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ブログ

新たな試み〜宿泊体験打合せ〜

“家”ではなく、“暮らし”を打合せするということ。

昨日18:30から今日の12:00まで、17時間半にわたり、我が家(遊び心の家)で(仮称)大宮2の家の打合せを行いました。

つまり、「宿泊体験」というかたちでの打合せです。

これはエクリュにとっても、20年の歴史の中で初めての試みでした。

昨日のブログ「家づくりで後悔しないために〜実際の失敗例から学ぶ5つのポイント〜」でも、良い住まいに近づく手段として「OB宅訪問」をご紹介しました。
けれど、今回はそのさらに一歩先!
“実際に暮らすように過ごす”ことで、暮らしそのものを深く見つめ直す試みです。

住まいづくりにおいて最も大切なのは、ご自身を深く知ること。
そしてその“あなたらしさ”を、住まいに丁寧に落とし込むことです。

けれど、図面だけでは伝わらないこともあります。
「この間取りで本当に自分らしい暮らしができるのか?」
「日常の中で、どう動き、どう感じるのか?」
そんな問いの答えは、図面の外側にあることも多いのです。

だからこそ、“いつもとは違う空間”に身を置いてみる。
そして、身体で感じた違和感や心地よさを手がかりに、今の暮らしを改めて言語化していただく。
それが今回の宿泊体験の狙いでした。

そして、狙いは見事に的中。
翌朝の打合せでは、間取りや動線に現実味が宿り、まるで暮らしの“中”にいるような具体的なお話がたくさん出てきました。

“住まいをつくる”というより、“暮らしを共に紡ぐ”
そんな感覚が、確かにあった時間でした。