光と灯りのコントロール
クロスなどの壁や天井の仕上げ工事が完了した帰自(きじ)の家。
現在は、玄関土間などの左官工事を行なっております。
帰自の家は、日光の取り入れ方や照明計画などが、落ち着きを生むようにコントロールされています。
また、平屋であるので、周辺の住宅から見下ろされる目線からのプライベート性の確保をしながら、空間を明るくする事も実現しているお住まいです。
壁や天井のクロスが貼られた事で、明るさの確保が成功している事が明確になりました。
クロスなどの壁や天井の仕上げ工事が完了した帰自(きじ)の家。
現在は、玄関土間などの左官工事を行なっております。
帰自の家は、日光の取り入れ方や照明計画などが、落ち着きを生むようにコントロールされています。
また、平屋であるので、周辺の住宅から見下ろされる目線からのプライベート性の確保をしながら、空間を明るくする事も実現しているお住まいです。
壁や天井のクロスが貼られた事で、明るさの確保が成功している事が明確になりました。
弊社の打合せや考え方の特徴で、社名の由来にもなっているのですが・・・社名の由来は、またの機会にお伝えするとして・・・その考え方とは、「内容物からプランする」です。
例えば、部屋に置く家具などは、先に想定していただき、お住まいのプランをして行きます。
しかし、お住まいが完成してくる頃、当初、想定していた家具と変更される場合も多々あります。
そこで、イメージマップ ※1 をもとに、再度、空間のイメージを調整しながら家具などを選び直して行きます。
今日は半日ものお時間をいただき、帰自(きじ)の家のオーナー様と家具の方向性など再構築のご検討打合せを行いました。
オーナー様はじめ、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
※1 イメージマップとは、共通認識にする事が困難なイメージを、言葉などに置き換えて共通認識を深める為のツールで、エクリュが採用している打合せの手法です。
あいにくのお天気ですが、今年も弊社の前の通りのサクラが咲いています。
何があっても、いつも花が咲くのは、本当に有難くすばらしい事で、そんな風に生きてゆきたいと感じます。
この時期になると、弊社の前の通りは、いつもより通行人が増えます。
そして、「ココ、何屋さんですか?」と聞かれる事が増えます。
「工務店で、お施主様専用のカフェで、ギャラリー(それに私設図書室)です」と答えます。
皆さん、きっと一瞬何の事か、すぐにはご理解いただけないでしょうね。
それが弊社の悩みでもあります(笑)。
でも、本当に大切な事は、すぐに解るようなモノでは無いとも思います。
今年もサクラが咲きました!
学生の頃、ノートを新調した時。
皆さんは、思いませんでしたか?
「今度は、キレイな字で書こう!」と。
その度に、何ページまで、いつもとは違うキレイな字で、書く事が出来ましたか?
きっと僕と同じく、数ページであっと言う間にいつも通りのノートに戻ったのではありませんか?
それと良く似た現象を、職業柄、(デベロッパー時代から)僕は何度も目にして来ました。
それは、新築されてスタートする理想の暮らしが継続されないと言う事。
学生時代のノートとそっくりです。
最初は、人のせいにしていました。
住む方に暮らしのセンスが無いのだと。
でもそれでは、僕らがいる理由が無い。
そこで色々と考えて今日に至ります。
エクリュの打合せの仕方やツール、仕組みやスペース。
それら全ては、理解の暮らしが数ページで終わらず、永く続く為です。
その為にすべき事。
多くの方々は、その方法を間違えています。
キーワードは「魅力」
この話の続きは、またの機会に!
「暮らしを諦めない」
その為の仕組みが、エクリュにはあります。
今日は想支の家の打合せでした。
打合せでは、Less is moreとGod is in the detailsについてお話しました。
Less is moreとは「少ないほうが豊かである」を意味する言葉。
God is in the detailsは「神は細部に宿る」を意味する言葉で、20世紀のドイツ人建築家、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886~1969)の言葉とされています。
建築を学んだ方なら、どなたでも知っている言葉ですが、もしかしたら、そうで無い方には耳慣れない言葉なのかも知れません。
シンプルやミニマルに形状を見せるには、実は物を単純にすれば良いと言う事とは違い、むしろ逆な部分があり、しっかりと検討をしたり、深い思考などを必要とします。
そして、その深い思考や繊細な感覚によって生まれた形状は、劇的な印象を生む訳では無く、(人によっては)本当に小さな声である事が多く、ご理解いただく事が困難である事が多いのも事実です。
ただ、Less is moreやGod is in the detailsと言う言葉が、建築を学んだ方にとって常識であるのに対して、そうで無い方には耳慣れない言葉である様に、共通の認識にするには時間などが必要となります。
また、その人によっては小さな声(影響)である事に費用をかけるとなると、その費用対効果は当然に小さなモノとなり、選択されなくなります。
その事は、その時点でのニーズですので、それは良い事だと感じますが、その時点であると言う事実は、変える事は出来ません。
今日は、ご判断いただくのが、非常に困難である内容の打合せをさせていただきました。
ご協力いただき、本当にありがとうございました。
コロナ禍になって、急激に減った膝を突き合わせての新商品説明会。
かなり、ウィズ・コロナが進んできた今日。
リクシルさんの福井ショールームにて、新商品説明会などをしていただきました。
今日は、インターンシップで弊社に来られている学生さんも一緒に参加しての研修となりました。
また今日は、ショールームの実機を使用して、料理体験もさせていただきました。
リクシルさんのリシェルは、人間工学に基づいて設計された事でも知られるキッチンです。
ヒューマン・フィット・テクノロジーと題して、多くの方々の料理中の動きをデータ化して、更に最適化を図った機種です。
そのキッチンで、実際に料理をする事で、その「ヒューマン・フィット・テクノロジー」を体感させていただきました。
料理中に必要になる道具が、そのタイミングの最も近い位置の収納に収容されている事が、料理をして気付きます。
最後は、出来たフレンチトーストをいただきました。
おかげさまで、美味しく出来ました。
「インターンシップ」ってご存知でしょうか?
インターンシップとは、ひと言で言うと「社会に出る前に仕事の場を体験してみること」だそうです。
今日、はじめて弊社にインターンシップで学生さんがお越しになられました。
(以前は、卒業制作で、弊社にお越しなられた学生さんはおられましたが、インターンシップははじめてでした。)
弊社としては、とても重要な役割を社会の中で担っているとは考えていますが・・・その役割は、かなり知識などをお持ちでないと、聞こえてこない言葉の数々がある事も承知しており、学生さんにうまくお伝えできるのかと考えました。
また、(結果として、今は)マイノリティな考え方であるかも知れないので、弊社を選んでいただいた学生さんの為になれるか? 社会に出る前の事を弊社で体験される内容について、とても責任を重く感じました。
とは言え、弊社が出来る事しかできない。
弊社が大切にしているやり方、相談しながら進める事を実践しながらのインターンシップが、本日、スタートしました。
今日の業務は、インターンシップで得たいモノを考えて伝えていただき、それを得るためのスケジュールなどを一緒に検討。
それを見える化するところまでを行っていただきました。
弊社が大事に考えている、想いの共有化を体験していただく事が、その目的です。
先ほど、無事、任務完了。
今回のインターンシップのスケジュールが完成しました。
オーナー様はじめ、皆さまのおかげを持ちまして、今日は「三有の家」のお引渡しでした。
本当にたくさんのお時間をいただき、今日の日を迎える事が出来ました。
ありがとうございました。
弊社は、2階にギャラリーがあります。
その大きな理由は、2つあります。
ひとつ目は、「4の4〜5乗」がその理由ですが・・・
この話は、別の機会にさしていただくとして。
ふたつ目の理由である「美しい暮らしを続ける為の両輪」についてお話しします。
この業界でお仕事をさせていただいて30年程経ちます。
大学を卒業して直ぐには、芦屋のマンションディベロッパーで、分譲マンションの設計をしていました。
芦屋のマンションデベとの事で、比較的、経済的に余裕のあるお客様が多いのですが、(何かの機会に)お住まいに伺って、その暮らしぶりに「素晴らしい!」と感じた経験がありませんでした。
その事が、エクリュの住まいづくりのコンセプト「自分のまん中に住む」につながって行きます。
ココのご説明も今回は割愛させていただきますが、「自分のまん中に住む」は、美しく暮らし続ける方輪です。
もう方輪は、「暮らしにワクワクし続ける」です。
とは言え、暮らしとは日常。
直ぐにいつも通り、単調になり、(いくら気に入ったモノたちに囲まれた暮らしでも)流されがちです。
そこで、弊社のギャラリーにお越しいただき、刺激を得て、暮らしスイッチを再びONにしていただく事が、弊社がギャラリーを併設している理由です。
出来る限り使いやすく住む方にフィットしたお住まい
それと
暮らしスイッチを時々ONにして、暮らしに興味を持ち続けていただく
その事で、美しい暮らしを持続していただく事が、狙いです。
例えば、住宅ローンを組まれた場合、毎月、住宅に対して費用を払われています。
その支払いに対して、最大限の効果を得る必要があります。
その為には、お住まいの美しさが継続されている事は、ある意味、最低限だと僕は思います。
弊社のギャラリーを是非ご利用いただければと思います。
今日は、帰自(きじ)の家の足場が無くなりました。
足場がバレると、建物のファサードなどが明確に見えて、とても嬉しくなる瞬間です。
帰自の家のファサードは、印象的です。
そして、その印象は、見る角度によって変化するのも特徴です。
ファサードは、木製の板が乗っかった様なイメージを受けます。
大屋根が印象的です。
角度を変えると、10年前に弊社で建てていただいた「両美の家」との対比が印象的です。
裏にまわると、シンプルな形状に見えます。
個性的な内部空間を生む為の形状が、外観を印象的な形状にしました。
外構工事が進むと、更にそんなファサードや外観が引き立つので、とても楽しみです。
「自分らしい家」とは?
あなたは具体的に言葉に出来ますか?
また、イメージ出来ますか?
そもそも「自分」とは?
その言語化無くして、家に落とし込む事は困難極まり無い事になります。
プロフェッショナルの流儀のテーマソング「Progress」では、ジブンを以下の様に表現しています。
“僕が歩いて来た 日々と道のりを ほんとはジブンって言うらしい”
その事を認めて歩んでいる人は、ちゃんと「自分」を言語化出来ているので、「自分らしい家」も言葉に置き換えたり、イメージ出来たりします。
ところが、歩いて来た日々と道のりを全て受け入れて生きて行く事は、非常に困難で、人によっては恐怖すら覚えるらしいです。
しかし(恐怖や嫌悪感から逃れるか様に)重ねたウソの数だけ、自分から自分を遠ざけてしまいます。
実は早く受け入れてしまった方が、良いかも知れません。
(怖がらずとも大丈夫です)
弊社では、自身を知り、受け入れた住まいづくりをオススメしています。
それは、住まいは、人生の内で、もしかすると最も多くの時間を過ごす場所になるかも知れないからです。
“あと一歩だけ前に進む”その為に
家では自分を取り戻す必要があります。
“Progress”は、自身を知り受け入れた時からはじまります。
それに住まいは、大きな役割を果たす事が出来る最も重要な場所です。
“あと一歩だけ前に進もう”