長期優良住宅

今日は午前中、(仮称)文京5の家の建て方(建前)に備えてのプレカットなどの打合せを行いました。

午後からは(仮称)文京5の家の現場に移動して、社内の配筋検査。
続いて、日本住宅保険検査機構(JIO)さんによる配筋検査を行いました。

(仮称)文京5の家は、長期優良住宅で、耐震等級3なので、基礎の配筋も複雑で、チェック箇所がたくさんあります。

おかげさまで、無事合格。

ベースコンクリートの打設へと工程を進めました。

建て方(建前)・・・上棟式とも言い、構造躯体を組み上げてしまう事を言う。

プレカット・・・木造の構造躯体の長さや仕口などを前もって工場で加工する事を言う。

配筋検査・・・鉄筋コンクリート構造物の鉄筋の並びなどが、規定通り・図面通りに施工されているのかをチェックする事を言う。

長期優良住宅・・・環境負荷を考慮して、scrap & build を抑える為、長期にわたり使用し続ける事を視野に入れた住宅。

耐震等級3・・・建物の耐震性で最も高いレベルが耐震等級3。等級1の1.5倍以上の地震力に耐えられる強度が求められます。災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署などの建物の基準にもなっています。

ベースコンクリート・・・コンクリート構造の基礎の事。

東奔西走

今日は一日中現場を渡り歩いく日となりました。

朝から(仮称)文京5の家の配筋に備えての雪かきから始まり、(仮称)丸岡町の家にて北陸電力さんとの打合せで猪爪まで。
そこから今度は(仮称)鹿谷町の家の現場(勝山)で大工さんと打合せ。
次は(仮称)高木町の家の現場確認。
そして(仮称)文京5の家に戻って来て、配管スリーブの位置をチェックすると言った、4現場を渡り歩く一日となりました。

最近は毎日パソコンの前で図面作成に勤しんでおりましたが、今日は久しぶりに現場を見て回れ、職人さんたちにも会う事が出来ました。


雪かき完了! 鉄筋の準備がされていました。


北電さんと打合せをしました。


外壁の施工が着々と進んでいます。


内部の間仕切りも着々と進み、大工さんの工事も完成間近です。



内装工事が進み、お施主様のイメージがカタチになって参りました。

静謐な空間になって参りました。

工事時期予約及び業務依頼

今日は、帰自(きじ)の家の工事時期のご予約を正式にいただきました。

品質の確保など、様々な理由から弊社は予約制を採用させていただいています。
工事時期をご予約いただいた方から優先して、打合せなどさせていただいております。
ご不便などおかけ致しますが、よろしくお願い致します。

工事時期のご予約の方法や、空き状況などは、お問合せいただけましたら幸いです。
よろしくお願い致します。

帰自(きじ)の家のまん中とは?

 静けさこそが、苦悩や恐怖を癒す薬です。
 豪華であろうと質素であろうと、
 静謐な家を造る事が、建築家の義務なのです。

 私の家は、私の心の避難場所でした。

これは僕の好きな建築家、ルイス・バラガンの言葉で、とても大切に考えている言葉です。
帰自(きじ)の家は、オーナー様の心の避難所である必要があり、この言葉を特に意識して計画を進めたお住まいです。

社会性の高い方ほど、自分自身をキープする事がとても困難になります。
数多くの方々の声を受け入れているうちに、結果として自分を否定する事にもつながりかねないからです。
しかし一方で、自分をより深く肯定できてこそ、社会とより深くつながる事が出来ます。

自分をより深く肯定できる空間である事。
それがバラガンが言う「家は、心の避難所であるべき」との意味だと、僕は理解しています。

帰自の家のまん中は、「心の避難所となる」と言った事でした。

それは様々なところに波及します。
例えば、オーナー様の周りの方々の理解を得ながら進めるという事にもつながります。
周りの支えあって、安心して過ごせるからです。
その他には、片づけやすいという事も重要です。
散らかると「片づけられない!」と自己否定につながる可能性があるからです。
こんな風に、避難所となり得るよう、更に深くご検討をいただき、カタチにして行きました。

資料請求をいただき、弊社の考え方をすぐご理解をいただけたオーナー様だからこそ、深めていただけたのだとも思います。

LIXILメンバーズコンテスト2021

LIXILメンバーズコンテスト2021 にて、平悠の家が敢闘賞をいただきました。
ありがとうございました。

平悠の家は、終の棲家です。
その終の棲家の計画のはじまりは、数十年も時を遡ります。
コルホーズをも超えるその計画の、建物の部分を担う事が出来、また、賞という評価もいただけた事は、とても光栄です。
本当にありがとうございました。

平悠の家の情報は、↓↓↓こちら↓↓↓
https://www.ecru-arc.co.jp/works/heiyu

フキノトウと模型

昨日に引き続き、(仮称)文京5の家の造成工事の現場立会いを行なっていたところ、雪の下から立派なフキノトウが沢山出てきました!

春を感じられて嬉しいかったのですが、造成してしまうと、無くなってしまうので、ちょっと残念に思い、せめて今出ている気付いたフキノトウを会社に持って帰ってきました。

それにしても、立派なフキノトウです。

会社に戻ってきて、こちらも昨日の続きである(仮称)丸岡町の家の模型作成を行い、完成させました。

1月24日

今日は先日確認申請の済証を受領した(仮称)文京5の家の、敷地の造成工事の打合せを協力会社さんとしました。

いよいよ工事がスタートです。

(仮称)文京5の家は、間口がとても広く、ファサードを印象付ける上では、とても恵まれた敷地です。
一方、道路境界の造成などは距離が長く、費用がかさんでしまいます。。。

だからこそ(そうでなくとも試みますが)、(仮称)文京5の家のファサードは熱が入るというものです。

先ずは、造成工事からスタートです。

会社に戻ってきて、先日、プランニングが決定し、見積図書を作成中の(仮称)丸岡町の家の模型を作成しました。

(仮称)丸岡町の家は、「ヌック」がひとつのキーワードのお住まいです。

「ヌック」とは、こじんまりとした隠れ家のような居心地のよいスペースの事を言ったりします。
喩えるなら・・・(仮称)丸岡町の家のオーナー様の言葉をお借りすると「ハリーポッターの階段下の部屋のような」。
そんな空間を持つ事も(仮称)丸岡町の家の特徴のひとつです。

(仮称)丸岡町の家は、ファサードも印象的です。
特に、アプローチが特徴的で、玄関が道路から見えず、長いアプローチを有します。
模型においては、その部分の作成がとても困難でした・・・。

今日は時間が来たので、模型作成は一旦中断。
続きは、明日に持ち越します。

立華の家のファサードにみる思考

立華の家は、ファサードが重要なポイントのひとつでした。

最初にご提案させていただいたプランから、手すり壁の素材や形状(クールさ)、外壁のアクセントとなると部分の素材(重厚感)などにご興味を示していただき、お話させていただいた事を覚えています。

間口が6M程しか無いので、どうしても縦長になりがちのファサード。
また隣戸が迫っている為、正面のみの外観しか見る事が許されない状況にあって、重要なポイントであるファサードにとっては、制限が多いと言わざるを得ない環境下の検討となりました。

矢張り、間口が狭く隣戸が迫まる街中のお住まいのファサードの見せ方は、主に高さか奥行きによりファサードを印象付ける事になります。

立華の家は、重厚感がひとつの重要なファクターであった為、高さは抑え、奥行きで魅せるファサードを検討しました。

外観からは分かり難いのですが、屋根はファサード側に水勾配をとっています(水下)。
しかし、雨どいが確認出来ないのは、建築で作った雨どいが隠されている為です。

その雨どいの働きによって、ファサードをスッキリ見せるだけでなく(屋根裏部屋があるお住まいにも関わらず)プロポーションを低く見せる事での安定感(使う素材や色彩による重厚感)を生み出す事に成功しています。

打合せの途中で、「インナーガレージを設けたい」とのご要望が追加されました。

間口が狭い為、インナーガレージのシャッターばかりが目立ってしまいがちなところ、外壁とシャッターを同色とする事で、比較的統一感を持って認識しやすい様になりました。
因みに玄関ドアも外壁色に合わせていただき、そのおかげで外観を立体として捉えやすくなっています。

また、シャッターの高さは、必要最小限に抑え、縦長のディテールにならない様にしています。
ここにも安定感のある水平方向のディテールの強調が見られます。

シャッターを開けた際の照明計画は、都会的なイメージを演出して、同時に奥行きも表現しています。

立華の家にとって、ファサードは重要なポイントでした。
RC造に見える柱や梁の寸法(太さなど)を採用したりと、ディテールにも重厚感を感じさせる工夫を施しています。

お引き渡し

今日は「立華の家」のお引き渡しでした。

立華の家のオーナー様と初めてお会いしたのは、2020年の10月。
そこから沢山のお時間をいただき、オーナー様にとっての良い住まいとは何か?を一緒にご検討いただき、16ヶ月経った本日、無事お引き渡しが出来ました。

これもオーナー様はじめ、皆さまのおかげと深く感謝しております。
ありがとうございます。

お引き渡しの際には、住宅設備などの器具のご説明や変更契約のご説明なども行います。
その中で、竣工図書という書類もお引き渡し致します。

契約から変更になった部分を修正した図面集や仕様書はもちろん、検査結果や現場の進捗状況、保証内容や連絡先などなど、お引き渡しに際して必要な書類をまとめたものが、竣工図書です。

2時間程のお時間をいただき、お引き渡しを終えました。
ありがとうございました。

ありがとうございました。

オーナー様のご厚意のもと、開催させていただきました「立華の家」内覧会。

本日をもって終了させていただきました。

オーナー様はじめ、お越しいただきました方々、内覧会にご協力いただきました方々、本当にありがとうございました。

おかげさまで、充実した1週間を過ごさせていただきました。

次回の内覧会は、3ヶ月後に福井市高木町にて開催予定となっております。
また近くなりましたら、ご案内させていただきます。

この度はありがとうございました!