14.6% に入る為の住まいづくりとは?

31.7%の方が、大掃除をしないと家に友人を招く事が出来ないとのデータがあります。

約3分の1の方は、豊かさとは程遠いひどい状況の家で暮らしており、当然それらの方は、家でリラックス・リフレッシュ出来る訳も無く・・・そんな事ではきっと仕事でも良いパフォーマンスを発揮出来るコンディションに無いと想像されます。

平均すると、人生の3分の2(66.85%)の時間は、家で過ごしているとのデータもあります。
つまり、31.7%の方は、人生の3分の2以上の時間を、落ち着かないゴミゴミした空間に身をおく事になります。

一方、14.6%の方は、整った暮らしをされており、いつでも友人を招く事が出来る状態にあるそうです。

その方たちは、家に帰るとリラックス・リフレッシュ出来、またいつでも友人をお迎え出来るので、ホームパーティーなども出来、気がおけない友人たちと豊かな時間を家で過ごされる事も可能です。

毎日、家でリフレッシュ出来ているので、外での仕事などの際、高いパフォーマンスを発揮出来、多くの人たちに必要とされる事でしょう。
また定期的にホームパーティーをするなど友人にも恵まれて、豊かな人生を謳歌されるかも知れません。

3分の2以上の時間を快適に過ごされ、シアワセな人生に違いありません。

弊社では、14.6%になり得る住まいづくりをご提案しております。
つまり、いつも整った暮らしを可能とする住まいづくりです。

それには深くご自身を知っていただく事が不可欠です。
「汝自身を知れ」(内観の知)
ありのままの自分を知らないと、実は何も始まっていません。

自分とは、今日まで歩んで来た道のりに表れているとも言えます。
自分自身を言語化・数値化する事で、具体的に自覚していただき、14.6%になり得る住まいづくりを弊社は目指しています。

自分さえ大切にすれば、それでイイのだ!

今日、会社にお越しいただいた方に「エクリュさんは出会った人を大切にされますよね!」と言っていただきました。

大変光栄で、ありがたいお言葉でしたが、「弊社ではお客様に、自分さえ大切にしていただければそれで良いってお伝えするんですよ!」「何故なら、そうで無いと弊社が力になれないからなんです。」とお話しました。

ありのままの自分を知らないと、自分で自分を大切には出来ません。
また、「楽」と「楽しい」が全く違う様に、「大切にする」との意味を深めないと、本当の意味で大切に出来ません。

弊社は自己探求を深める方々には、とても機能する会社ですが、そうでは無い方には機能しないどころか、毒になってしまうと感じます。

弊社が出会った人を大切にしている様に観えるのは、きっと、出会った方々が自己探求を深め、自分を大切にされている方々だからです。
とてもありがたい事です。

タイルデッキ

想支の家は、現在、仕上げ工事の真っ最中です。

先日、インナーテラスのタイルデッキの施工が完了して、本日、その仕上がりを見に現場へ行って来ました。

タイルデッキのインナーテラスは、リビングに併設されており、リビングは実際の広さより広く感じます。

また、インナーテラスの道路境界側の大きな開口には、フロストガラスが入り、外からは内部を見る事が出来なくなりプライバシーを守ります。
写真はフロストガラスが未施工の今だけ見る事が出来る期間限定のモノです。

リビングから見て南側にあるインナーテラスのフロストガラスは、天空光を生み出す為の装置でもあります。
明るくも落ち着きのあるリビングにする為に、インナーテラスのフロストガラスの開口は、不可欠な要素です。

ご契約

今日は(仮称)高木町の家の契約を致しました。

弊社の契約書は、とにかく分厚いです。
(普通の事だと弊社は考えますが)契約書とは、誰と誰が、どの様な事を、いつまでに、幾らの対価で契約するのかが記載されているモノを言います。

しかし、契約書と言う名の予算どり的な書類での契約をする会社も珍しく無くあり、その場合、詳細の記載はされておらず、数枚の図面などで契約をされる事も珍しく無いと耳にします。

弊社は、(当たり前ですが)契約内容を詳細に共通認識にする為、契約書が分厚くなります。

今日は契約内容などご説明や発注承認打合せにて、3時間ほどお時間をいただいてしまいました。
お時間いただき、ご契約及び発注承認をいただき、ありがとうございました。

発注承認打合せとは、発注を間近に控えたモノなどの契約内容を確認して、そのまま発注しても良いかを確認する打合せを言います。

ギリギリまで、お住まいをニーズで構成する為の、弊社独自の仕組みです。

本日は、ありがとうございました。
末永く弊社をよろしくお願い致します。

構造金物検査

今日は(仮称)本堂町の家の検査がありました。
今日の検査は、JIO(日本住宅保証検査機構)さんによる構造金物などの検査です。

(木造住宅における)構造金物とは、接合部の補強や、材料が外れて落下する様な事がない様に用いられる金物の事を言います。

配置は全て設計で決められており、設計通りに構造金物が施工されているか、また、しっかり施工されているかを本日、JIOさんと一緒に確認しました。

おかげさまで、問題なく無事クリアしました。
ありがとうございました。

花を生ける丁寧な暮らし

今日は、立華の家の2年点検を行いました。

立華の家は、その名が示す通り、お花をされているご夫婦のお住まいで、花を生ける事が、ひとつのテーマとして計画されたお住まいです。

今日の点検結果は、2年が経過したとは思えない程、とても良い状態がキープされていて、本当にありがたいと嬉しく思いました。

お住まいがとても良い状態であるのは、花を飾る暮らしに関係していると感じました。

家の中に花を飾る行為は、丁寧に暮らしている事に他ならないですし、暮らしを整えて高めている行動です。

日頃から丁寧な暮らしをされておられる方の家は、不思議と痛まず長寿です。
この状況を捉えてスピリチュアルな表現では良い氣が流れていると言うのだと、様々なお住まいを点検させていただいてて実感します。

スピリチュアルな表現をせずとも、丁寧な暮らしをされておられる方のお住まいが痛みが少なく長寿である事は当然です。

例えば、花を生けると言った丁寧な暮らしは、花を愛で、空間を愛で、住まいを愛でています。
大切にされている家が、痛みが少なく長寿である事は、至極当然の事です。

今日の立華の家の点検は、驚く程、良い状況でした。
それは協力会社さんと一緒に丁寧に造ったお住まいを、とても素敵に(2年を経過しても)日々、花を生けるくらい大切にしていただいている証であり、とても嬉しく思いました。

うまれて3ヶ月

今日は、(仮称)本堂町の家の発注承認打合せを、我が家(遊び心の家)にて行いました。

今日の打合せ内容は、電気工事に関する内容などでした。

うまれて3ヶ月の赤ちゃんも一緒にお越しいただきました。
とてもお利口さんで、打合せ中、ずっとおとなしくしてくれて、白熱球の2700Kと床暖房が心地良かったのか、お昼寝もスヤスヤしてくれました。

朝から昼までの打合せ時間の予定でしたが、中々イメージがまとまらず、夕方までかかってしまいました。
6時間以上ものお時間をいただきましたが、その間ずっとおとなしくしていてくれました。
おかげでずっと打合せをする事が出来ました。

打合せに時間を要した理由は、空間のイメージを調整する事に時間がかかった為です。

空間のイメージは、総合的な要素で構成されます。
部屋のボリュームや窓など抜け感。
光や灯り、色や素材。
家具や雑貨など、内容物などなど。

それらをひとつずつイメージして決めて行く必要があるので、時間がかかりました。

たくさん時間をいただきましたが、今日、決め切れず、次回に持ち越しました。

あなたの家は、片付いていますか?

家は、くつろぐ場所であって、サボる場所では無いのだけど、仕事など外で力を尽くしてエネルギー切れ状態で家にたどり着くので、きっとサボりたくもなるのでしょう。

しかし、外で力を尽くす為には、家ではちゃんとくつろぐ必要があります。
それなのに、サボってしまった結果、家ではちゃんとくつろげ無いばかりか、後ろめたさまでも感じてしまい、居心地の悪い場所になってしまったら・・・次第に外でも力を発揮出来ず、負のスパイラルに陥ります。

ここに、家が片付いているか?否か?を示す数字があります。

家がちゃんと片付いている状況がキープ出来ている人は14.6%。
それに対して、人を招く為には大掃除が必要な人は3分の1になります。

つまり、3分の1以上の人が、家はくつろぐ場所では無くサボる場所になってしまっています。

この状況は、住宅業界が本当に恥じるべき状況です。
人のせい(住む人のせい)にしていられ無い数字だと僕は思い、マンションディベロッパー時代から、出来る事を考え続けて来ました。

人生のうち、外出している時間と家にいる時間の比率は1:2とのデータもあります。
つまり、人生の3分の2の時間は、家にて過ごしています。

人生の3分の2の時間を、約半数の人たちには居心地が悪いと思わせてしまっている住宅業界は、日本を良くするどころか衰退させていると言わざるを得ないのではないでしょうか?

家が整いくつろげる環境を構築する。
それどころか、暮らしが更に良くなり、住環境の価値が高まって行く。
そんな事を弊社は考えています。

延いては、住む方々が、外で高いパフォーマンスを発揮して、日本が良くなる。
その基点が住宅だと言う事を身に染みて感じ、責任を負っています。

想支の家のまん中 「ミニマル」

昨日の天気に打って変わって、今日は雪が降りました。

真っ白な想支の家も、雪の中では素色(ecru)である事に気付かされます。

想支の家は、とてもシンプルである必要性がありました。
例えば、空間や建物を絵に描いた時(デザインした時)に、線の数を1本でも少なくなる様にカタチづくると、形状はシンプルになります。

少ない線の本数で、カタチや風景をつくる。
その事が、想支の家は、とても重要でした。

具体的な例として、打合せの際に特徴的なご希望がありました。

例えば、「安藤忠雄の図面の様に、シンプルな図面にして欲しい」と言うご希望だったり、また、「天井にはダウンライトなど照明器具を設置しないで欲しい」とのご希望も伺いました。

僕は、それらを「線を出来るだけ減らして欲しい(ミニマリズム)」と言う意味にも受け取りました。

チョット話は変わりますが・・・

弊社のギャラリー(エクリュ・ギャラリー)が異色な点に、窓もあり家具などもある、全くホワイトキューブでは無いと言う点にあります。

その理由は、弊社がギャラリーをしている理由が、「お施主様の暮らしを整えて高める事」に主軸があると言った点にあります。

逆に、ギャラリーや美術館がホワイトキューブである理由は、出来るだけノイズを無くして作品に集中してもらう環境とする為です。

作品以外の線(形状)や色などは、ノイズとなります。
線や色にも意味などが存在して、その微細なエネルギーが、作品にとってはノイズになるからです。

ですので、美術館やギャラリーは、ホワイトキューブになります。

話を(仮称)西田中の家に戻しましょう。

「図面をシンプルに」や「天井をシンプルに」。
これらが意味するのは、ノイズを抑えて欲しいと言う意味だと思います。

例えば「落ち着き」とは、心の水面が波打つ事無くカガミように平で、奥底まで覗けるくらい澄み渡った状態に感じる心情なのだと思います。

想支の家のオーナー様にとって、家は、考えがまとまっていて整理がつく、落ち着きのある場所である必要性があり、その事がノイズを出来るだけ減らす「ミニマル」を選択する事になって行ったのだと理解しました。

つまり、想支の家のまん中とは、「ミニマル」です。

それは単にシンプルな形状を表す言葉では無く、考え方や姿勢にも意味は広がります。
また逆に、家にいる事で、自らがミニマルになれる事を、空間に求められました。

参照記事のURL
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/work-blog/asobigokoro/ミニマリズム

掃除をして空を見上げる

今日は天気が良く、春めいて暖かい日でした。
現場を巡り、最後は想支の家にて明日から始まる内装塗装仕上げの為、掃除を行いました。

日は暮れて、この時期には珍しい夕日が沈む空を見上げると、まるで秋の空の様な・・・。

春めいた日に、秋の空。