良い住まいを得るには(不可欠なモノ)
住まいは、素舞い。
最も素の自分で振る舞う場所。
だから自身を知り受け入れる事が、良い住まいを得るのに最も重要な事です。
学生の頃、ノートを新調した時、思いませんでしたか?
「今回はキレイにノートをとろう!」と。
そしてその結果、何ページまで誓いを守れましたか?
きっと数ページで、いつもの自分のノートに戻ったのでは無いでしょうか?
ではどうすれば最後までキレイな事で書く事が出来たと思いますか?
それを知るには、先ず、どうしてキレイに書けなかったかを知る必要があります。
ノートをとるスピードが遅くて、慌てて書いていたから?
文字を同じ大きさで書くのが苦手だったから?
一直線上に文字を書くのが苦手だったから?
キレイに書けなかった理由が分かると、対応策が観えて来ます。
ノートをとるスピードが遅いなら、現在なら写メを撮って家に帰ってからゆっくり書くのも良いかもしれません。
復習にもなって成績も上がるかも!
文字を同じ大きさで書くのが苦手なら、方眼紙のノートにすれば良いかもしれません。
こんな風に、自分のクセや特徴を深く理解すれば、得たいモノが観えて来ます。
住まいづくりも同じ事が言えます。
自分自身を知る事を抜きにして、良い住まいを得る事は有り得ません。
しかし、自分自身を知る事は容易ではありません。
自分の姿は自分では見る事が困難だからです。
そこでカガミが必要となります。
それも風に揺れる水面の様なカガミでは見る事が出来ません。
歪みのない、光も影も真っ直ぐに反射する普通のカガミが必要です。
そして、光も影も真っ直ぐに受け入れる力も必要です。
そうして自分自身を知る事が出来れば、あなたにとっての良い住まいは手中に収めたも同然です。
汝自身を知れ!
今日は良い住まいづくりに不可欠なファクターをお話しました。
最も美しい光
こんな機会だから
今日は(仮称)三十八社町の家のお施主様と一緒にリクシル福井ショールームに伺いました。
キッチンやユニットバス、洗面化粧台やトイレなどのショールームへは、お住まいを検討される機会にしか行く事のない場所だろうと思われるので、このタイミングに色々なメーカーさんのショールームに足を運ばれる事をオススメしています。
今日はリクシルさんのショールームに伺って住宅設備の再確認を行いました。
(仮称)三十八社町の家のお施主様。
何と!ショールームへお越しになる前に、カタログやインターネットで前調べ(予習)をして来られました。
おかげさまで、短時間でより深いご検討がいただけました。
また、イメージを中心とした内容は奥様。
メカ関係性(設備など)はご主人と、得意分野で担当を分担され、ご家族のチームワークが半端ない!
限られた時間の中で最大限の効果をもたらす事の出来る住まいづくりの姿勢(体勢)に、大変驚き、クレバーさに感心致しました。
また、とてもありがたく思いました。
お子さまも、パパとママが集中出来る様にご協力いただき、私たちにお付き合いいただき遊んでくれていました。
やっぱり、最終的にはパパとママのところへ。
でも長時間、頑張っておられました。
ご家族のチームワークと努力の積み上げが、お住まいになって行きます。
ありがとうございます。
外壁の色の意味
先日のブログでもお伝えしましたが、現場中(工事中)で歓声が上がるタイミングが幾つかあるのですが、そのひとつが工事足場が無くなった時です。
(仮称)舟橋新2の家は、おかげさまで先日、そのタイミングを迎えました。
ファサードがはっきり確認出来る様になりました。
(仮称)舟橋新2の家の外壁の色(外観)は、黒っぽい色なのですが、実は真っ白な外壁部分があります。
裏側に回り込んで建物を確認すると、白い外壁部分が確認出来ます。
コレには理由があります。
その理由は、建物の中に入り、LDKに行けば解ります。
(仮称)舟橋新2の家は住宅地にあり、南側には直ぐそこにお隣さんがあり、日光がLDKに入り難いのですが、白い壁に日光を反射させてLDKを明るくするのが、その理由です。
上写真をご覧いただくと、北側にある大きな窓から白い壁に反射した日光がたくさん入って来ているのがお解りいただけるかと思います。
足場が無くなり、外観がはっきり確認出来る様になった(仮称)舟橋新2の家の外壁の色の違いについてお伝えしました。
良い住まいへの方程式
清々しい朝
今日は(仮称)舟橋新2の家のキッチン施工の打合せの為、朝一から現場に集合。
流通さんと施工業社さん、3社打合せを行いました。
(仮称)舟橋新2の家のLDKは、南側にレイアウトされているのですが、南側の窓は小さく北側に大きな窓があります。
(仮称)舟橋新2の家は北向きの敷地で、住宅地にあります。
その為、南向きに窓を設けると、すぐそこにお隣さんがあり、カーテンを閉めっぱなしになる事が容易に想像出来ました。
そこで建物形状や仕上げの色使いなどで、LDKが明るくなる様に設計しています。
おかげで、今朝の打合せは、明るく清々しい中でする事が出来ました。
朝の(仮称)舟橋新2の家は、おかげさまで、どのスペースも設計通り清々しい空気感になっており、安心しました。
イメージマップ
今日は(仮称)三十八社町の家のイメージマップの打合せでした。
イメージマップとは、文字通りイメージの地図です。
迷った時に開いて、目的地への到達を助けてくれる地図です。
弊社では、共有化し難いイメージの共有化を図り、イメージ通りのお住まいとなる様にイメージマップの作成を行っています。
竹中デザインが考案したこの方法(イメージマップ)。
大学時代の4年間、(西梅田再開発プロジェクト)現在の大阪リッツカールトンホテル及びハービス大阪のプロジェクトチーム(竹中工務店)でアルバイトさせていただいた経験を生かし、イメージマップの作成を取り入れております。
今日は(仮称)三十八社町の家のイメージの方向性を定め、イメージマップの打合せを行いました。
伝える力
今日は、協力会社さんと「伝える力」のお話をしました。
僕は、かれこれ15年以上ブログを更新し続けています。
15年前は若かった。
それに「こうでなきゃダメだ!」みたいな絶対的な思想のようなモノも強く持っていました。
今もその当時の想いは変わらず持ち続けています。
しかし、今は、その想いが、唯一(絶対的)なモノでは無い事を知っています。
僕に(エクリュに)とっては大切な考え方でも、他の人には僕とは違う、でも僕と同じくらい大切な考え方が存在していて、どちらが正しいとか間違っているとかでは無く、両方が存在する必要性がある事を、ある時から知ってしまいました。
そうなってからと言うもの、言葉(表現)に勢いと言うか表面上のインパクトを失いました。
誰にでも分かる「分かりやすさ」には、インパクトが必要かも知れません。
ですが、今の僕の言葉(表現)には、それが無く・・・
ただでさえ難しい事を伝える必要があるのに、更に分かりにくい表現になってしまっているのかも知れません。
それは、僕の(エクリュの)「正しい」を探究し続けた結果でもあるのですが・・・
発信力の大きさが、多くの方々に届くか否かに影響しますが、インパクトもひとつ、大きな要因かも知れません。
しかし、僕は(エクリュは)、弊社が考え続けて来た、そして磨いて来た、例えばサービスの姿勢など考え方が、研ぎ澄まされれば澄まされる程、届く方々も増えるのでは無いか?と考え続けて来ました。
インパクトやフェイクでは無い。
真っ直ぐに澄んだ的確な言葉(表現)を探して来ました。
今日は、協力会社さんに、そのお力添えをいただける様にお願いを致しました。