「お住まい」の話をすると、どうしても「生き方」の話になります。

弊社が「お住まい」の話をすると、どうしても「生き方」の話になります。

これは、何も話を飛躍している訳ではなく・・・
そもそも意識してようと意識していなかろうと、「お住まい」を考える事は、「生き方」を考える事に直結しているからです。

(何度かココでご紹介していますが)
僕の好きな建築家、ルイス・バラガンもこう言っています。

「私の家は、私の心の避難場所でした。」

お住まいは、もしかするとその人の人生の中で、最も多くの時間を費やした場所になるかも知れません。

今、福井はカニのシーズンを迎えていますが、砂地のカニと泥地のカニとでは、味が違うという人もいます。
それと同じように、どこに身を置くかは、その人自身に大きな影響がある事は、言うまでもありません。

自宅が避難所であったルイス・バラガン。
バラガンが、多大な功績を納める事が出来た理由のひとつは、避難所が自宅であった事にあると僕は考えています。
リセットが出来る場所。 自分に戻れる場所。 それが、最も多くの時間を過ごす自宅であった事で、バラガンは多くの方々に必要とされ、多くの功績を残されたのだと思います。
何より、多くの時間を安心して(ご自宅・避難所で)過ごされた事は、とてもシアワセな事だと思います。

そんな事を考えていると、弊社が「お住まい」の話をすると、どうしても「生き方」の話になるのです。

お住まいを考える上で、ほとんど語られる事のない話。
でも、上記のようにとても重要な話。
そんないろんなお話をさせていただく機会(セミナー)を、弊社では行っております。

随時、受付けしております。
お問合せくださいませ。

【お問合せ】
株式会社エクリュ
電話:0776-36-9001 (平日:9:00-18:00)
メール:info@ecru-arc.co.jp

【参照サイト】
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/随時、セミナー申し込みを受けています。

トラ墨 → 土台墨

今日は朝一から、帰自(きじ)の家のトラ墨と土台墨を行いました。

トラ墨とは、トランシットという機械を用いてコンクリート基礎の上に載せる木製の土台の基準を決める作業です。

いつも緊張する作業で、昨日は、トランシットを使い慣れている基礎屋さんに、上手な使い方をご伝授いただきました。

そのおかげもあって、今日はスムーズにトラ墨を打つ事が出来ました。

続いて、そのトラ墨を基準に、大工さんが土台墨を打ちます。

土台墨とは、土台を据える線(位置)を、基礎天端に示した墨打ち(線を引く事)を言います。

おかげさまで、午前中で全ての土台墨を打ち終える事が出来ました。

Kartell福井さん5周年パーティ

おかげさまで今晩は、とても素敵な夜を過ごさせていただきました。

Kartell福井さんは、今年、オープンから5周年を迎えられます。
そのお祝いのイベントが、高木中央1丁目にあるカードルさんにて開催され、伺って参りました。

お祝いとの事で、いつも大変お世話になっておりますフラワーカドヤさんに、花束を作っていただきました。
今回のパーティのドレスコードが、赤い物を身につける事でしたので、逆にブルー系の花束にしていただきました。
とても素敵な花束を作っていただき、ありがとうございました!

Kartell福井さん、5周年おめでとうございます。

素敵な時間と空間を楽しませていただき、ありがとうございました。

芦屋のマンションディベロッパーに勤めていた頃、芦屋の家具屋さんの新作発表のイベントに参加させていただいた事、また北野クラブにて行われた神戸プレミアムナイトに招待していただいた事などを思い出し、このような雰囲気を懐かしく感じていました。

この度おかげさまで、久しぶりにオシャレで楽しい時間と空間を楽しませていただきました。

最後の発注承認打合せ

おかげさまで昨日は三有の家の開口検査 ※1 を無事終えて、今日は、最後の発注承認打合せ ※2 を行いました。

最後の発注承認打合せは、内装仕上げ材をご決定いただく打合せで、壁紙などを最終決定いただきます。

壁紙は本当にたくさんの種類があり、また壁紙のメーカーさんも数社ある事から、膨大な選択肢の中から選ぶ事が出来る為、打合せにも多くの時間を有します。

そこで役立つのがイメージマップ ※3 ですが・・・
今回は、イメージマップの真ん中からは少し離れたエリアのイメージでまとめる事になり、弊社としては、何度もイメージマップをご覧いただき、確認させていただく打合せとなりましたが、最終的にはオーナー様らしいお住まいになったのではないかと思います。

自分たちらしいお住まいにて、自分たちらしく暮らす事が、とても重要だと弊社は考えており、オーナー様にとっての「良い」を一緒に探って行く打合せをさせていただいております。

三有の家は、既に形状などに個性が出ており、色彩や素材がそれを更に印象付けるレイアウトになっております。
あとは、今お持ちの物や家具、新たに購入をご検討されている物や家具との調和が図られていると更に良くなります。

これで三有の家の打合せは、全て完了致しました。

弊社では、オーナー様に出来るだけご自身の価値観での選択をしていただく事こそが、オーナー様にとっての良いお住まいになり得ると信じて、多くの選択の機会を設けている為、打合せさせていただくお時間もたくさんいただきます。

おかげさまで、今日はその全ての打合せを終える事が出来、あとは完成を待つのみとなりました。

本当にありがとうございました。

※1 開口検査とは、弊社は、標準仕様やオプションなどの考え方が存在しない、一定の性能をクリアした上では、仕様をお施主様と相談しながら、費用対効果をお施主様にご判断いただきながらご選択いただく事で、お施主様の価値観がお住まいに落とし込める仕組みを有しております。 そこで例えば木製建具においても、メーカーさんなどの既製品を選ばれる方もおられれば、建具屋さんの造作によるフルオーダーの建具を使用される方、既製品を利用しながら、それを改造してオリジナルの建具にされる方など様々です。 既製品を改造した建具とした場合、大工さんと建具屋さんの共作でドアなどが完成する事もあり、建具屋さんに建具を吊り込んでいただく前に、大工さんが造った開口部が、図面通りの寸法になっているのかを確認致します。 それが開口検査です。

※2 発注承認打合せとは、現場にて着手(発注)をする前にご契約内容を確認し、契約内容のまま進めても良いか?を確認する打合せ。 ギリギリまでニーズの調整を図る、エクリュ独自のサービス。

※3 イメージマップとは、共通認識にする事が困難なイメージを、言葉などに置き換えて共通認識を深める為のツールで、エクリュが採用している打合せの手法です。

LIXILメンバーズコンテスト2022 地域特別賞 受賞

LIXILさんのコンテストの新築部門。
今年もLIXILさんからお申し出いただき、出展させていただいたところ、おかげさまで、「結地の家」が地域特別賞を受賞させていただきました。

地域特別賞は、出展者の30%未満にノミネートされた者が受賞されるとお聞きした旨を、「結地の家」のオーナー様にご報告したところ、とても喜んでいただき「私たち家族にとっては、1番ですけど!」と仰っていただきました。

受賞につぎ、何よりも嬉しい言葉をいただきました。
ありがとうございます。

「自分」たちにとって「良い」住まいとは?【最終話】

自分たち家族にとって、良い住まいとは?

3つの言葉を深めて考えて参りました、今回のテーマ。

① 「自分」とは「ずっと歩いてきた日々と道のりと価値観で表現出来る」

② 「良い」とは「自分を知り、選択する力と環境を得る事で実現出来る」

③ 「住まい」とは「暮される方々にフィット、もしくはそのものであるべき」

以上の事からエクリュでは、お施主様と一緒にお施主様の事を深く知り、それを言語化・数値化して、住まいに落とし込んで行く事が、良い住まいを得る唯一の方法と考えて、打合せさせていただいています。

詳しくは、セミナーを行い、お伝えさせていただいたり、実際の打合せをご体感いただくサービスなども行なっております。
お問合せいただけましたら幸いです。

【セミナーのご説明】
詳しくは、以下のURLをご参照くださいませ!
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/随時、セミナーの申し込みを受けています

【お問合せ】
以下のURLからお願い致します。
https://www.ecru-arc.co.jp/contact

「自分」たちにとって「良い」住まいとは?【第三話】

自分たち家族にとって、良い住まいとは?

皆さま、住まいをご計画される時、考えられる事が幾度もあるのでは無いでしょうか?

その答えに近づくには、3つの言葉の意味を深め、理解する必要があります。 それは・・・

① 「自分」とは
② 「良い」とは
③ 「住まい」とは

最後に今日は、③「住まい」とは? について考えたいと思います。

「住まい」の捉え方は、きっと人それぞれ、十人十色です。
ですので、ここでは僕自身が考える「住まい」とは?についてお話したいと思います。

多くの方々にとって、人生の中でとても多くの時間を過ごす場所は、2種類あります。

ひとつは、「職場」です。
そしてもうひとつが「住まい」です。

「職場」は、誰かの役に立つように頑張る場所。
「住まい」は、緊張から解き放たれ、リラックス出来る場所ではないでしょうか?

僕は仕事をする時、人生で多くの時間やエネルギーを費やすのだから、つまり①自分をカタチづくる大きな要素となるので、姿勢や想い、思考などを清く正しく美しくできるよう心がけています。

一方、それを可能にするには、「住まい」での充実した時間があっての事と思います。
「住まい」では、心の水面の波紋を、カガミのように静めるかの如く、リラックス出来て、トータル的に豊かな人生を送る事が可能になると、僕は考えています。

僕の好きな建築家、ルイス・バラガンは

「静けさこそが、苦悩や恐怖を癒す薬です。」
「豪華であろうと質素であろうと、静謐な家をつくることが、建築家の義務なのです。」
「私の家は、私の心の避難場所でした。」

と言っています。

そう言った意味でも、「住まい」を建てるお手伝いとは、大げさに言うと人生のカタチを変えてしまう程の事と責任を感じています。

だからこそ、「住まい」は、そこに暮される方々にフィットする、もしくは暮される方々そのものである必要があると、弊社では考えています。

それには、暮される方々(お施主様)と一緒に、暮される方々を出来る限り正確に表現出来る、考え方や仕組み、ツールや感性が必要です。

「自分」たちにとって「良い」住まいとは?【第二話】

自分たち家族にとって、良い住まいとは?

皆さま、住まいをご計画される時、考えられる事が幾度もあるのでは無いでしょうか?

その答えに近づくには、3つの言葉の意味を深め、理解する必要があります。 それは・・・

① 「自分」とは
② 「良い」とは
③ 「住まい」とは

今日は、前回、①「自分」とは? に引き続き、②「良い」について考えたいと思います。

「良い住まい」「良い暮らし」

それらの「良い」は、誰にとっての良いでしょうか?

それはあまりに愚問で、当然にお施主様にとっての「良い」です。
いや、果たして愚問と言い切れるでしょうか?

本当に、お施主様にとっての「良い」で、「住まい」や「暮らし」が考えられていますか?

国や会社の「良い」をあなたの「良い」かの様に勧められ、それを受け入れていませんか?

「選択」をするには、力が必要です。
力を持たないと「支配」されます。
つまり、誰かの都合の良い事を、まるであなたの「良い」かのように、誘導されてしまいます。

「選択」を諦めた時から、「良い」は自分たちにとってでは、あっさり無くなってしまうのです。

今一度、「良い」の意味と、それに伴う行動を深く考えていただきたいと思います。

「良い」を可能にするには

❶ 選択できる力を身に付ける
❷ 選択のできる環境を得る

以上の事で、自分たちにとっての「良い」の実現に近付く

「自分」たちにとって「良い」住まいとは?【第一話】

自分たち家族にとって、良い住まいとは?

皆さま、住まいをご計画される時、考えられる事が幾度もあるのでは無いでしょうか?

その答えに近づくには、3つの言葉の意味を深め、理解する必要があります。 それは・・・

① 「自分」とは
② 「良い」とは
③ 「住まい」とは

今日は、①「自分」とは? について考えたいと思います。

一番、難しいテーマから、手を付けてしまった・・・

そもそも「自分」なんてモノは、一生かけて探すモノかも知れません。
でも、一方で、「汝自身を知れ」とソクラテスは言っています。

弊社では、「住まいづくり」は、自分探しにはじまり、自分探しに終わるとお伝えしております。

スガシカオさんの「Progress」と言う曲は、とても有名ですが、僕も好きで、時々、会社でギターを弾きます。

歌詞の中にこんな一文があります。

ずっと探していた理想の自分って もうちょっとカッコよかったけれど ずっと歩いてきた日々と道のりを ホントは「ジブン」って言うらしい

この言葉は、住まいづくりにおいても、とても大切な考え方で、クールだと思います。

先ず一つ目の自分の定義

「自分とは、ずっと歩いてきた日々と道のり」

昔あったリフォームを行う所さんのあるテレビ番組で、いつも気になっていた事がありました。

それは、便利に変形するダイニングテーブルなどに関してです。
時には、亡くなったおじいちゃんの写真が、そのテーブルから出てきたりして、それをご覧になったお施主様が涙されるといった名シーンを、何度か目にしました。

しかし、僕は一緒に感動する事が出来ませんでした。
それはなぜか?

僕はどうしても、可変性を優先した結果、決して美しいとは言えないそのダイニングテーブルの、可変性を優先した結果の製作費、つまりダイニングテーブルの代金を知っても、それは名シーンとなったか?って事を考えてしまうからです。
きっと、一品モノの可変性あるダイニングテーブルの製作費は、ポラダ社カッシーナなど、一流メーカーと同等になる場合も・・・
僕ならカッシーナのダイニングテーブルの方が良いな!
そう考えるからです。
だからむしろ、所さん!事件ですよって感じるのです。

そこでフッと思う。

何に喜び感動するのかは、人それぞれで、それが僕と他人とのでは違うから、僕は僕はと言えるんだと。
そして、それは、費用対効果で表現出来る。

言い換えると、それは「価値観」。

二つ目の自分の定義

「自分とは、価値観で表現出来る」

① 「自分」とは

「ずっと歩いてきた日々と道のり」

「価値観(費用対効果の選択)で表現出来る」

間取りに見られる、最近の子育て世代の特徴とは?

弊社のオーナー様(お施主様)の特徴は、年齢層がとても広い事があげられます。
必ずしも子育て世代が、オーナー様である訳ではありません。

オーナー様の年齢層が幅広い訳。
その大きな要因のひとつは、弊社の住まいづくりのお手伝いの考え方やサービスの仕方、打合せの仕方などがかなり特徴的だからだと思われます。

詳しいご説明は、ココでは割愛させていただきます。

因みに・・・
セミナーを随時、受付けております。
詳しくは、以下のURLをご参照くださいませ!

https://www.ecru-arc.co.jp/blog/随時、セミナーの申し込みを受けています

そうは言っても、子育て世代のお住まいもたくさんあります。
現在、工事中の三有の家のオーナー様も、子育て世代で、こどもみらい住宅支援事業を利用してのお住まいづくりです。

こどもみらい住宅支援事業など、補助金に関してのご説明も、ココでは割愛させていただきます。

上写真は、三有の家のヌック(DEN)です。

最近の子育て世代の住まいづくりに見られる特徴を、表しているのが、このヌックかも知れません。

その特徴とは?

5年から10年程前(?)、住まいづくりのキーワードに「リア充」がありました。
SNSなどの繋がりでは無く、実際のコミュニケーションの充実を図ると言った意味でしたが、その「リア充」の背景もあり、住まいづくりでもLDKを広く取り、家族や友人との時間を大切にする傾向が見られました(リビ充)。

今もその傾向は残っており、三有の家のLDKも立体的に大きな空間になっており、とても楽しいL+DKになっています。

それに加えての三有の家にも見られる最近の子育て世代の住まいづくりの特徴とは、ヌックに見られるように、個人の充実も図る点にあります。

個人の充実があって、家族の充実。
延いてはコミュニティの充実に繋がる。

その様に考えてか否かは分かりませんが、ひとりの時間を大切にされる傾向があります。

三有の家には、ご主人が主に使用されるゲーミングルームもあります。

我が家(遊び心の家)にもヌックの様なモノはありますが、コレは長女の部屋の造り付けベッドです。
今は長女が県外に行き、客間として使っております。

三有の家のヌックは、主に奥様が使用される予定です。

ご夫婦の寝室はありますが、ひとりにもなるコーナーをそれぞれに持たれるのが、最近の特徴に感じています。

そんな見どころいっぱいの三有の家。
内覧会は年明け2月頭のご案内を予定しております。

また、オーナー様のご厚意のもと、「現場見学会」も行っております。
工事中だから見る事が出来るポイントなど、実際の現場をご覧いただきながらご説明しております。

ご希望の方は、是非、ご連絡くださいませ。

株式会社エクリュ
電話 0776-36-9001 (平日:9:00-18:00)
メール info@ecru-arc.co.jp