自分たちに合った住まいとは?家づくりは「自分を知ること」から始まる
結婚するなら、どんなタイプ?

そんな質問をされたら、
僕はきっとこう返します。
「あなたは、どんな人ですか?」
質問に質問で返すなんて不親切かもしれません。
でも、結婚に向いているタイプのセオリーなんて、本当にあるのでしょうか。
あるとすれば、
あなたが、あなたでい続けられる誰かと、一緒にい続けられること。
それが、あなたにとっての「続く仕合わせ」なのではないかと思います。
だからこそ、
まず必要なのは、相手を知ることではありません。
あなたが、あなた自身をより深く知ることです。
自分を知らなければ、
「あなたらしくいられる相手」
とはどういう人なのかも分かりません。
どんなに条件が揃っていても、
どんなに周囲から「いい人」と言われても、
自分が分からないままでは、
本当に自分らしくいられる相手かどうかを判断することはできません。
だから僕は、
「どんなタイプがいいですか?」
という問いよりも、
「あなたは、どんな人ですか?」
という問いの方が、
ずっと大切だと思っています。
自分たちに合った住まいは、どんなタイプ?

賃貸住宅は、
誰か一家族のためにつくられた住まいではありません。
できるだけ多くの人たちが住めるように。
言い換えれば、
誰にでも住めるようにつくられた住まいです。
だから、
暮らしているうちに、
「何となく暮らしにくい。」
「もう少し収納が欲しい。」
「キッチンが狭い。」
そんな不満が生まれます。
そして、
「家を建てよう。」
そう考える人は少なくありません。
でも、そのとき一度だけ立ち止まってほしいのです。
あなたが口にする、
「自分たちに合った住まい」
その「自分たち」とは、
いったい誰のことでしょうか。
子どもが生まれたから、
部屋数が足りない。
それも一つの理由です。
でも、それだけなら、
「自分たち」が意味しているのは、
家族の人数だけです。
部屋数さえ増えれば、
目的は果たせます。

けれど、
「朝起きると、妻は少し焦がし気味のバターでフレンチトーストを焼く。」
「その間、私はコーヒーミルで豆を挽き、ゆっくりとドリップする。」
「二人で並ぶには、今のキッチンは少し狭い。」
そこまで言葉にできたなら、
必要なのは、
4LDKではありません。
その朝の時間が心地よく流れる空間です。
「自分たち」という言葉の意味が深くなるほど、
住まいは、
あなたたちらしいものになっていきます。
反対に、
「人数」
「部屋数」
「収納量」
「ウッドデッキ」
「対面キッチン」
そんな条件だけで家を考えれば、
完成した住まいは、
新築であっても、
本質的には賃貸住宅と変わらないかもしれません。
誰でも住める。
だから、
誰にも合わせていない。
まるで、
誰にでもオススメできる結婚相手のようです。
住まいも、結婚も、本質は同じ
深く考えなければ、
結婚相手を選ぶときも、
住まいを選ぶときも、
私たちは案外、
同じ選び方をしているのかもしれません。
見た目。
条件。
年収。
学歴。
立地。
間取り。
収納量。
もちろん、
どれも大切です。
でも、
それだけで選んだ先に、
「何か違った。」
ということは、
決して少なくありません。
住まいも同じです。
家族の人数。
部屋数。
収納量。
性能。
それらは必要な条件です。
けれど、
それだけでは、
「あなたたちらしい暮らし」は見えてきません。
だから僕たちは、
住まいづくりも、
結婚も、
仕事も、
本質は同じだと思っています。
自分を知らずに、
本当に自分に合うものとは出会えない。
相手を探す前に、
住まいを考える前に、
まず、
自分を知ること。
そこからしか、
本当の意味で「自分たちに合った住まい」などの選択は始まらないのだと思います。
自分を知ることから、住まいづくりは始まる

自分を知ること。
そして、
自分を偽らないこと。
それが、
自分たちに合った住まいと出会うための、
最初の一歩なのだと思います。
自分を否定的に捉えている人ほど、
「こんな自分ではいけない。」
「もっとちゃんとしなければ。」
そんな思いから、
本当の自分に蓋をしてしまいます。
でも、
蓋をした自分を基準に住まいを考えれば、
出来上がるのは、
「こうありたい自分」のための住まいです。
そこには、
今を生きている自分がいません。
だから、
暮らしは少しずつ苦しくなります。
本当に必要なのは、
自分を変えることではなく、
自分を知り、
自分を受け入れること。
片付けが苦手でもいい。
使った物を出しっぱなしにしちゃってもいい。
だけど、朝のドリップコーヒーは譲れない・・・。
それも、
あなたらしさです。
そうした、
飾らない、ありのままの「自分らしさ」が見えてきたとき、
初めて、
住まいは「誰でも住める家」から、
「あなたが暮らすための住まい」
へと変わっていくのだと思います。
蓋をした自分ではなく、
飾った自分でもなく、
ありのままの自分を知ること。
そして、
その自分を否定しないで受け入れること。
ウェルビーイングが続く住まいづくりは、
間取りを考えることではなく、
自分たちらしい暮らしを見つけること。
エクリュは、
そこから住まいづくりを始めます。
あなたらしく暮らし続けるために。
ウェルビーイングが、10年後も20年後も続く住まいであるために。