「新築の時と、変わらんなぁ~」本当にそうなのか検証|2012年 ⇒ 2026年

2012年新築してすぐに我が家に来てくれた高校時代からの友人が、
14年ぶりに、再び我が家に遊びに来てくれた際、
「新築の時と、変わらんなぁ~」
って言ったので、比較してみました。

2012年(新築してすぐ)の写真

2026年の写真
我が家の住まいづくりは、土地探しからスタートしました。
土地を探す際に、気を付けたことがあります。
「北の眺望、南の日照」
と学校では習います。
北側の景色が良い土地を探しました。
我が家は朝食の時、
今でも、足羽山を眺めながらいただきます。
流石に、何年経とうとも、足羽山は動きません。

2012年(新築してすぐ)の写真

2026年の写真
物は増えています。
テレビは壊れて、大きくなり
ソファーはヘタって、買い換えました。
でも、サイズや色合いは、そのままの物を探しました。
観葉植物はダメになり植え替えました。
カーテンは破けてしまい、同じものに替えましたが、
同じ色はもうなかったので、近い色の物を選びました。
絵画や仏像など調度品、大壺やLC1。
全てに物語があります。
僕らは、物語と共に暮らしています。

2012年(新築してすぐ)の写真

2026年の写真
ダイニングの絵画は、モネの蓮池のようなイメージの絵画をかけることを、
設計時からイメージしていました。
そして、画家のお施主様の家に伺った時、
今の作品に出合いました。
あまりに当初のイメージに近かったので、
懇願して譲っていただきました。
エクリュのお施主様の作品が、
我が家のLDのイメージをかたちづくってくれていることは、
僕らとしては、なんとも光栄でこの上ないことです。

2012年(新築してすぐ)の写真

2026年の写真
14年という時間は、決して短くありません。
子供たちは成長し、
家具は傷つき、
家電は壊れ、
植物も入れ替わります。
住まいは、少しずつ姿を変えていきます。
それでも、友人が
「新築の時と、変わらんなぁ~」
と言ってくれたのは、きっと家具や内装の話ではありません。
この家に流れる空気や、
窓から見える風景、
そして、この家で暮らす僕らの楽しみ方が、
14年前と変わらず続いていることを感じてくれたのだと思います。
住まいは、完成した瞬間がゴールではありません。
時間とともに暮らしが育ち、
思い出が積み重なり、
その家だけの物語が生まれていきます。
だから僕は、
「変わらない家」をつくりたいのではなく、
時間が経っても、暮らしを楽しみ続けられる住まい
をつくりたいと思っています。
14年暮らしてみて、
その想いは、ますます強くなりました。
我が家で変わらないモノ。
それは、
足羽山の位置と、
今日という日を楽しもうとする、僕らの暮らし方です。