いお住まいとなります。
しかし、それは決して容易な事では無いかも知れません。
それでもご自身やご家族の価値観などを、お住まいに込めようとお施主様が試みられる限り、弊社はそれをお支え致します。
原価オープン方式の見積りには、その想いと覚悟が込められています。
今日も一日、打合せいただきありがとうございました。
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