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ファサードにみる工夫

今日は、外壁をほぼ貼り終えた(仮称)文京5の家の現場に行って来ました。

(仮称)文京5の家は、その特別な敷地と接道の関係性から、ファサードを印象的にする事を意識してプランニングをスタートさせたお住まいです。
つまり、ファサードが(仮称)文京5の家を象徴するポイントのひとつです。

一般的な敷地の多くは、間口(接道部分)より奥行きが長いですが、文京5の家の敷地は(角地では無いのに)その逆で、間口が広く、奥行きが短い敷地です。

この恵まれた敷地条件を最大限使ったファサードを含めたプランにしました。

その事が、分かりやすいのが上写真。
カメラに入り切らない伸びやかなファサード。
その伸びやかさを強調する形状などを選択されました。

その選択のポイントは色々あるのですが、例えば以下が挙げられます。

① 高さを抑えて幅をみせる形状(幅広く見せた外壁)
② 横長の開口部
③ 水平方向の線の強調、色を変えた唐草

上記などが、ファサードに加えた工夫です。

アプローチも距離を稼ぎ、ゆったりと雨に濡れず建物に入る感じをファサードから感じ取れる様にデザインされています(見た目だけでは無く、印象からくる伸びやかさ)。

伸びやかさが、(仮称)文京5の家のひとつのテーマですが、ディフォルメやフェイクとはならない様、品格を問いながらの選択も(仮称)文京5の家の特徴です(大げさでは無く、正当)。

そんな(仮称)文京5の家の現場。
階段が出来上がり、安全に2階へ上がれる様になりました。
(先週までは、ハシゴで2階に上がっていました)