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「理想の暮らし」が続かない理由|イメージだけでは整わない住まいづくり

「理想のイメージ」だけでは、「理想の暮らし」には至らぬ理由

 

安穏の家の理想のイメージ画像集

前回のブログでは、

「選択する前に、まずは収集すること」

その重要性についてお伝えしました。

気になったものを集めていくことで、
ご自身でも気づいていない「良い」の傾向が見えてくる。

それは、住まいづくりにおいて、
とても大切なプロセスです。


しかし、それは“イメージ”の話です

集めた写真や情報から見えてくるもの。

それは、
色や素材、空間の雰囲気など、
いわば「イメージ」です。

もちろんそれはとても大切です。

けれど、

それだけでは、暮らしは成立しません。


引越し当日、その現実が現れます

引越しで積み上げられたダンボールの山

新しい住まいに引越したその日。

目の前には、
たくさんのダンボールが並びます。

そのとき、

「これはどこに置こうか」
「何をどこに入れようか」

と、手が止まる。

この瞬間、

その住まいの“使い方”は、ほぼ決まってしまいます。


なぜ、そのようなことが起こるのか

理由はシンプルです。

今の暮らしが、整理されていないからです。

・何をどれくらいの量、持っているのか
・それをどこの部屋で、使っているのか
・どのような動きで、暮らしているのか

それらが曖昧なままでは、

新しい住まいにおいても、
どこに何を収めればよいのか分からないのは、
当然のことです。


イメージには、“使い方”が存在しない

どれだけ素敵な写真を集めても、

そこにあるのは「見た目」であって、
「使い方」ではありません。

つまり、

イメージの中には、暮らしが存在していないのです。

だからこそ、

理想の住まいをイメージできていたとしても、
実際の暮らしが整うとは限らないのです。


必要なのは、「現在の暮らしの言語化」です

では、どうすれば良いのでしょうか。

それは、

今の暮らしを、しっかりと言語化することです。

・日々、どのように過ごしているのか
・どこで何をしているのか
・何に時間がかかっているのか
・どこにストレスを感じているのか

それらを一つひとつ見ていくことで、

「本当に必要なこと」が見えてきます。


今の暮らしを“トレース”する

整った理想の暮らし

住まいづくりにおいて大切なのは、

今の暮らしを無視して、
まったく新しいものをつくることではありません。

今の暮らしをトレースし、
そこに最適化を重ねていくことです。

そうすることで、

無理なく、
自然に使い続けられる住まいが生まれます。


「理想の暮らし」は、どこにあるのか

理想の暮らしは、

どこか遠くにあるものではありません。

今の暮らしの延長線上にしか、存在しないのです。

だからこそ、

イメージを集めることに加えて、

今の暮らしを見つめ、
言葉にしていくこと。

それが、

「理想の暮らしが継続される住まいづくり」において、
欠かすことのできないプロセスなのです。

理想の暮らしが継続される機能的なウォーク・イン・クロゼット