ちょっと一息。コーヒーを飲みませんか?
コーヒーを美味しくする方法

「美味しいコーヒーを淹れる方法」
そんな情報は、
世の中にたくさんあります。
豆の種類。
焙煎度合い。
挽き方。
温度。
抽出スピード。
もちろん、
それらはとても重要です。
僕自身、
深煎りのインドネシアの豆、
“カロシトラジャ”が好きで、
中挽きにして、ペーパードリップで
ゆっくり雑味が出ないように淹れています。
そうすると、
スッキリとした、
とても美味しいコーヒーになります。
でも、本当にそれだけだろうか?
家を建ててから、
僕は、
あまり喫茶店へ行かなくなりました。
住宅ローンが大変だから、
ではありません。
むしろ逆です。
「行く価値がある」
そう感じるお店にしか、
行かなくなったのです。
以前は、
美味しいコーヒーのお店を探して、
よく出掛けていました。
スイーツも美味しいお店。
雰囲気の良いお店。
器が素敵なお店。
でも、
それら全部が揃ったお店って、
実は、
そんなに多くはないんですよね。
我が家で飲むコーヒー

朝、
少し早起きをして、
2階へ上がる。
足羽山の緑が、
ルーフテラスの奥に広がっています。
そして、
コーヒーの香り。
妻が、
コーヒーを淹れてくれているのです。
忙しい朝だけど、
ほんの少しだけ余白をつくって、
足羽山を眺めながら飲むコーヒー。
それは、
三文以上の贅沢だと思っています。
夜のコーヒーも、また違う
晩御飯も終わって、
ソファでゆっくりしていると、
「今日は、お客様が持ってきてくれたケーキがあるの」「ここのケーキ、並ばないと買えないのよ」
そう言って、
妻が持ってきてくれる。
信楽焼の作家さんの器に、
イチゴのショートケーキ。
越前焼のコーヒーカップに、
カロシトラジャ。
輪島塗のお盆にのせて、
なんとも良い感じです。
照明は、
ライトコントロールシステムで、
“くつろぎモード”へ。
色温度を落とした、
少し暗めの灯り。
そして、
Bill Evans の
「My Foolish Heart」。
そんな空間で飲むコーヒーは、
きっと、
お気に入りの喫茶店にも負けじと美味しい。
少なくとも、
僕たち夫婦は、
そう感じています。
コーヒーを美味しくしているもの

結局、
コーヒーを美味しくしているのは、
豆だけではないのだと思います。
・どこで飲むのか
・誰と飲むのか
・何が見えるのか
・どんな器なのか
・どんな灯りなのか
・どんな音が流れているのか
それら全部が、
“風味”をつくっている。
だから、
暮らしが整ってくると、
同じ豆でも、
驚くほど美味しく感じるのです。
再来週の楽しみ

再来週、
越前陶芸まつりがあります。
また、
良い器に出会えるだろうか。
妻と、
そんな話をしながら、
楽しみにしています。
器を増やしたいわけではありません。
好きなものと、
少しずつ関係を深めながら、
暮らしていきたい。
そう思っているのです。
理想の暮らしは、「味わうこと」なのかもしれない
理想の暮らしというと、
大きな家や、
高級な設備を思い浮かべる方も多いかもしれません。
けれど、
本当は、
もっと小さなことなのかもしれません。
お気に入りの器で、
好きな音楽を流しながら、
大切な人とコーヒーを飲む。
そんな時間を、
ちゃんと味わえること。
それこそが、
暮らしの豊かさなのではないか。
どうでしょう、
越前陶芸まつりにご一緒しませんか?