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「だらける今」と「規律ある未来」

「変わらなきゃ」も「変わらなきゃ」

気付いているから、「家を建てよう」と動き出したけど、多分、気付いていないから、動かない(変わらない)。

今日は、そんな話を書こうかと思うのですが・・・どうお伝えすれば良いのか難しい・・・。

例えば、こう言うのはどうでしょう?


「賃貸住宅 vs 注文住宅」
その選択の違いとは?

「家賃と住宅ローン、どっちが得なの?」という話を耳にしたことがあります。

「どっちが得か?」との思考のパターンは、賛同しかねます。
とは言え「選択」をする上でもそれぞれを知る必要性は感じます。

今日は、私自身の 賃貸時代と現在の住まいの比較 を通して、暮らしにおける「気付いているのだけど、気付けていない重要なポイント」をお伝え出来ればと思います。


賃貸時代の暮らし

家賃:8万6千円/月
延床面積:76㎡(3LDK)
駐車場:2台
一室一灯の蛍光灯、収納は一般的な押入れや物入れ
大手ハウスメーカーの賃貸マンションで、幅2100のアクタスのソファーや幅1350のダイニングを設置して、それなりに楽に暮らしていました。
しかし、散らかりやすく、片付けてもすぐに元通り・・・。
部屋が整わず、来客を迎えることもままならない状態でした。

暮らしに不便があるとは思っていませんでしたが、今振り返ると 「家でだらける」ことが当たり前 になっていたように思います。


現在の住まい(遊び心の家

住宅ローン:10万円/月
延床面積:114.07㎡(3LDK+ランドリールーム+ファミリークローク+ルーフテラス+吹抜け+デコレーションスペースなど)
駐車スペース:最大4台
多灯分散型の照明計画で、演色性の高い照明を適材適所に配置
住まいは 自分に合わせてつくることで、暮らしのリズムが整う ということを実感しました。

  • 収納計画が自分たちに最適化され、 散らかりにくく、片付けやすい
  • 決して短くは無い家事動線だが、理にかなっていて機能的
  • 絵をかける壁、調度品を飾るニッチやスペースが計画されていて好きなモノに囲まれて暮らしている
  • 窓が景色や光、風を取り込む役割ごとに配置計画され、また日光の取り入れ方もコントロールされている
  • ライトコントロールシステムにより、 暮らしのシーンに合わせた雰囲気づくりができる
  • ダイニングの照明は 食事を美味しそうに見せる演色性の高い光 で、食卓が豊かに
  • 何より、賃貸時代に比べていちいちオシャレ!

 

この住まいになってから、ただ「帰りだらける場所」だった家が、心からリラックスできる空間 になりました。
そして、いつでも人を招ける住まいに。


「暮らしの質」は支払い額では測れない

賃貸時代は、家が「だらける場所」だった。
一方、現在の住まいは 「規律があり、暮らしの美しさを守れる場所」 になりました。

誤解されては困るのですが、美しさを保つのは、キレイに暮らすぞ!と言った「誓い」「努力」によってキープされているのではありません。

では、それは何によって保たれるのか?

言葉にすると「リズム」とか「流れ」「ルーティン」でしょうか。


「費用対効果」の「効果」とは?

「費用」は“数字”なので比較は容易です。
ここでは「家賃」や「住宅ローンの返済額」がそれにあたります。
具体的には、「8万6千円 < 10万円」となります。

一方、効果の比較は難しいものです。なぜなら、知識や理解が必要であり、どれだけ言語化できるかによって評価が左右されるため、個人によって感じ方に差が出てしまうからです。

「効果」を言語化できているようで、実はできていないかもしれない点が、「楽」「リラックス」など「無自覚な甘え」のようなモノが関わる言葉です。これらは一見「くつろぎ」と同じように思えますが、賃貸時代と今の住まいでは、その意味が大きく異なります。


やっぱり「変わらなきゃ」も「変わらなきゃ」

どのようお伝えすれば、そのニュアンスの違いがご理解いただけるのか・・・

お住まいを建てようと思い立ったきっかけや、「建てるならこうしたい」と考えたポイントの一つに、「きちんと暮らす」という思いがあったのではないでしょうか?(我が家の場合は、子供たちにきちんとした環境下で育って欲しいと思ったのがキッカケです。)

しかし、それは賃貸住宅を選ばれた際にも、当初お考えだったことかもしれません。

それなのに、実際に賃貸で暮らしていくうちに(語弊を恐れずに言えば)暮らしが「劣化」してしまったのはなぜか?

その理由のヒントとなるのが、「規律があり、暮らしの美しさを守れる場所」としての住まいの在り方です。エクリュの家づくりでは、暮らしの「リズム」「流れ」「ルーティン」を大切に考えています。

ウェルビーイングな暮らしを実現するために、

  • 「なんとなくダラダラと暮らす」のではなく、暮らしの質を向上させる住まいを選ぶこと
  • 「楽な住まい」と思っていても、それが“無自覚な甘え”である可能性を考えること

 

こうした視点を持つことで、「本当に求めている暮らし」が観えてくるのでは無いでしょうか?

どうでしょう?
うまくお伝え出来たでしょうか?

福井で注文住宅を検討されている方に、「暮らしの質」に気づいたとき、「エクリュの話を聞こう!」と思っていただけると嬉しいです。