皆さま、ありがとうございます。

こんな時間に・・・
ご無理をお願いして、お施主様でもある児玉看板店さんに、明日からスタートする絵画展のタイトルを、メインの壁に記していただきました。

お忙しい中、急にお願いをしたので、こんな時間にお越しいただく事になりました。

おかげさまで、イメージ通りのすごく良い感じになりました。

先週末に、前々回、個展をしていただいた友高博之さんとお会いした際に、展示の進行状況がほぼ0%である事をお伝えすると「手伝いに行くよ!」と言っていただきました。

今日、友高さんが会場にお越しになり、展示完了99%である事をお伝えすると、安心して帰られました。
皆さまの温かな想いでここまで来ました。
ありがたい限りです。

いよいよ明日、13時から「煌びやかに、まどろむ日常。岩堀葉展」がスタート致します。

ステキな出会いがありますように願い、とても楽しみにしております。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

ラヂヲの時間

今日は朝からFBCラジオさんが、生放送で取材に来られました。

明日からスタートする「煌びやかに、まどろむ日常。岩堀葉展」の取材でした。

生放送なので、取り直しも編集も出来ないぶっつけ本番。

最初に詳しく取材をされて、約10分間の尺をイメージされながら話を組み立てられていました。

そして本番。

取材していただいた内容を、10分間に詰め込んでいただきました。

僕たちも、明日からスタートする「岩堀葉展」が楽しみになるようなお話をしていただきました。

ありがとうございました。

まもなく開始 〜岩堀葉展〜

皆さまのおかげを持ちまして、15日(土)から開催致します「岩堀葉展」。
ほぼ、準備が整って来ました。

先週末には、進行状況ほぼ0%とご心配をおかけしましたが、岩堀さんはじめ、皆さまのお力添えをいただき、15日には間に合うと感じる事が出来る状況になりました。

本当にありがとうございます。

弊社は、お住まいをご提案する工務店でもあります。
多くのギャラリーさんとは違い、暮らしをご提案させていただく中でのアートのご紹介をさせていただいております。
会場で感じとっていただけると幸いです。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

10月15日(土)〜30日(日)
13:00-18:00
エクリュ・ギャラリーにて
「煌びやかに、まどろむ日常。岩堀葉展」

入場無料
駐車場:https://goo.gl/maps/nFS9yHK14BLLKbmv7
後援:福井新聞社

※10月15日(土)のみ、13:00〜16:30

トークショー 10月23日(日)15:00〜
※コロナ禍により人数制限アリ、要予約

【お問合せ先】
株式会社エクリュ
TEL:0776-36-9001(平日9:00-18:00)
Email:info@ecru-arc.co.jp

ご安心を

今日は、午前中、両美の家の10年点検に行って来ました。

踏切が好きで、打合せの時に何度も踏切へ連れて行くように要求された幼な子が・・・部活に励む中学生に。

10年とは、そんな時間なのですね。

おかげさまで、点検結果は大きな問題も無く、良かったです。
ありがとうございます。

両美の家の点検を終えて、二軒隣。今週末に地鎮祭を控えた帰自(きじ)の家の縄張りを行いました。

帰自の家は、両美の家の二軒隣に位置します。

縄張りとは、敷地と建物の関係を明確にする為、建物の柱芯を地面に描き、地縄を張る事を言います。

縄張りをして現地をご覧になられたお施主様は、たいてい「小さいね」と仰います。
でも、基礎が出来、建て方を終えて建物がイメージしやすくなるにつれ、イメージ通りの広さになって行きます。

ご安心を!

セッティング

10月15日(土)からエクリュ・ギャラリーにて開催致します「岩堀葉展」。
開催日が1週間を切りました。

そこで今日は、会場のイメージをしていただけるように、(たたき台として)展示のセッティングをしました。

明日、岩堀葉さんに会場へお越しいただき、チェックと手直しをお願いしています。

作品が壁に飾られ、照明が当たるとワクワクし出します。
おかげさまで、無事、オープニングを迎えられる雰囲気を感じて、安心と共に気分が高まって来ました。

10月15日(土)〜30日(日)
13:00-18:00
(15日のみ16:30まで)
エクリュ・ギャラリーにて
「煌びやかに、まどろむ日常。岩堀葉展」

入場無料
駐車場:https://goo.gl/maps/nFS9yHK14BLLKbmv7
後援:福井新聞社

※10月15日(土)のみ、13:00〜16:30

トークショー 10月23日(日)15:00〜
※コロナ禍により人数制限アリ、要予約

【お問合せ先】
株式会社エクリュ
TEL:0776-36-9001(平日9:00-18:00)
Email:info@ecru-arc.co.jp

道程

学生の頃、ノートを新調し、今日から新しいノートを使用するといった時、このノートは綺麗に書き続けようと誓った覚えはありますか?

またその結果は、数ページでいつも通りのノートの取り方に戻っていた、なんて事はありませんでしたか?

お住まいを新築されて、「(今度は賃貸時代と違い収納も設けたし)理想の暮らしを続けよう!」そう考えて暮らし始めたが、学生の頃のノートのように、築3年も経たないのに以前と変わらぬ暮らしぶりって事。
周りで見かけませんか?

「そう言えば、●●さんに新築した時、ホームパーティーに誘っていただいたけど、それっきり伺って無いかも」
そんな事は珍しく無く起こっています。

どうしてそうなるのでしょうか?

それは・・・
顕在化したニーズを満たす事で得られる満足。
その満足が持続する期間は、短期間である事と関連性があります。

お住まいを計画される時、多くの方々が多くの事を検討されます。
「オシャレなお家にしよう!」
「広いのがイイ!」
「使い勝手も大事」
「安心、安全は、最低限確保しないと」
「やっぱりオール電化かな?」
などなど
書ききれない多くの事を検討され、それらご希望・ご要望としてお伝えされ、お住まいを計画される事でしょう。

そうされなかった方はいないと言っても過言ではないのでは?

それなのにその結果が、「学生時代のノート」同様になる理由は、① 収納計画が不十分だった ② 工務店からの提案力が不足していた ③ 暮らしが変化した と言う事でしょうか?

それも原因に含まれるかも知れません。
しかし、上記3点が、最も重要なポイントでは無い為、そこを気にしておられる限りきっと解決には至りません。

では、最も重要なポイントとは・・・
それは「ご自身を知る深さ」にあります。

「汝自身を知れ」

学生時代のノートが、「希望」や「誓い」に反して、いつも通りになるのは、その「希望」や「誓い」が、自分自身を深く理解したところから発せられたモノでは無く、むしろ自分自身を横に置いておいた、単なる「希望」「誓い」に過ぎなかった為です。

「汝自身を知れ」

そう言う意味では、① 収納計画が不十分だった は、今までのご自身の暮らしを深く理解せず、収納を設けたという意味で、原因のひとつでしょう。

ただ、収納を無闇矢鱈に増やせば良いと言うモノではありません。
矢張り、「汝自身を知れ」 より深くご自身を知っていただいた上での計画が必要です。

② 工務店からの提案力が不足していた
コレも原因のひとつです。

工務店が伝える「良い」は、本当にあなた方を知った上での「良い」でしたか?
未だ何も知らぬうちから、「良い」と勧められたりしませんでしたか?
いやいや、そもそも、自分達ですら自分達の「良い」が解らない状態で、数回しか会っていない人が「良い」を理解しているのでしょうか?

矢張りコレも「汝自身を知れ」 ご自身を知らないと工務店を選ぶ段階から判断を誤る事がお解りいただけますでしょうか?

③ 暮らしが変化した
「変化」は止められません。
「ご自身」同様、「変化」も受け入れていただく必要があります。
ご自身を深く知る事で、コントロール出来る事もあるかも知れませんが、それは幻想かも知れません。
「変化」を楽しめると良いですね!

以上、少なくとも2点に関しては(もしくは3点目も)、ポイントが「ご自身を知る深さ」にある事をお解りいただけましたでしょうか?

「汝自身を知れ」

自分自身とは何でしょう?
どうすれば、それが解るのでしょう?
ひとつは言語化し、数値化すれば、解ってきます。
弊社が原価オープンである理由です。

自分たちを知る事は難しいです。
一緒にご検討いただけると嬉しいです。
それに、意外に楽しい事かも知れません。

弊社では、「お住まいを建てる事」は、「生きる事」「人生」の話になります。

実は、どんな事も本当はそうなんです。
意識下に上がって来ている、上がって来ていないに関わらず、言動やその結果、因果は、自分自身(自分の価値観)で構成されています。
ジブンとは、道程ですからね。

僕の前には道はない
僕の後ろに道はできる
(高村光太郎)

岩堀葉展「煌びやかに、まどろむ日常。」

煌びやかに、まどろむ日常。と題したこの度の展覧会は、大変ご活躍されている福井の日本画の作家、岩堀葉による個展です。

日本画と聞くと飾るのは和室をイメージされる方が多くおられるのでは無いでしょうか?

日本画は厳選されたマテリアル(素材)に想い(念)を載せたアートとも表現出来ます。
今回の作品も、岩野市兵衛氏による手漉き和紙「越前雲肌麻紙」の上に金箔や銀箔、錫箔や胡粉などを施したり、岩絵具や水干絵具にて絵を描いています。
絵具のチューブから色を出して、混ぜて描くと言った作業では無く、まるで工芸品の職人のように混ぜたり捏ねたり調合したり寝かしたり、作業工程やそれにかける時間も大きいです。

そんなマテリアルと想いが深く表現された絵画は、和室で無くともどんな壁にも存在でき、エネルギーを放ってくれます。

また、題名にもあるように、絵から光など陰翳を感じます。
金箔など、煌びやかに感じられると思いますが、そこに影も感じられます。
そこに陰翳礼讃のような日本人の心情の深さが観えてきます。

岩堀葉はよく「目に映らないモノを描きたい」と言います。

直接描かれていないが観えてくる「風(蝶々)」や「移ろい」、「愛しさ・切なさ・強さ」や「情緒」などなど、「念」や「情」などに気付いていただければ幸いです。

10月15日(土)〜30日(日)
13:00-18:00
エクリュ・ギャラリーにて
「煌びやかに、まどろむ日常。岩堀葉展」

入場無料
駐車場:https://goo.gl/maps/nFS9yHK14BLLKbmv7
後援:福井新聞社

※10月15日(土)のみ、13:00〜16:30

トークショー 10月23日(日)15:00〜
※コロナ禍により人数制限アリ、要予約

【お問合せ先】
株式会社エクリュ
TEL:0776-36-9001(平日9:00-18:00)
Email:info@ecru-arc.co.jp

岩堀葉 (いわほりよう)
福井市生まれ

2012 個展 『心、色に染まる』@スペースお市
2016 個展 『意識の間で浮遊する色』@大安禅寺
2017 個展 『星くずと猫展』@うるかふぇ
2018 近代日本美術協会展 新人賞受賞
2019 福井駅前居酒屋BONTA 壁画制作
2019 現代童画福井地区展 大賞受賞 無監査推挙
2019 山形県麓井酒造 日本酒ラベルデザイン 
2020 岩堀葉絵画教室開校
2020 猫フェス @富山大和
2021 猫フェス @香林坊大和

2017〜現在 グループ展ガンゾギャラリー 
2019〜現在 今立現代美術紙展

ミーレの食器洗い機

今日は、彩現の家のオーナー様にずっとお待ちいただいていたミーレの食器洗い機が、やっと完成しました。
長らくお待ちいただき、本当にありがとうございました。

現在、海外製の食器洗い機など、未だかつて無い程、納期が遅れており、いつ入って来るかも分からない状態です。
1年・2年かかる物もあるそうです。

彩現の家のオーナー様にも、長らくお待ちいただいてたのが、ミーレの食器洗い機(フランス製)でした。
それがお引渡しから7ヶ月も経って、やっとミーレの食器洗い機が完成して竣工となりました。

彩現の家は、お引渡しから7ヶ月。
とてもオシャレに暮らしていただいてて、内覧会の時よりずっとステキな空間になっていました。

内覧会はいつも、ご覧いただく方々が暮らしをイメージしやすいように、弊社の備品の家具などを展示して行なっています。

でも、打合せは、当然、実際の暮らしをイメージして行います。
当たり前ですが、弊社の備品の家具などでは無く、現在お持ちの家具を新居でもご利用になられる場合はその家具などを図面にも落とし込んで、若しくは新たに家具などを購入される場合は、その家具も打合せで決めたり、図面に落とし込んでプランニングを行います。

ですので、実際の暮らしの方が、内覧会の時より良くなるのは当然です。

とは言え、調度品などまでは想定してはおらず、彩現の家は、想像以上のステキなお住まいになっていました。

嬉しいですね!

今日はお引渡しから7ヶ月も経って、やっとミーレの食器洗い機が完成しました。
長らくお待ちいただき、本当にありがとうございました。

えち鉄の車窓から

外壁仕上げ材を貼り終えた三有の家。
おかげさまで、工事は順調に進んでいます。

三有の家は、(上写真のような)ファサードもさる事ながら、すぐ横を走るえちぜん鉄道の車窓からの外観も意識して設計されています。

内部空間には吹抜けがあり、そこに降りてくる照明を、えちぜん鉄道の車窓から見られる事を意識して配灯しています。

完成したら、えちぜん鉄道で勝山まで行き、車窓から見える三有の家の外観を見たいと思います。

白になる訳

2002年に武生で建てさせていただいたお住まいが上写真です。

今でこそ、目新しくは映らないこの建物も、20年前は違い、内覧会に同業他社の方が社員研修かの様にお越しになられる程、インパクトがありました。

それ程までにインパクトがあったこのお住まい。
全く同じモノを建てて欲しいと仰る方もおられる程でした。

その影響は2005年に独立してからも続き、白い箱の家の注文が何年にも何年にも渡って続きます。
しかし、弊社がご提案したいお住まいは、「住み続けて、なお理想の暮らしが続くお住まい」であって「白い箱の家」ではありません。

ですが、20年前のこの建物のインパクト。その影響で何年もに渡って弊社で建てさせていただいたお住まいが白い箱の家であった事から、「エクリュ=白い箱の家」とイメージ付けられてしまい・・・弊社が最も大切に考えている「住み続けて、なお理想の暮らしが続くお住まいのご提案」という部分が届く事が難しい状況も続きます。

それを弊社では「白い箱の呪縛」と呼んでいました。

そこで、「お住まいを計画するに当たってのご説明」などを、この20年間(エクリュになってからは17年間)日々見直し、少しでもエクリュが考えるお住まいづくりをお伝えして来ました。

そして今に至ります。

おかげ様で、今は、エクリュの考え方なども(当時よりかなり)ご理解いただける環境にもなりました。

その上でも、ファサード(外観)を白い箱の家とされる方もおられます。

その理由は、深い思考によるご選択をされる方が、弊社に多い事も、ひとつの理由だと思います。

デッサンをされた事がある方は、その理由のひとつが解りやすいかも知れません。

それは上写真の石膏像にその理由があるからです。

デッサンを初めて直ぐは、下写真の様な面取りの石膏像からレッスンする事が多いです。

コレは立体を正しく理解して立体感を表現出来る様に、基本的なデッサンの技術を学ぶ為です。

形状を正確に理解するのに、「色」や「素材感」が加わってしまうと、最初の頃はそれらに惑わされてしまう為、真っ白で素材感も一定、形状も解りやすい面取りの石膏像からレッスンをスタートされる方が多いです。

話を戻します。

思考を深めると、どうして白いお住まいになる事があるのか?

それは、建物のファサード(外観)の形状を熟慮される事が影響します。

一生懸命考えられてカタチにされたファサード。
その形状が、整えば整う程、その形状を見せたいと考えられる結果になる方もおられます。

形状を正確に伝えるには、石膏像の様に、情報を形状のみに絞り込み、「色彩」「素材感」を排除するのが良いとの発想に至り、白い箱のお住まいになる。
その様な経緯を辿られる方が少なく無くおられます。

また、形状の意味を、「色彩」と「素材」にて強調させる方も一方でおられます。

この例もファサードの思考を深められた結果です。

弊社のお施主様・オーナー様は、思考を深められた結果、白い外観を選択される方もおられます。

実は、昨日の(外部を構成する部分)の打合せでも、一旦、真っ白な外観にされようとなりました。

しかしそれまでの帰自(きじ)の家の外部を構成する部分の打合せでは、ツートン若しくは木質部分と白い部分にて構成させる方向で検討が進んでいました。

それは、イメージマップの分析結果から導き出されたモノでした。

弊社では、イメージマップを作成してイメージの打合せを行なっております。

言葉にする事が難しかったり、共有化するのが難しいイメージを、共通の認識にして行く為のツールです。

昨日の帰自の家の打合せでは、一旦、真っ白の外観になりましたが、イメージマップにて分析されている潜在的なニーズを再確認する事で、木質部分を加え、真っ白では無くなる結果になりました。

イメージなどは、気分的な部分に影響されやすい事なので、変化を受け入れる事も大切だと思います。
一方で、潜在的にあるイメージへのニーズも確認していただき、「住み続けて、なお理想の暮らしが続くお住まい」の実現に、少しでも近付けていただければと思います。