タナカマナブさんの器

師走に入り、一段とバタバタしており、お恥ずかしい話です・・・

今日は、恒例の我が家でのホームパーティー(忘年会)にと、春先、タナカマナブさんに注文していたお皿が届きました。

春の越前陶芸祭で見つけて、とても気に入って、そこにあった3枚を全て購入したのですが、我が家でのホームパーティーは、6セット必要です。

そこで、3枚を追加でお願いしており、それが今日、届きました。

今年のメニューは、ステーキにしてもらおう!

子供部屋のニッチ

今日は、「季の雲20th Anniversary ほっこり珈琲道具展」が開催されていたので、長浜市まで行って来ました。

せっかく高速道路にのって長浜市まで来ましたが、お目当てのコーヒーカップがもう無かったので、季の雲をあとにして食事(昼食)をしたら福井に戻ろうか?とも思いました。

しかし、もう一つ気になっていた、子供部屋に飾っている九谷焼などを置く為の「台」を探すのに、長浜市の骨董品屋さんを巡る事にしました。

すると、3軒目のお店で、探していた台に比較的イメージが近いモノを奥の方から見つけて、お店の方にお願いをして、掘り出していただきました。

欅の一枚板で作られた台。
壊れている部分もありますが、安くでお譲りいただけたので、購入して帰って来ました。

気になっていた事が、ひとつクリア出来て、とても嬉しく思います。

KOGEI

毎年、金沢で開催されている「KOGEI」に、今年もお施主様と一緒に行って来ました。

全国のあちこちで、ホテルの一室一室を利用して、各ギャラリーが展示するアートフェアがあります。

金沢で開催されるモノは、「KOGEI」と題し、主に工芸品の延長線上にあるアート作品などが展示される、金沢らしいイベントで、毎年、知り合いの画廊が出展されている事もあり、伺っています。
そして、今年も行って来ました。

ギャラリーや画廊が扱うアート作品は、美術館とは違い、購入出来、家に持って帰って飾ったり使ったりする事が出来ます。

今日は「KOGEI」の初日で、オープン前から並び、10人目くらいで入場したのですが、作品がどんどん飛ぶように売れていました。
やはり良いモノから売れて行くと、いつも感じ、初日の最初に行くようにしています。

「家」は、家具や物などが入って機能する「住まい」となりますが、美術品や調度品がそこに加わり、「暮らしの質」が高まります。

エクリュ・ギャラリーでも、暮らしの質を高めてくれるアート作品などをご紹介したいと考えていますが、全国で開催されているアートフェアもご利用いただければと思います。

KOGEI」は、明日、明後日も開催中です。
よかったら足をお運びくださいませ!

気密測定

今日は、想支の家の気密測定を行いました。

気密測定とは、専用の機械を使って家全体でどれくらい隙間(面積)があるのかを測る事を言います。
この計算によって割り出された住宅の気密性の値を「C値(相当隙間面積)」と呼びます。
気密性が高い住宅は、外と室内の空気の出入りが少なく、断熱性・省エネ性が高い住宅となります。

弊社は原価オープンの見積りを採用しているので、弊社の都合で行う気密測定以外は、ご要望されると当然、費用を発生させての測定となります。

想支の家は、その形状からC値を確保するには不利な部分があります。

C値を確保するのに有利な形状は、1階と2階が同じ面積で、形状も出入りが無いサイコロのようなキューブ型です。
床面積に対して外気に面する面積が比較的少なく済むからです。
この事は、断熱性にも言えます。

しかし、想支の家は、下屋と言って平屋部分が多くあり、1階が2階より広い建物です。
また、階段下に外収納を設けるなど、外気に面する部分を増やしている形状をしています。
つまり、C値を確保するには不利な建物形状をしています。

ところが今日の気密測定では、0.5㎠/㎡を切る結果が出ました。
これも、皆さまが丁寧な施工をしていただいているおかげと感謝しております。
(キューブ型だと、もう少し良い数字が出たと思います)

お住まいを建てる理由は、C値などの性能を確保する事が主目的ではなく、暮らしを豊かにする事にあるだろうから、その「暮らしの豊かさ」という意味がどこにあるのかで、キューブ型にすれば良いという訳ではない事は、十分に承知しています。
性能など数字はむしろ、目的ではなく「豊かな暮らし」を得るためにクリアすべき条件かも知れません。

想支の家のように、内外のつながりを強調する事で、広がりを感じられる伸びやかなリビングの実現や、ファサードからの印象など、視覚的な演出による豊かさを引き上げる必要性も、もちろんあります。
想支の家が、気密・断熱に不利な形状をしているのは、数字では語り切れない暮らしの豊かさを求められた結果でもあります。

その上で、今日のような気密測定結果が出た事は、とてもありがたい事です。

配筋検査

今日は、朝一に社内の配筋検査を終え、昼一からは、JIO(日本住宅保証検査機構)さんによる配筋検査を行いました。
今日は、雹も降るような有れた天気でしたが、偶然にも配筋検査中は傘が要らない状態で、助かりました。

配筋検査とは、鉄筋の配列が図面通りに施工されているかなどをチェックする検査です。

おかげさまで、「適合」をいただき、いよいよコンクリートの打設を行います。
天気ばかりが気になりますね・・・。
とは言え、こればっかりはどうする事も出来ません。
与えられた環境下で、出来る限りを尽くすのみですね!

疑問

大学を卒業してから今まで、僕はずっと住宅の設計に関わる仕事を続けています。
そして、四半世紀が過ぎました。

大学を卒業してすぐに勤めていたのは、芦屋のマンションディベロッパーで、比較的裕福な方々がターゲットである分譲マンションの設計に携わっていました。

その頃からずっと変わらず、疑問に思い、チャレンジし続けている事があります。

その事は、後ほどお伝えするとして・・・

「住む方にとっての良い住まいが実現すると、暮らしが上質になり、住む方は、プライベートはもちろんの事、仕事などの社会活動にも大きく良い影響を生み出せる。」
「住まいは、国を豊かにする基点だ。」
僕は常々、そう考えてこの仕事に取り組んで来ました。

では、「良い住まい」とは、どんな住まいか?

弊社では、3つのポイントを満たす必要があると考えています。

1.Wantsでは無く、Needsにお応え出来ている事
2.機能する事
3.美しく静謐である事

それぞれの詳しい意味はここでは割愛させていただきます。
またの機会にご説明させていただけると幸いです。

さて、話を戻しましょう。

この業界で仕事をさせていただいてから、ずっと変わらず抱いている「疑問」。

それは、賃貸はもちろん、住宅を購入された方々までが、あっという間に暮らしを劣化させている事です。

もちろん、どんどん暮らしを高めて行かれる方も、おられるのは事実ですが、残念ながらかなり高い確率で、早い方なら数年、多くの方々が10年もしないうちにオシャレだったお住まいの面影を失っている事です。

その事が疑問で、どうすれば劣化する事無く、何十年も継続出来るのか?
いや、むしろ向上して行けるのか?
その事にチャレンジして参りました。

それには3つの事が必要だと気付き、弊社は、お施主様にそれらを有していただく仕組みをつくりました。

3つの事とは・・・

1.汝自身を知れ
2.価値観を反映した住まいと言う空間
3.暮らしを楽しみ潤いのあるものにする時間

この事も、ここでの詳しいご説明は割愛させていただき、またの機会にご説明させていただけると幸いです。

「日本を良くするには、先ずは住宅から」
僕は本気でその様に考えて取り組んで参りました。
(政治家のセリフの様ですね:笑)

「住む方にとっての良い住まいが実現すると、暮らしが上質になり、住む方は、プライベートはもちろんの事、仕事などの社会活動にも大きく良い影響を生み出せる。」

その為には、良い住まいが何十年にわたって継続されてこそ。
数年で劣化する様では、上記は実現しません。

弊社は、何十年もオシャレな暮らしが継続され続ける事はもちろん、更に向上して行く住まいづくりや仕組みづくりにチャレンジしております。

ご興味のある方は、ご連絡いただけると嬉しいです。

株式会社エクリュ
☎ 0776-36-9001 (平日9:00-18:00)
Email info@ecru-arc.co.jp

LIXILメンバーズコンテスト2023

おかげさまで均幸の家が、「LIXILメンバーズコンテスト2023」にて新築部門敢闘賞を受賞致しました。

他の方にもご評価いただける事は、大変うれしい事ですが、均幸の家のオーナー様(お施主様)が暮らしを楽しんでおられ、更に高めていただいている事が、弊社としては何より嬉しい事です。
本当にありがとうございます。

均幸の家は、長期優良住宅のお住まいです。
社会的・公明正大に「良い」お住まいであり、その上で、ご自身たちの「良い」を最後まで探求し続けられて出来たお住まいです。
その想いはファサードにも表れています。
許容応力度計算による耐震等級3をクリアしたお住まいですが、単純なキューブ型のファサードではなく、大きく偏心した形状に見受けられます。
「個性とは、単に奇抜だったり目新しさにあるのでは無く、むしろ社会的秩序や調和、均衡を保った中に存在してこそ個性と呼べる。」
その想いが、均幸の家をカタチ造っています。

均幸の家 実績紹介
https://www.ecru-arc.co.jp/works/kinkou

長期優良住宅
https://www.hyoukakyoukai.or.jp/chouki/info.html

許容応力度計算
https://suumo.jp/yougo/k/kyoyououryokudokeisann/

耐震等級3
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/taishintokyu3/

ありがとうございました!

おかげさまで先ほど、盛況のうちに「イシサカゴロウ展」を終える事が出来ました。

とても楽しく充実した時間でした。
ありがとうございました。

千穐楽

いよいよ明日。
「イシサカゴロウ展」は千穐楽を迎えます。

イシサカゴロウは、小磯良平を師事していた石坂春生画伯を父に持つ神戸の画家です。
福井県では中々目にする事が無く、エクリュ・ギャラリーでは5年半ぶりの個展となります。

どうぞこの機会にお越しいただけましたら幸いです。

千穐楽の明日も、足元が悪いかも知れませんが、くれぐれも気をつけてお越しくださいませ。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

外壁仕上げ

想支の家は、外壁の仕上げ工事を行なっております。

外壁仕上げ工事が完了すると、間もなく足場が撤去されます。
足場が撤去されて、外観がハッキリ見える様になると、嬉しく思う瞬間です。

想支の家は、間もなくその瞬間を迎えます。