ファサードにみる工夫

今日は、外壁をほぼ貼り終えた(仮称)文京5の家の現場に行って来ました。

(仮称)文京5の家は、その特別な敷地と接道の関係性から、ファサードを印象的にする事を意識してプランニングをスタートさせたお住まいです。
つまり、ファサードが(仮称)文京5の家を象徴するポイントのひとつです。

一般的な敷地の多くは、間口(接道部分)より奥行きが長いですが、文京5の家の敷地は(角地では無いのに)その逆で、間口が広く、奥行きが短い敷地です。

この恵まれた敷地条件を最大限使ったファサードを含めたプランにしました。

その事が、分かりやすいのが上写真。
カメラに入り切らない伸びやかなファサード。
その伸びやかさを強調する形状などを選択されました。

その選択のポイントは色々あるのですが、例えば以下が挙げられます。

① 高さを抑えて幅をみせる形状(幅広く見せた外壁)
② 横長の開口部
③ 水平方向の線の強調、色を変えた唐草

上記などが、ファサードに加えた工夫です。

アプローチも距離を稼ぎ、ゆったりと雨に濡れず建物に入る感じをファサードから感じ取れる様にデザインされています(見た目だけでは無く、印象からくる伸びやかさ)。

伸びやかさが、(仮称)文京5の家のひとつのテーマですが、ディフォルメやフェイクとはならない様、品格を問いながらの選択も(仮称)文京5の家の特徴です(大げさでは無く、正当)。

そんな(仮称)文京5の家の現場。
階段が出来上がり、安全に2階へ上がれる様になりました。
(先週までは、ハシゴで2階に上がっていました)

暮らしをイメージする打合せ

今日はお休みのところお時間をいただき、我が家(遊び心の家)にて打合せをさせていただきました。

弊社では、築11年になる我が家を使っての打合せをさせていただいています。

実際に11年、暮らしている住まいなので、生活を観ていただく事が出来、ご自身の暮らしをリアルにイメージしていただける事が、弊社としての想いです。

お住まいは、パビリオンでも美術館でも無く、お住まいです。

日々の暮らしがスムーズに出来てこそ、美しさを保たれる日常的な空間なのです。
ですから、ご自身の暮らしをリアルにイメージしていただくのは、とても重要な打合せとなります。

一度ではきっとイメージしきるのは困難でしょうから、必要と思われるタイミング、又はお申し出など有ればいつでも我が家にて打合せをさせていただいております。

お引渡し

今日は、集流の家のお引渡しでした。

お引渡しは、先ず、住宅設備などの機器類の使用方法説明を行い、続いて契約時からの変更内容などのご説明。
そして、引渡図書のご説明をして、カギ・建物のお引渡しとします。

中には、そこに火災保険のご契約を加えられる方もおられ、今日は火災保険もご契約いただきました。

引渡図書とは、完成した建物の情報(図面など)や工事中の状況、検査結果や保証の内容など、竣工した建物の情報をお伝えする書類集の事を言います。

お引渡しの日は、毎日のようにずっと通っていた現場に、その日から通わなくなる事がいつも不思議な感じがして、少し淋しくも感じます。

しかし、今日も購入された家具などが新居に届き搬入されるなど、暮らしがスタートするおめでたい日。

建物がオーナー様に大切にしていただき、末永く健やかであって欲しいと感じたりもします。

オーナー様におかれましては、たくさんのお時間をいただき、またたくさんご検討・ご判断をいただき、本当にありがとうございました。
今後ともお住まい共々弊社を、何卒よろしくお願い致します。

会う日

今日は、オーナー様やお施主様と、良くお会いする日でした。

先ずは、(仮称)文京5の家のお施主様と、玄関タイルなどの打合せを行いました。

イメージマップをもとに空間のトータル的なイメージなどを決めるのですが、イメージマップにて言語化された「様式からの発展」と言う言葉を深める事になりました。
イメージマップとは?ココをクリック

昨日のブログでお伝えした様に、弊社では「まん中に住む」との言葉に表現される、自分たちらしいお住まいのあり方を深めています。
良いお住まいとは、住む方らしいお住まいと、信じて疑わないからです。

今日は、イメージマップの分析結果である「様式からの発展」とこ言葉をお施主様の言葉に置き換えていただき、その言語化されたイメージをどの様に空間に表現して行くのか?をお話させていただきました。

間も無く、最後の発注承認打合せがあるのですが、その打合せがとても楽しみです。
発注承認打合せとは?ココをクリック

その後、歩先の家に伺い、久しぶりにオーナー様とお会いしました。
会社から歩いて伺えるご近所と言う事もあり、時々お会いしていたのですが、ここ最近はお恥ずかしい話、バタバタしてしまいご無沙汰しておりました。
歩先の家はココをクリック

最後に、立華の家に伺いました。
流石! 玄関のニッチには、ステキに花が生けられていました。
立華の家はココをクリック

明日は、集流の家のお引渡しです。
集流の家はココをクリック

原価オープン

前回に続き・・・またまた打合せ風景の写真を撮り忘れましたが・・・
今日は三有の家の見積りの打合せでした。

弊社は原価オープン方式の見積りを採用しています。
原価オープン方式の見積書とは、材料や工事費などを全ての金額を、弊社の利益をONしない原価にてお伝えする見積書を言います。
当然、弊社も工事で利益をいただくので、弊社の利益も金額表示されています。

意図は、単なる明朗会計ではありません。
もっと大事な事が意図にあります。
その大事な意図とは・・・

「お住まいづくりは、自分たち探しである」
弊社では打合せ中などにも、良く口にする言葉です。

では、自分たちとは、一体なんでしょうか?
ΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ

哲学的な話の様相になってきましたが、実はそうでも無くて、例えば・・・
例えば、それは「お金の使い方」だったりするのではないでしょうか?

意識してか or 無意識か?
もしくは、言語化してか or 直感的にか?
それはいずれであっても、優先する事やそうで無い事が、例えば「自分たちらしさ」がお金の使い方に表現されているのでは無いでしょうか?

エクリュの見積書が、(とても手間がかかり大変な事が多々あるのに)原価オープン方式で有るのは、上記の事を意識しての事です。

つまり言葉にすると、(住む方々が意識的に)価値観をお住まいに落とし込む。
結果的に、(住む方々が納得のいく)住む方々らしいお住まいになる。
コレが、原価オープン方式の見積書を採用している理由です。

とは言え正直な話、原価オープン方式の見積書があっても、住む方々ご自身が、自分たちを知ろうと考え、行動しない限り、(エクリュが考える)良いお住まいにはなり得ません。
ΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ

しかし、その様に行動された時、原価オープン方式の見積書で無いと誤った結果を導き出されてしまいます。

良いお住まいとは、(住む方々が選択した)住む方々らしいお住まい。
「原価オープン」は、そう信じて疑わないエクリュの「覚悟の選択」です。

見積図書にて打合せ

写真は撮り忘れましたが・・・

今日は、帰自(きじ)の家の見積図書による見積り内容の打合せを行いました。

弊社は、デザイン思考の会社であり、ニーズをお住まいに落とし込む事がとても重要だと考えています。

言葉にすると「当たり前だ!」と思われる事と思いますが、わざわざ当たり前の事を言葉にする理由があるのですが・・・その事はさておき、弊社が大切に考えている事、それによって行っているサービスのひとつが、見積図書の作成となりますが・・・
そのお話は、追々させていただくとして、今回は今日の打合せについてお伝えさせていただきます。

弊社の見積書は、原価オープン方式の見積書となります。

デザイン思考で、ニーズをお住まいに落とし込む事が弊社の重要に考えているポイントとお伝えしましたが、それを可能にするのが「原価オープン方式の見積書」となります。

原価オープン方式の見積書を作成するには、どんな材料にてどんな風につくるのか?詳しく分かる必要があります。

そこで「見積図書」を作成しています。

先ほどお伝えした様に、写真を撮り忘れましたが、見積図書(図面集など)はかなりの厚みになります。
正確な見積りを行おうと思えば思うほど、図面の枚数が増えて行きます。

今日はそのたくさんの図面など(見積図書)をご覧いただきながら、見積り内容の打合せを行いました。

CD

大学時代の先輩の先輩(祖田修氏)が発売されたCDのジャケットを、大学時代の先輩で、エクリュ・ギャラリーの柿落としで個展をしていただいたイシサカゴロウさんがデザインされました。

買わない理由がない。
買わずにはいられない。

本日、我が家に届きました!
CDをお聴きするのが楽しみです。

創立記念日

いつもお世話になり、ありがとうございます。
さて、弊社は、来る2022年5月17日をもちまして、創立17周年を迎える運びとなりました。
これもひとえに皆さまの厚いご支援と温かい激励の賜でございます。
ここに心よりの感謝を申し上げます。

オーナー様のご厚意のもと開催しておりました「集流の家」内覧会。
実はその最中にお祝いのお花をお持ちいただき、自分たちも間も無くその日を迎える事に気付きました・・・お恥ずかしい話です。

いつもご支援をいただき、本当にありがとうございます。

弊社は弊社の考える「シアワセのあり方」を基準に、お住まいづくりのお手伝いやエクリュ・ギャラリー、エクリュ・カフェ(オーナーズ・サロン)の運営、延いては会社の運営などを行なって参りました。

その事は今もずっと変わりませんが、哲学的でとても解りにくいその基準(コンセプト)を、出来る限り届きやすい様にと検討を深めて参りました。

ここからは、それと同時に、もう少し多くの方々にも届く様に、検討を深めて行ければと思います。

18年目も皆さまのご支援・ご指導を賜ります様、何卒よろしくお願い致します。

ありがとうございます。

ありがとうございました!

オーナー様のご厚意のもと開催しておりました「集流の家」内覧会。

先ほどを持ちまして無事閉会させていただきました。
ありがとうございました。

この度も、皆さまとお会い出来、充実した時間を過ごす事が出来ました。
これもひとえにオーナー様をはじめ皆さまのおかげと感謝しております。
ありがとうございました。

次回は、8月頃、福井市にて内覧会を予定しております。
また近くなりましたらご案内させていただきますので、次回もまた、よろしくお願い致します。

この度は、ありがとうございました!