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「ご提案」の記事一覧

仏造って魂入れず

2022年6月25日 / (仮称)文京5の家 ご提案 壁の役割

カタチには意味があります。
いや、意味がカタチになります。

意味を持たないカタチは、まさに魂が入っていない仏像の様です。

上の写真の壁にあるのは、照明の為の出っ張りです。
いわゆる建築化照明です。
(仮称)文京5の家は、伸びやかさによる豊かさがひとつポイントです。

ライン照明が点灯する出っ張り。
実は照明が点灯していない状態でも、役割があります。
それは目線の誘導による奥行きの強調です。

リビング・ダイニングの伸びやかさ(広がり)を印象付けるのが、目的です。

カタチには意味があります。

それと似た役割が、下の写真の中にあるのですが、お分かりになりますか?

きっと登り梁に目を奪われるでしょうけど、お伝えしたいのはそこでは無く、下の写真にあります。

奥の開口は、玄関からリビング・ダイニングに入ってくる開口です。
その開口より少し低い手前の開口は、キッチンに向かう開口。

リビング・ダイニングでくつろいでおられる方が、キッチンには積極的に目線を運ばないで欲しい想いが、手前開口部が低い理由です。

その開口部の上部。
よく見ると壁が少し下がっているのが、お分かりいらだけますか?
「面落ち」と言って、段差を設けています。

これは縦方向の目線の誘導を図っての事。
つまり、天井の高さが高く感じやすい様にし、リビング・ダイニングの伸びやかさ(広がり)を、縦方向でも演出する為のカタチです。

他にもサッシの取り付け方や、床材の貼り方向など、細部にも伸びやかさ(広がり)を演出する工夫がなされています。

9月には、オーナー様のご厚意のもと内覧会を予定している(仮称)文京5の家。
チョット先になりますが、カタチの意味を覚えておいて、内覧会でご確認いただけると、よりその効果を実感いただける事と思います。

今日は(仮称)文京5の家におけるカタチの意味をお伝え致しました。

空間のイメージ

2022年6月11日 / (仮称)文京5の家 ご提案 壁の役割

今日は、(仮称)文京5の家の最後の発注承認の打合せ。
内装仕上げ材などの発注承認をいただく打合せをしました。

発注承認の打合せとは・・・

エクリュは、デザイン思考の会社です。
エクリュは、お施主様の(ウォンツでは無く)ニーズを大切にカタチにして行くシステムを考えてまいりました。
良いお住まいとは、住む方の価値観で構成される必要があると、弊社では考えているからです。

如何に正確にお施主様のニーズをお住まいに落とし込めるか?
その事を実現する為考えた独自の仕組みのひとつが、発注承認の打合せです。

図面や契約書などでは、お住まいのイメージなど、中々ご理解いただくのは困難な場合もあろうかと思います。
そこで、発注直前の部位などを現場の進行に合わせてご契約内容を確認させていただき、発注に進まさせていただく為の打合せが、発注承認の打合せです。

ギリギリまで調整を重ねて、可能な限り正確にお施主様のニーズをお住まいに落とし込むのが、発注承認の打合せの意図するところです。

本日ご決定いただいた内装仕上げ材は、壁や天井仕上げのクロスやタイル、塗装などです。

空間のイメージをどの様にしたいか?
多くの方々は、色や素材で作ろうとされます。
もちろん、それも方法なのですが、実はそれ以前に形状が大きな影響を与えます。

① 形状  ② 素材  ③ 色彩
3つのファクターでの検討すると、とても効果的です。

例えば(仮称)文京5の家では、内外の繋がりを強調する事で、リビングの雰囲気を生み出しています。
それに大きな影響があるのが、サッシの設置の仕方や納まり、壁収納の大きさなど、①形状 に関する事です。
先ずプランニングの段階で形状を整え、そうして今日は、(その形状が更に効果的なる)クロス(③色彩+素材感)を選択されました。

内部の壁が、外壁に繋がって見える様に、外壁に合わせた色のクロスを選択される事で、リビングの雰囲気を表現されています。

イメージを作る3つのファクターにプラスする上級者編
④ ストーリー

(仮称)文京5の家は、④ストーリー も検討されました。

寝室に設けたい落ち着いた雰囲気を、前室との対比で表現されています。

弊社では、プランニングの際、単に間取りにとどまらず、イメージ・マップからの情報などから、①形状 も雰囲気を作る為に検討致します。
具体的には、壁の厚みや内外の繋がりがあげられます。
それに加えて、④ストーリー も設けております。
具体的には、「くぐる」などの経験の有無があげられます。
(一例などは、下URLをクリックしてください)

①や④は、プランニングの際に選択しておく必要があります。
詳しくは、打合せの際にご説明致させていただきます。

今日は(仮称)文京5の家の最後の発注承認の打合せにて、内装仕上げ材などをご決定いただき、空間のイメージをまとめました。

「④ストーリー」の例は、以下のURLをご参照ください
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/ご提案/付加するリフォーム
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/付加するリフォーム(期待感を付加2)

ファサードが、結構、大事だと思う。

2022年6月3日 / イメージマップ 立華の家

ファサードが結構大事だと思うのは、それは家に帰ってきた際「我が家に帰ってきた!」と安心を感じて満足げに思うのは、ファサード(外観)を目にした瞬間ではないか?と思うからです。

「我が家に帰ってきた!」が、安心と満足を感じられるのには、それなりのファサードである必要があるし、もちろん帰りたくなるお住まいである必要があります。
とにかく、ファサードが果たしている役割は、街の景観といった社会的な役割はもちろんの事、もしかしたら一番長時間過ごす事になる家という空間での過ごし方に、かなりの影響を与えるのではないか?と考えられるのです。

そんな大事なファサードをどうするか?
もちろん色々お話をさせていただいたり、打合せをして決めていくのですが、弊社では、イメージマップが大きな役割を果たしています。

イメージマップとは
大学の4年間。
ザ・リッツ・カールトン大阪ハービス大阪を含む、西梅田再開発プロジェクトを行っていた竹中工務店でアルバイトをしていました。
その竹中工務店が使用していたのが、このイメージマップです。

イメージは、何々風とか何々らしいなどと明確な言葉にし難く、共通認識にするのがとても困難です。
イメージマップは、それを言語化したり分類する事で、共有化を図るツールです。

弊社では、ファサード(外観)を含めたイメージの共有化を、イメージマップを用いて行っています。
そしてこの大事なファサードをご決定いただいております。

暮らしをイメージする打合せ

2022年5月29日 / ご提案 収納

今日はお休みのところお時間をいただき、我が家(遊び心の家)にて打合せをさせていただきました。

弊社では、築11年になる我が家を使っての打合せをさせていただいています。

実際に11年、暮らしている住まいなので、生活を観ていただく事が出来、ご自身の暮らしをリアルにイメージしていただける事が、弊社としての想いです。

お住まいは、パビリオンでも美術館でも無く、お住まいです。

日々の暮らしがスムーズに出来てこそ、美しさを保たれる日常的な空間なのです。
ですから、ご自身の暮らしをリアルにイメージしていただくのは、とても重要な打合せとなります。

一度ではきっとイメージしきるのは困難でしょうから、必要と思われるタイミング、又はお申し出など有ればいつでも我が家にて打合せをさせていただいております。

会う日

2022年5月27日 / イメージマップ (仮称)文京5の家 歩先の家 立華の家 集流の家

今日は、オーナー様やお施主様と、良くお会いする日でした。

先ずは、(仮称)文京5の家のお施主様と、玄関タイルなどの打合せを行いました。

イメージマップをもとに空間のトータル的なイメージなどを決めるのですが、イメージマップにて言語化された「様式からの発展」と言う言葉を深める事になりました。
イメージマップとは?ココをクリック

昨日のブログでお伝えした様に、弊社では「まん中に住む」との言葉に表現される、自分たちらしいお住まいのあり方を深めています。
良いお住まいとは、住む方らしいお住まいと、信じて疑わないからです。

今日は、イメージマップの分析結果である「様式からの発展」とこ言葉をお施主様の言葉に置き換えていただき、その言語化されたイメージをどの様に空間に表現して行くのか?をお話させていただきました。

間も無く、最後の発注承認打合せがあるのですが、その打合せがとても楽しみです。
発注承認打合せとは?ココをクリック

その後、歩先の家に伺い、久しぶりにオーナー様とお会いしました。
会社から歩いて伺えるご近所と言う事もあり、時々お会いしていたのですが、ここ最近はお恥ずかしい話、バタバタしてしまいご無沙汰しておりました。
歩先の家はココをクリック

最後に、立華の家に伺いました。
流石! 玄関のニッチには、ステキに花が生けられていました。
立華の家はココをクリック

明日は、集流の家のお引渡しです。
集流の家はココをクリック

「集流の家」のファサード

2022年4月26日 / 内覧会・現場見学会など イメージマップ ファサード(正面外観) 集流の家

オーナー様のご厚意のもと、5月7日より内覧会を開催致します「集流の家」。

前回は、「集流の家」のご家族のあり方のお話をさせていただきました。
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/information/集流の家

今日は、会場にて分かりやすい見た目の特徴などをお伝え致します。
今回は外観のお話。

片流れの勾配屋根と正方形の窓などが印象的な「集流の家」は、勝山市鹿谷町にあります。
勝山市の中でも山間に位置し、積雪量も平地に比べると多いです。
その為やお仕事柄もあり、雪の事は良くご検討されました。

片流れの勾配屋根は、敷地裏側に雪を落としてしまう事を考えての形状です。
ファサードのプロポーションを考えて、最初のご提案は、もう少し緩い勾配屋根にてご提案をさせていただいてましたが、雪の心配から更に勾配をキツくされました。

勾配がキツい片流れだと、頂点が高くなり、間伸びしてプロポーションを整え難くなりますが、「集流の家」は桁落としと言って、水下側の小屋梁を他の梁レベルから下げる構造組みをしています。
そうする事で、最高の高さ(頂点)を抑えてプロポーションを整えています。

ファサードの正方形の窓は、2つは本当の窓ですが、ひとつはサッシやガラスの入らない開口です。
大きさを揃える事で、外観にリズムを生み出しています。

当初、仕上げ材は、雪の事などを考え、全てガルバリウム鋼板で進めておりました。
上記のように、形状(プロポーション)を整えて来ましたので、ある意味、素材感や色が増える必要性がありませんでした。

しかし、ある日、奥様が仰いました。
「単色だと安っぽくならない?」

そこでイメージ・マップを見直す事になります(安っぽくはなりませんが、人によって言葉の定義やイメージが違う為)。

イメージ・マップとは、言葉や共通認識にする事が困難なイメージを、見える化し共通認識にして行くツールで、弊社の打合せで利用しております。

そのイメージ・マップを見直すと、(ご主人が集められた)ミニマルに洗練された外観の写真に混じり、(奥様が選ばれた)重厚感のある邸宅の写真がありました。

そこで再度、ご家族(ご夫婦)でドライブがてら、車窓から見える好みの家を言い合い、お二人のお好みのイメージに調整される事になりました。
またその結果をラインにて弊社に送っていただき、ほぼライブで共有化する事になりました。

これらのプロセスにより、単色・単素材でファサードを構成するのでは無く、重みを感じさせる素材を建物の足もとに配し、安定感を表現、重厚感を加えるに至りました。

また、これは当初(奥様の一言が出る前)から考えていた事ですが、外部の印象を内部に引っ張る為の、内外連続したポーチ床仕上げやポーチ軒裏仕上げも外観に見られるポイントのひとつです。

その形状にも工夫があります。
是非、内覧会へお越しいただき、ご体感いただけましたら幸いです。

「集流の家」内覧会は、完全予約制にて開催させていただきます。
下記のURLからご予約が可能です。
ご参照くださいませ。

https://select-type.com/rsv/?id=lvaCx_JabWY&c_id=227804&w_flg=1

そこにスプーンは存在しない。

2022年4月20日 / アート

全ては「空」である。
「色即是空」
そんな般若心経の世界観に、マトリックスは近いと感じ、小学生の頃、ずっと座禅をして般若心経を唱えて来た僕は、マトリックスの映画がリアルに感じました。

セリフのひとつひとつがとても重要で心に響き、マトリックスの3作のBlu-rayは、当然全て所有しており、何度も何度も繰り返して観ています。

そんなマトリックスに新作が出るとの事で、直ぐBlu-rayを予約していたのが、本日、やっと届きました。

今日は夜からの打合せがあり、また明日は朝一で現場の打合せなので、見る事が許されるのは明日以降となります。

弊社が考えるお住まいづくりのご提案は、プラグを抜いてザイオンに行く事に似ており、映画マトリックスの世界観には深く共感しております。

兎にも角にも、新作を観るのが楽しみです。

充実の一日

2022年4月12日 / イメージマップ (仮称)文京5の家

今年のサクラは、あっという間だった様に思います。
弊社の前の通りのサクラも葉桜になり、八重桜が満開を迎えています。

あっという間だったのは、気候の影響でしょうか?
それとも状況がそう感じさせているのでしょうか?

今日も予定がみっちり入っておりました。
そんな中、今日の日の始まりと〆は、(仮称)文京5の家でした。

ずっと気になっていた事を(仮称)文京5の家のオーナー様に(打合せのお時間やご検討いただく事を増やしてしまいましたが・・・)お伝え出来て(誠に勝手ながら)ホッと致しました。
(ご興味が有れば)お伝えしたかっただけなので、それが出来た事で安心致しました。

その内容とは意匠的なお話でした。

イメージマップの分析結果で、「現在的なフォルムの中にも、伝統的なディテールが存在している」との分析結果があり、それをどう表現すれば良いのかを思考していて、遅ればせながら思いついた事をお伝えさせていただきました。

とは言え、現在現場にて進めさせていただいている事も、イメージマップに乗っ取りまとめて来られているので、お伝えするか否か?を考えました。

また、ご提案の内容が例のない事なので、お伝えの仕方も難しく・・・その事も時間がかかってしまった要因となりました。

お伝えのタイミングが遅れてしまった事は、大変申し訳なく思っております。
もし、気付きや選択肢をひとつ増やせたのなら、それだけで幸いです。

収納の打合せ

2022年4月9日 / (仮称)灯明寺4の家 イメージマップ

今日は(仮称)灯明寺4の家の収納の打合せを行いました。

また、次回にご検討いただく外観のイメージのご検討もお願いしました。

【収納の打合せ】
建てた直ぐ、生活が始まって直ぐは、どんなお住まいもキレイでオシャレだったはずです。
例えば、賃貸マンションなどを借りて、引越し。暮らしが始まって直ぐは、キレイでオシャレな暮らしがスタートしたはずです。
しかし、長年暮らしていると生活感を通り越して乱雑になってしまっているなんて事は、珍しく無い事ではないでしょうか?

どうしてそんな事(乱雑に)なってしまったのか?
「収納が少ないから」
「生活に追われて、整理整頓が行き届かないから」
色んな理由があって、それらはきっとそうなんでしょう。

弊社ではその理由を、収納のP・V・D(S)が整っていない事にあると考えて、今回の様な収納の打合せの際に、お施主様と一緒に収納の図面などを見ながら、確認・検討・提案させていただいています。

Pとは場所(Place)
Vとは量・容積(Volume)
Dとは奥行(Depth)もしくはS(Shape)形状

ご自身の使い方やクセなどを理解し受け入れた上で、収納のP・V・Dを整える事は、暮らし続けてなおキレイが続くお住まいの大きな要因になります。

ですので、今日の様な収納の打合せを、弊社では重視して行っております。

今日は(仮称)灯明寺4の家の収納の打合せをしました。

次回は、以前打合せさせていただいたイメージマップからのご提案であるファサード(外観)を、形状の微妙な調整や、素材・色など、もう少しリアルにイメージしていただく為の打合せを行うので、宿題としてイメージを深めていただける様にお願いをしました。

今日の打合せを終えてから・・・

妻と足羽山を散歩。
春の恵みをいただいて帰って来ました。

コシアブラ。
天ぷらにしていただきました!

通電

2022年2月16日 / イメージマップ 彩現の家

自然光の入り方も検討しているので、照明器具が点灯されずとも空間が美しく見えるようには考えてあるのですが、照明の配灯もまた、空間などを美しく見せるように検討しているので、照明器具が点灯されると一気に現場からお住まいに近付いて感じられとてもワクワクします。

今日は、通電されました(仮設電気から本設に切り替え、照明器具やコンセントなどが使用できる状況になる事)。

「彩現の家」のLDKなどは、自然光が天空光に近い状態で供給されるように設計されています。
イメージマップにて分析の結果、オーナー様の求められている空間には天空光が適している事が解り、それをカタチにしました。

光の質・灯かりの質

そもそも、形状や色彩、素材感など目に入るモノは、光の反射です。
ですから、物体にどんな質の光をどんな風に照射させるのかが、イメージの実現にとても重要なポイントとなります。

つまり照明器具選びも、器具自体の形状のみならず光の質が問われます。

「彩現の家」の灯かりは、天空光に近い質の方向性を持つブラスト球などをご採用されています。
また、演色性の高い器具も選ばれました。
その上で、ポイントとなる箇所においては器具自体の形状美も探求されました。

いつも、通電の瞬間は、ワクワクします。

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