「選択」と「力」:本当に見えているのか?
私たちは日々、たくさんの「選択」をしていると思いがちです。
しかし、その「選択」は本当に「自由な選択」と言えるのでしょうか?
映画マトリックス・リローデッドの中で、 「全ては選択から始まる。」とのモフィアスに対しメロビンジアンは「いや、違う。選択は幻想だ。あるのはただ力を持つ者と持たざる者だ。」と言い返します。
また同じ映画の中で、預言者(オラクル)がネオに「私達は理解できない選択は見えないの。」とも言っています。
「自由な選択」・・・実は、自分の力(理解)の範囲を超えたものは「見えない」ため、選べているつもりでも選べていないことが多いのです。
選択できない理由
例えば、住まいづくりで「プランの良し悪し」を判断しようとしても、図面を見て「良さ」を見抜ける人は少ないでしょう。
また、その図面から「実際の暮らしやすさ」をイメージする力も、多くの方には備わっていないものです。
それなのに、図面を比較して「どちらが良いか」を選ぼうとする。
これは、選択しているつもりでも、実際には「評価する力が大きく不足したまま選択している」状態です。
その為、力が及ぶ「帖数(広さ)」や「「動線の短さ」、「ファサードなど見た目」などのみで判断する事になります。
結果、提案する側(工務店など)も、エンドユーザーに評価される部分のみに力をそそぐようになります。
選択肢を持つための力とは
では、どうすれば「本当に選択肢を持てる人」になれるのでしょうか?
その答えは、「考え方を理解すること」です。
私自身、専門外のことを依頼するとき、「考え方」に共感できるかどうかを基準にしています。
そして、その考え方が素晴らしいと思っても、実績が伴っていなければ任せることはできません。
住まいづくりも同じです。
「どういう考えでこのプランが生まれたのか?」
「どんな価値観に基づいているのか?」
そうした背景を知ることで、はじめて選択肢が見えるようになるのです。
エクリュの選択基準
エクリュでは、プランの良し悪しを評価する前に、「考え方」を共有することを大切にしています。
どんな暮らしが心地よいのか、何を大切にしているのか。
そういった「価値観」や「哲学」をお施主様と共有することで、プランそのものだけでなく「暮らしの意味」が見えてくるのです。
そのうえで、これまでの実績や施工事例を通じて、「考え方を形にする力があるか」をしっかりとご確認いただいています。
エクリュを選ぶということ
選択するためには「力」が必要です。
その力を得るために、まずは「考え方を知る」ことが大切だと、エクリュは考えています。
「どのプランが良いか」「どんなファサードが良いか」など見た目からのイメージだけではなく、「どういう価値観で選択するのか」を一緒に考えていきましょう。
あなたが本当に納得できる住まいづくりのために、エクリュがお手伝いします。