家は人生を支える|理想の暮らしが継続される住まいとは?
理想の暮らしが継続される住まいとは
先日、新規のお問い合わせをいただきました。
その方からいただいた質問は、とても率直なものでした。
「私たちの年齢や年収で、本当に家を建ててもいいのでしょうか。」
「それとも、賃貸で暮らした方がいいのでしょうか。」
その時、僕の中に浮かんだ答えは、とてもシンプルでした。
家を建てることは目的ではありません。
あくまでも手段です。
目的は、その先にある豊かな暮らしであり、
もっと言えば、その人らしい人生です。
だから僕は、
「家を建てた方がいいですよ。」
とも、
「賃貸の方がいいですよ。」
とも答えません。
まず考えたいのは、
どんな人生を送りたいのか。
その問いから始めたいと思っています。
家は、役割を増やしてきました。

人は、なぜ家をつくるのでしょう。
洞穴で暮らしていた頃は、
獣から身を守るため。
縄文時代になると、
暑さや寒さ、雨風から身を守るため。
弥生時代には、
高床式住居が生まれ、
身分や立場を表す役割も加わりました。
さらに時代が進めば、
城は権威や抑止力を示す存在にもなりました。
家は、
時代とともに役割を増やしてきました。
そして僕は、
今もなお、その役割は増え続けている
と思っています。
今の住まいが担う役割。
今の住まいには、
もう一つ大切な役割があります。
それは、
暮らしを支え、その先にある人生を支えること。
住まいは、
ただ生活するための器ではありません。
毎日の営みを受け止め、
その人らしい暮らしを支えることで、
人生そのものにも影響を与える存在になってきたのではないでしょうか。
住まいは、生き方を支えます。

例えば「卓色の家」のオーナー様。
会社の仲間と日本酒を楽しむ時間を、
とても大切にされていました。
その集まりは、
ただお酒を飲む会ではありません。
仕事を語り、
より良い職場を考え、
チームワークを育てる時間でした。
住まいは、
日本酒の会のためにつくられたわけではありません。
しかし、
その営みが無理なく続くよう支える場所となりました。
その暮らしは今も続き、
オーナー様は会社での役割を大きく広げられています。
もちろん、
住まいだけが理由ではありません。
しかし、
暮らしを支える住まいが、
その生き方を支えていたことは間違いないと思っています。
我が家も同じです。

我が家も同じです。
僕にとって我が家は、
避難場所のような存在です。
帰ると、
心が整う。
ずっとここにいたい。
そう思える場所があります。
だから、
また外へ向かうことができます。
住まいは、
人生から切り離された器ではありません。
暮らしを支えることで、人生を支える場所。
だから僕は、
住まいと人生を切り離して考えることができないのです。
理想の暮らしが継続される住まい。
エクリュが四半世紀考え続けてきたことがあります。
それは、
「理想の暮らしが継続される住まい」
です。
どうすれば、
住み始めた時だけではなく、
十年後も二十年後も、
心地よく暮らし続けられるのか。
考え続けて辿り着いた答えは、
住まいを、住む人とイコールで結ぶこと。
でした。
流行を追いかけることでも。
設備を増やすことでもありません。
住む人自身を知り、
その人らしい暮らしを住まいへ落とし込むこと。
その人らしい暮らしが続けば、
人生もまた、その人らしく続いていきます。
だからエクリュでは、
内観の知を大切にし、
イメージ・マップを使い、
何度も暮らしを言語化しています。
エクリュが目指していること。
エクリュは、
家を売りたい会社ではありません。
本当は、
人生を支える会社でありたい。
そう思っています。
その人が、
自分らしい人生を送りたい。
そのために住まいが必要だ。
そう覚悟された時に、
寄り添いたいと思っています。
それが、
芦屋のマンションディベロッパー時代から、
四半世紀以上考え続けてきた、
僕のライフワークです。
結果として、
一般的には17.2%とも言われる
「いつでも人を招ける暮らしを続けている方」の割合が、
エクリュのオーナー様では86.6%となっています。
もちろん、
数字だけが全てではありません。
でもその数字は、
住まいが暮らしを支え、
暮らしが人生を支え、
その営みが継続していることを示す、
一つの結果なのだと考えています。
家を建てる目的。
家を建てる目的は、
家を持つことではありません。
その家で、
どんな暮らしを送りたいのか。
どんな人生を送りたいのか。
住まいは、
雨風をしのぐためだけのものではなくなりました。
格を表すためだけのものでもありません。
暮らしを支え、
人生を支える役割を担うようになりました。
だからエクリュは、
家から考えません。
間取りから考えません。
その人から考えます。
住まいを住む人とイコールで結ぶこと。
それが、
理想の暮らしが継続される住まいを実現するために、
四半世紀考え続けてきた答えです。