厚みが増す理由。

今日は(仮称)春日2の家のご契約でした。

弊社の契約書は、とても厚みがあります。
厚みのある理由は、見積書と図面(契約図書)が主な要因です。

弊社は原価オープンの見積りを作成しています。
弊社の利益がオンされない、原価をお伝えした見積りです。
当然、弊社の利益額も示された見積りとなります。

サービスの内容や質が分かっても、それがいくらの報酬でのサービスなのか?
それが分かって、自分たちにとって必要なサービスか否かを決める事が出来ます。
そこにそれぞれの方の価値観が反映されて行きます。
費用対効果が明確な状況で、はじめてニーズを図る事が出来るのです。
ですので、弊社は、原価オープンの見積りを作成しています。
その事が契約書の厚みが増している要因の一つです。

厚みが増すもう一つの要因は、共通認識を高める為です。
図面を作成したり、プレゼンボートを作成したり、議事録を作成したりして共通認識を高めています。
共通認識を高めようとしただけ、書類も多くなります。
共通認識を高める理由は、出来るだけ正確にニーズを建物に落とし込む事にあります。

つまり、弊社の契約書の厚みがある理由は、ニーズにお応えする為です。
ニーズの実現への想いの深さの分、契約書の厚みが増していると言えます。

契約が終わり、早速、発注承認の打合せなど行いました。
その後、現場をご見学いただきました。

現場へ向かう道中、白鳥の群れを見ました。
100羽を超える白鳥の群れが、畑に飛来していました。

現場に付き、外観や現場の状況などをご覧いただきました。
「必要充分の家」は、現在、大工さんの工事の真っ最中。
かなり間仕切りなどが出来てきて、部屋など空間が認識しやすい状況まで出来上がって来ました。

(仮称)春日2の家のお施主様のお子様も、現場を念入りにチェックされていました。

帰り道はいつも華やいで

写真は、遊び心の家のニッチに生けていたチューリップです。

生けた時は、ニッチが一気に華やいで、春を感じさせてくれていましたが、「花の色は移りにけりないたずらに・・・」

そこで、今日、フラワーカドヤさんに花を買いに行って来ました。

生けるのがとても難しいイッタラの花器に生けてみましたが、、、やはりあまり納得がいきません。。

イッタラの花器は、あちらこちらで目にしますが、上手に生けていると言うか・・・生けているところを目にした記憶がありません。

まぁ、、、こんなものか。。と、、、

ニッチは、再び華やぎました。

たくさんのご検討・ご決定のその最終。

今日は朝から「必要充分の家」の発注承認打合せを行いました。

発注承認打合せとは、発注をする前に契約時にご決定いただいた内容を再度お伝えして、ご契約の内容のまま発注しても良いか?を確認させていただく打合せを言います。

現場が進んで来ると、契約時より更に明確にイメージなどしやすくなる事などもあるかも知れません。
そこで弊社では、発注承認打合せをさせていただいています。
出来る限り、新居へ正確にニーズを落とし込みたいとの想いから、お時間をいただいております。

今日の「必要充分の家」の発注承認打合せは、最終の打合せでした。

最終の発注の内容は、内部の仕上げ材や、外構の仕上げ材などです。

お忙しい中ではありますが、計画時から本当にたくさんのお時間をいただいきここまで進めて参りましたが、今日がその最後の打合せとなりました。

本当にたくさんのお時間をいただき、またご検討をいただき、ありがとうございました。

未だ少し、保留となっている事があり、引き続きご検討・ご決定いただく必要がありますが、今日、ご決定いただいたおかげで、あとは現場を進めて完成に向かうのみとなりました。

建物の三方がファサードと言っても過言ではない「必要充分の家」。
その為、どの方向も気が抜けず、ご検討・ご決定も大変だった事と思います。

今日はその全てをご決定いただきました。
ありがとうございました。

打合せ。そして白鳥。

今日は(仮称)高木町の家のプランニングの決定、及び収納の打合せを行いました。

プランニングの打合せは、7回目を超えました。
しっかりご検討を深めていただき、殆ど変更無しでご決定をいただきました。

また、収納の使い方などもご検討いただき、ウォーク・イン・クロゼットのご検討では、我が家がほぼ同じサイズなので、我が家へ移動してウォーク・イン・クロゼットをご覧いただき、ご決定をいただきました。

明日、打合せがある「必要充分の家」の現場に、現場確認と、明日の打合せの準備をしに行って来ました。

「必要充分の家」の明日の打合せは、最後の発注承認の打合せとなります。
たくさんの打合せを重ね、お時間をいただいて来ましたが、いよいよお引渡しまで最後の打合せとなります。
ありがとうございます。

明日の発注承認をいただく内容は、内部の仕上げなどです。
その準備をして来ました。

その帰り、清水町を通りかかった時、白鳥の群れが田んぼに降りて来るところに遭遇しました。

作図も現場も。

また雪が降り積もりましたね!

昨日までずっと図面に追われて中々行けなかった現場に、今日はやっと行けました。

図面と睨めっこして、納まりを考えているのも良いですが、お施主様と一緒に思い描いたモノが、どんどん出来上がって行く現場に行くのは、おかげさまで楽しいです。

気温が低かったのでしょう。
足場が鍾乳洞の様になっていました。

「必要充分の家」は、週末に最後の発注承認の打合せを現場にて行う予定です。

また明日から図面作成を行います。
明日の図面は、契約図書。
契約内容を描き込みながら、納まりもチェックします。

模型が完成しました。

今日は、(仮称)高木町の家の模型を作成しました。

弊社では、プランニングが決定すると、模型を作成します。
模型だと図面などに比べてイメージがしやすく、共通の認識が高まります。

大学時代の4年間。
竹中工務店さんで模型の作成などアルバイトをしていました。
西梅田のハービス大阪やリッツカールトンホテルのプロジェクトチームに配属され、様々なフェイズでの模型を作成しました。
当然、大学の課題でも模型を作成しました。

弊社の打合せでは、4年間の竹中工務店でのアルバイトの経験が、色々と活かされています。

イメージマップの打合せなども、竹中工務店(竹中デザイン)の考案した手法です。

今日は、今週末の打合せの為、(仮称)高木町の家の模型を作成しました。

断熱性能のお話を少々。

我が家である遊び心の家は、築9年(10年目)になります。
10年一昔前と言いますが、性能などは、やはり現在の住宅に比べると悪く、Ua値は、0.91W/㎡Kです。
福井市の省エネ住宅の基準である0.87W/㎡Kに達していません。

一方、我が家はHEMSを設置しています。
HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略です。
家で使うエネルギーを節約するための管理システムです。

我が家のHEMSは、外気温や室温も見る事が出来ます。

福井市の省エネ住宅の基準である0.87W/㎡Kは、(細かな設定は割愛させていただきますが)寝る前に暖房を止め、朝起きる時に最低限の健康ラインとされる10℃を下回らない断熱性能との事で決めたと聞いてます。

我が家、0.87W/㎡Kに達しませんが、HEMSで確認しても一度も10℃を下回った事は無いです。

この時期、仕事を終えて家に帰って玄関ドアを開けると、必ずと言っても過言では無く妻と口にするのは「我が家は温かいね!」って事です。

我が家は仕事が終わる18時になると、床暖房が入る様に設定されています。
家に着く頃には、玄関ドアを開けると玄関まで暖かくなっています。

お客様との打合せの際、寒いのが嫌だから断熱性能を高くしたいと仰る方がおられます。

それは少し正しくないと感じます。
また「断熱性能が高い事を是非ご体感ください」との宣伝を目にする事もありますが、それも正しくないと思います。

我が家は省エネ住宅の基準をクリアしていないのに温かいからです。

断熱性能が高い・低いは、温かい・寒いと言う話では無いと思います。
使用するエネルギーを抑える事が出来るか否かの話です。

また断熱性能が良いと、先程の暖房を止め、朝起きる時に最低限の健康ラインとされる10℃を下回らない事にとどまらず、最低限の快適ラインとされる15℃を上回る事も可能です。

因み、福井市で15℃を下回らない為の熱損失係数は、0.34W/㎡Kとされています。

健康寿命と断熱性能の関係性などを調べられている先生もおられます。

余談ですが、断熱性能が良くなると、冷房時の負荷が大きくなる事も分かっています。
少し省エネルギーに反します。

色々とお話をしないと難しい事があります。
話しても難しいです。
しかし、今、知り得る情報を知っていただき、ご判断いただければと弊社では考えています。

重要なのは選択をしようとする事だと思います。

模型の図面

弊社では、お住まいのプランニングが決定する頃に模型を作成します。

大学時代の4年間。
竹中工務店の西梅田再開発チームでアルバイトをしていました。
現在のハービス大阪やリッツカールトンホテルのプロジェクトです。
そこで、模型を作り続けた経験が、今も活かされています。

因みにイメージマップも、竹中工務店(竹中デザイン)が考案した手法で、エクリュでも活用しています。

図面では、共通認識を高める事が難しいので、模型にします。
模型だと直ぐにご理解いただきやすいです。

模型を作成する為の図面も描きます。
それが上写真です。

図面が出来たので、いよいよ模型作成がスタートします。

トータル・クオリティ・チェック

今日は日本住宅保証検査機構さんによる(仮称)三十八社町の家の配筋検査を行いました。

配筋検査とは、鉄筋コンクリート工事において、鉄筋が正しく配置されているかどうかを確認する検査のことを言います。
鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートが相まって性能を発揮する構造体です。
それぞれが性能を発揮できる様にチェックする必要があます。
昨日は自社にて配筋検査を行いましたが、今日は日本住宅保証検査機構さん(第3者機関)による配筋検査を行いました。
TQCなどの考え方がありますが、それぞれの立場でチェックしていただくと、それだけ品質の確保にもつながります。

おかげさまで、昨日と同様(昨日は掃除をしましたが)、問題なくクリアを致しました。
おかげさまで、無事、ベースコンクリートの打設に進む事が出来ました。

掃除

今日は朝から必要充分の家の現場にて、オーナー様と打合せを行いました。

今日の打合せ内容は2つ。
ひとつ目は、壁などの下地位置を決める打合せです。

壁は、プラスターボードという材料の上にクロスなどを貼って仕上げます。
プラスターボードは石膏のためポロポロと崩れやすく、ビスや釘が効きにくく(止まりにくく)、その為重たい物を壁に固定したい場合、ベニヤなどで下地をしないとすぐに外れてしまう恐れがあります。

そこで壁などに重たい物を固定する可能性がある箇所にあらかじめビスなどが効くように下地をしておきます。
今日のひとつ目は、その下地の位置の打合せでした。

廊下や玄関の、将来の手すり下地や、下足箱や食器棚、住宅設備などの機器類などを固定する為の下地などは、打合せが無くとも当然に設けておくのですが、それ以外に、例えば絵画を飾ろうとお考えの位置や、カガミなどを壁に設置しようとお考えの場所などを現場にて確認していただきました。

下地が必要と考えられる主な場所は以下です。
① 壁掛けテレビ
② 絵画
③ 姿見カガミ
④ 壁取付家具
⑤ スピーカーなど機器設置
⑥ シャンデリア
⑦ カーテン
⑧ 家具転倒防止策
⑨ その他、重たい物を取り付ける箇所

下地位置をご検討いただいている間、お子さま達は、現場の掃除をしてくれていました。

今から建物を大事にしていただき、とても嬉しいです!

ふたつ目の打合せ内容は、次回、ご決定いただく内装壁や天井の仕上げの方向性を決めていただく事。

次回打合せの為のサンプル集めをしなくてはならないのですが、そのサンプルを集める為、方向性を本日ご検討いただきました。

仕上げを変える理由は、色々ありますが、例えば部屋の用途に合わせる為だったり、イメージを変化させる為だったりします。

落ち着きこある空間としたい場合は、比重の重い材料を使用したり、色の濃い仕上げ材を使用すると良いかもしれません。

安定感が必要でしたら、低い位置に重い感じ、高くなるほど軽い素材感にするなども良いと思います。

そう言ったお話をしながら、次回打合せにてご決定いただく仕上げ材のサンプル候補などを決めて行きます。

そんな間も掃除をしていただきました。
ありがとうございました!

打合せが終わり、次は(仮称)三十八社町の家の現場に行きました。

昨日、社内の配筋検査をした際、土地が粘土質の為、鉄筋などがとても汚れていました。
そこで、打合せの帰りに現場に立ち寄り、今度は自分たちで掃除をしました。

掃除をすると気持ちが良いですね!