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リアリティに欠けるインテリア写真

リアリティに欠けるセット(インテリア)

 
ワイドショーの再現VTRを見た時、
また、コントで使われるリビングなどを見た時、

その空間に「セット」であること、
つまりリアリティの欠如を感じたことはありませんか?

それは、どこが原因なのでしょう。

家具でしょうか。
照明でしょうか。
壁紙でしょうか。

それとも、
何か別のところにあるのでしょうか。

あなたは、
その違和感を説明できますか?

リアリティに欠けるコントの空間(セット)
(ちゃぶ台の脚の本数が・・・)


ネットのインテリア画像も同じ?

 
僕にとって、
これと同じようにリアリティの欠如を感じるのが、
InstagramやPinterestなどで見かける、
インテリアの写真です。

もちろん、
美しい写真はたくさんあります。

素敵だと思うものも、
たくさんあります。

でも時々、

「この家で、本当に誰かが暮らしているのだろうか?」

そんな疑問を感じることがあります。

皆さんも、
僕と同じように感じたことはないでしょうか?


エクリュの施工事例(インテリア)にも、同じことが起きています。

 
実は、
僕には心当たりがあります。

エクリュの施工事例のインテリアの写真のほとんどは、
内覧会中の風景を撮影したものです。

つまり、
実際の暮らしの中で撮影した写真とは違います。

もちろん、
打合せでは住まわれる方の暮らしを想定しています。

家具の大きさや配置。
人の動き。
モノの置き場所。
視線。
光。
家族がどこで何をするのか。

できるだけ、
そこで暮らす姿を想像しながら、
住まいを考えています。

しかし、
プライベートへの配慮もあり、
実績紹介として公開している写真の多くは、
内覧会中のものです。

つまり、

実際の暮らしが、ほとんど含まれていない写真

なのです。

実際の暮らしが感じられるインテリアの写真

(上の写真は、「遊び心の家」での実際の暮らしの風景です。)

同じ家の写真でも、

暮らしが写っているか。

あるいは、

そこにある暮らしを想像できるか。

それによって、
写真や図面などから受け取るものは、
少し違ってくるのかもしれません。


写真を見る「視力」

 
では、

リアルな暮らしを見るためには、
どんな「視力」が必要なのでしょうか。

家具のデザインを見る。
素材を見る。
色を見る。
照明を見る。

もちろん、
それも大切です。

でも、
それだけではありません。

「ここで、誰が暮らすのだろう?」
「朝は、どこにいるのだろう?」
「この椅子には、誰が座るのだろう?」
「食事をした後、この空間はどうなるのだろう?」

そんなことまで、
想像してみる。

すると、
これまで見えていなかったものが、
見えてくるかもしれません。

美しい写真を見るための視力。

そして、

暮らしを見るための視力。

同じ「見る」でも、
少し違うのかもしれませんね。