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「ご提案」の記事一覧

デザイン≠アート 3つのポイント

2020年9月24日 / ご提案

「デザイン」と「アート」
とても似た意味を持つ言葉ですが、実は大きく違う点が3つあります。

その3つのポイントを知れば、僕の名刺にも書かれている「建築デザイナー」と「建築家」との違いもご理解いただける事と思います。

では、先ず、「デザイン」≠「アート」の3つのポイントからご説明致します。

「デザイン」≠「アート」

1つ目のポイントは、想いのイニシアチブにあります。

アートはアーティストの想いをカタチにする作業です。
表現されているのは、作家自身の想いです。
それに対してデザインは、クライアントの想いをデザイナーがカタチにする作業です。
カタチになったモノは、クライアントの想いです。
つまりデザインにはニーズが必要です。

「デザイン」≠「アート」

2つ目のポイントは、具体的な機能の有無です。

アートには、具体的な機能が希薄であるのに対し、デザインには具体的な機能が明確に存在しています。

ですので、「デザインが良いと機能性が落ちるでしょう!」とか「いつも機能を取るかデザインを取るかの選択ですよね!」と言っている日本人が多いですが、それらは正確に言葉を使えていません。
なぜなら、機能性が悪い時点で良いデザインとは言えませんし、機能あってのデザインだからです。

「デザイン」≠「アート」

最後のポイントは、実は「デザイン」≒「アート」に誤解されるポイントです。
それは「美しさ」です。

デザインもアートもどちらも美を持ち合わせています。
機能美という言葉はデザインのみで、アートには存在しません。

「デザイン」には、「ニーズ」と「機能」と「美しさ」を兼ね備える必要があります。

建築家と言う職業はアーティストに近いエリアに存在していると考えます。
建築家自身に想いがある。
例えば、「人々は自然と共存して暮らすべきだ!」の様な想いが建築家側に存在していて、それに共感する方々が建築家に自分たちの住まいの設計を依頼すると言った順序です。

それに対して建築デザイナー(僕)は、お客様のニーズを深く知り、それをカタチにして行きます。
顕在化しているか?潜在化しているか?それはいずれにせよ、どう暮らすのかは、お客様の中に存在しています。
顕在化している場合は、それを踏まえて、潜在化している場合には、掘り下げてニーズを発掘して行きます。
とにかく、カタチするのはお客様のニーズです。

「良い」も「悪い」も「好み」も「嫌い」も全てはお客様の中に存在しています。
建築デザイナーは、出来る限りそれをカタチにするのが役割です。

今日は「デザイン」≠「アート」についてお伝え致しました。

CSR

2020年9月23日 / 歩先の家

庭(緑)は、そのお家のモノであると共に、街の共有の財産だと思います。

それに加えて、夜、ライティングされた外観(ファサード)は、街並みへの貢献 CSR(Corporate Citizen Social Responsibility)だと思います。

必要な、リビングの広さ。

2020年9月11日 / ご提案 お日さまの家 面積(広さ) 茶嬉(さき)の家 遊び心の家 両美の家

先日の打合せで、「LDKって何帖ほど有れば広いですか?」とのご質問をいただき『たくさんの事をお伝えしなきゃ!』と思いました。

お伝えしなきゃいけないポイントは、3つあります。

① 広さと広がりの違い
② 広がりのつくり方
③ 暮らしを考える

では、先ずは①の、広さと広がりの違いからご説明します。

「広さ」と「広がり」は似て非なるものです。

「広さ」は、「帖(畳)」や「㎡(平方メートル)」、もしくは㎥(立方メートル)」など、「区切られた空間の面積や体積の大きさから感じられる感覚」を示しています。

それに対して「広がり」は、「ひとつの空間にとどまらず、つながっている空間なども含めた視覚的要因から感じられる感覚」を示しています。

この2つを分けて考えないと、必要以上にイニシャルコストやランニングコスト、手間などがかかってしまう場合があります。

それぞれの必要なボリューム感は、個人差があり、他者との比較(今まで建てさせていただいた広さ情報からの比較)で決めるのはとても危険で、「どれほど有れば広いか?」にお答えするには、幾つかの情報をいただく必要があります。

② 広がりのつくり方についてお伝えします。
先ほど「広がり」と「広さ」の違いをお伝えしましたが、「広がり」は視覚的要因が重要です。

ですので、目線の誘導がポイントとなります。(フォーカルポイント)

どうすれば、目線を止めずに、更に遠いポジションに誘導出来るか?を工夫する事で「広がり」をつくる事が出来ます。

建築的には目線を止めにくい形状を工夫して、目線を引きつけやすい、色や形状の物(フォーカルポイント)を、最も遠い位置に配置すると、広がりを感じやすくなります。

上の写真では、黄色のイスをインナーテラスに置く事で、手前のサッシに気付き難くなり、広がりを感じやすくなります。

最後に、コレが最も重要なポイントですが、③ 暮らしを考える をお伝えします。

「広いリビングが欲しい」
「またリビングにはウッドデッキを設けたい」

多くの方々がその様に望まれます。

しかし、弊社で建てさせていただいたお住まいのリビングは、どれひとつとして同じではありません。

どうしてでしょう?

それは暮らし方や家族構成などがそれぞれのご家族によって違うからです。

当然の様に思えてますが、どの様に暮らし方や住まわれ方が違うのかを、あなたは他人に説明出来ますか?
弊社では、「魔法の質問」を用いてそれらを明らかにしてゆく手法をとっています。
その結果、どれひとつとして同じでは無いリビングになっています。

LDKの広さは、帖数で考えるのはとても危険です。
帖数は結果でしか無いからです。

どんな暮らしをしたいか?
どんなイメージで暮らしたいか?
それにはどんな家具やアイテム、付属品が必要か?
それらはどれくらいのスペースを必要とするのか?
などなどの結果、LDKの広さ(帖数)が定まってゆくのです。

今回の打合せでは、その3つのポイントをお伝えさせていただきました。

*おさらい*
① 広さと広がりの違い
② 広がりのつくり方(フォーカルポイント)
③ 暮らしを考える

エクリュ・リアル・セミナー

2020年8月1日 / エクリュ・ライブ・セミナー(ELS) ご提案 遊び心の家

今日は、エクリュ・リアル・セミナーをさせていただきました。
長時間にわたりお時間をいただき、ありがとうございました。

エクリュでは、ご予約をいただけましたら、築9年になる我が家を建てる際のエピソードを交えて、お住まいづくりを行う際にご検討いただければと思う内容などをお伝えさせていただいています。

よろしければ、是正、ご利用くださいませ。

インナーテラスは勿体ない?

2020年7月25日 / ご提案 面積(広さ)

先日、歩先の家のインナーテラスに設置するイスの話を書きましたが、今日はインナーテラスについて書きます。

インナーテラス(ウッドデッキ)は、外に出てバーベキューなどをするのに用いるだけで無く、細かなディテールを工夫すれば、内部空間の雰囲気やイメージ、広がりの演出に利用出来、毎日使うリビングやダイニングと併設させると毎日LDの雰囲気などに影響させる事が出来ます。

時々、インナーテラス(ウッドデッキ)をご提案すると「勿体ないから、その部分も部屋にした方が良い」と仰る方もおられますが、2つの理由から必ずしも勿体ない訳では無いかも知れません。

ひとつ目の理由は、LDなど内部空間に与える明るさなど、光の影響を考えての事です。

もしインナーテラスが無く、窓の外が直ぐに外だったら、窓にはプライベート性を考慮してカーテンを設置するでしょう。

カーテンがあると光が取り入れ難くなり、抜け感も抑えられてしまいます。

インナーテラスがプライベート性を確保してくれるだけで無く、カーテンが不要である事で壁やウッドデッキに当たった光が乱反射して、部屋内部にもたらしてくれます。

ふたつ目の理由は、得た広がりと光熱費の関係性です。

断熱性能が同じ場合、部屋が広くなればそれだけエアコンなどの光熱費もかかります。
だから狭い方が光熱費的にはメリットがあります。

インナーテラスがある事で視覚的広がりを演出出来るので、内部空間を圧縮しても狭苦しく感じず、光熱費も抑える事が可能になるのです。

今日はインナーテラスの話を書きました。
ご参考になれば幸いです。

黄色いイス

2020年7月23日 / (仮称)芝原1の家 面積(広さ) 歩先の家

今日は(仮称)芝原1の家の見積図書の打合せを行いました。

見積図書とは、見積りを行う為の図面集などを言います。
見積り提出の前に、見積りの内容を見積図書を使ってご説明。
見積り内容をご確認いただくのが、今日の打合せの目的です。

朝から夕方まで1日お時間をいただき打合せさせていただきました。
お忙しい中、長時間の打合せをありがとうございました。

打合せが終わり、今度はインナーテラスのイスが届いたとの事で、歩先の家におじゃましました。

玄関先のニッチには、福井を代表するアーティストの松崎真一氏作の観音像が飾られて、とても素晴らしい空気感をつくっていました。

インナーテラスに設置するイスは、オーナー様と時間をかけて色々思案し決めました。
それだけに、とても楽しみに伺いました。

インナーテラスにイスなどを設置するか、しないかでは、リビングの広さに感覚などに大きな違いが発生します。

イスや目線を誘導して目に止まるモノがそこにある事で、イスがあるところまでを同一空間と錯覚させる事が出来るからです。

目線を誘導させるには、目に止まりやすいモノが最適です。
そこで黄色のイスを選択しました。

またハイカラになり過ぎない様に、クラシックでスタンダードなシルエットのイスにしました。

狙い通り、とても良い雰囲気でした!

照明のご説明

2020年7月18日 / ご提案 歩先の家

今日はおかげさまで(仮称)舟橋新2の家の建て方が無事終了した後、引越し中の歩先の家へ向かいました。

汗だくドロドロだったので、玄関先で失礼しようと思っていたのに、思わず長居してしまいました。

インテリアのご相談をいただき、それにお応えする際、照明のお話をさせていただきました。

光(灯り)で空間のイメージを変える事が出来ます。
ぼんやりする時間を演出したり、大切な話をする雰囲気をつくったり、それらは光(灯り)でつくる事が出来ます。

歩先の家の照明計画にて、実際に雰囲気の違いを感じていただきました。

セミナー

2020年7月11日 / エクリュ・ライブ・セミナー(ELS) ご提案 遊び心の家

今日は、弊社にてセミナーをさせていただきました。

弊社では、予約制のセミナーをさせていただいています。
今までお住まいづくりのお手伝いをさせていただく中で感じた事。
また、我が家(遊び心の家)を検討する際に感じたポイントなどをお伝えする中で、皆さまのお住まいづくりにお役立ていただければ!との思いからさせていただいています。

よろしければ、是非、ご予約ください!

【セミナー内容】
お住まいを検討されている方が、意外に気付かれていない点などをお伝え出来ればと思っています。
また、お住まいを検討される上で、重要なポイントもお伝えします。

リクエストも受け付けています。
知りたい事などありましたら、予約の際お伝えいただければ、出来る限りのお話をさせていただきます。

【開催場所】
〒918-8002 福井市左内町9-17
エクリュ1F(カフェ・スペース)

【開催時間】
2時間程度です。
ご質問があったり、ご希望があれば延長なども可能です。
ご相談いただけましたら幸いです。

お時間よろしければ、「遊び心の家」をご覧いただくことも可能です(+2時間程度)。

日時はお問合せください。
出来るだけ対応させていただいています。

【予約制】
セミナーは随時受け付けていますが、予約制です。

【駐車場】
 有
https://goo.gl/hxRQcQ

【お子さまOK】
お子さまをお連れいただいても大丈夫です。
アットホームな雰囲気の中で行っています。

【お問合せ】
☎ 0776-36-9001(平日9:00-18:00)
Email info@ecru-arc.co.jp
株式会社エクリュまで

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