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「(仮称)文京5の家」の記事一覧

表現(伝えたい事・伝わる事)

2022年7月1日 / (仮称)文京5の家

昨日は、(仮称)文京5の家のタイル仕上げについての打合せなどを行いました。

(仮称)文京5の家のオーナー様の選択。
イメージマップの分析通り、幾つかのポイントで安定的な傾向があります。
(⇒イメージマップとは?

それを言葉にすると・・・
例えば、「ルーツ(歴史・様式)」「ハンドメイド(人・ぬくもり)」
全体的にはシンプルに構成されているのですが、何処かに「ツール」「ハンドメイド」雰囲気が感じ取られるポイントが存在している事です。
オーナー様との打合せでは、それらを総称して仮に「ミッドセンチュリー」や「モダニズム」などとあだ名を付けました。

とにかく、(仮称)文京5の家のオーナー様の選択は、ご本人たちが意識してか無意識のうちにか、いずれにしても選択の中に安定感があり、合理的な選択の中にも人間らしい温かみを感じるモノなどを選び出されます。
その選択の繰り返しで構成されたのが、(仮称)文京5の家と言えます。

例えば、それは、昨日の打合せのタイルの選択からも感じ取れます。

一方で、その事など意図や想いや選択を、感じ取れる人がどれ程存在するのか?との話にもよくなります。

「(自分たちの選択したコトやモノなどに対して)それだけの視力を持って、捉え、観る事が出来る人の目に触れる事があるのか?」
「まぁ、自己満足で良いのですけど(気付かれなくてもなんの問題は無いのですが)!」

打合せの際、そんな話になったりもします。
誰しも自分を超えて、モノゴトを観る事は、出来ませんからね。

お住まいは、芸術作品とは違います。
ニーズと機能を有しています。
一方で、表現でもある部分もあり・・・芸術に近い部分もあります。

「売れる(伝わる)音楽じゃなくて、自分たちの音(伝えたい事)を出したいねん!」
学生の頃、音楽をしていた時に、言ったか? 言ってないか? ・・・
ぼんやりとそんな事を、思い出しました。

表現した事が、ちゃんと伝わる。
こんなにステキな事は他に無いですね!

足場がバレました。

2022年6月28日 / (仮称)文京5の家

今日は(仮称)文京5の家の足場が撤去されました。

足場がバレると言いますが、足場が無くなると、ちょっと嬉しい感じがします。

(工事中ですが)足場が無くなる事で、少し工事中らしさが軽減されるからでしょうか?

心なしか、建物が大きく見えます。

仏造って魂入れず

2022年6月25日 / (仮称)文京5の家 ご提案 壁の役割

カタチには意味があります。
いや、意味がカタチになります。

意味を持たないカタチは、まさに魂が入っていない仏像の様です。

上の写真の壁にあるのは、照明の為の出っ張りです。
いわゆる建築化照明です。
(仮称)文京5の家は、伸びやかさによる豊かさがひとつポイントです。

ライン照明が点灯する出っ張り。
実は照明が点灯していない状態でも、役割があります。
それは目線の誘導による奥行きの強調です。

リビング・ダイニングの伸びやかさ(広がり)を印象付けるのが、目的です。

カタチには意味があります。

それと似た役割が、下の写真の中にあるのですが、お分かりになりますか?

きっと登り梁に目を奪われるでしょうけど、お伝えしたいのはそこでは無く、下の写真にあります。

奥の開口は、玄関からリビング・ダイニングに入ってくる開口です。
その開口より少し低い手前の開口は、キッチンに向かう開口。

リビング・ダイニングでくつろいでおられる方が、キッチンには積極的に目線を運ばないで欲しい想いが、手前開口部が低い理由です。

その開口部の上部。
よく見ると壁が少し下がっているのが、お分かりいらだけますか?
「面落ち」と言って、段差を設けています。

これは縦方向の目線の誘導を図っての事。
つまり、天井の高さが高く感じやすい様にし、リビング・ダイニングの伸びやかさ(広がり)を、縦方向でも演出する為のカタチです。

他にもサッシの取り付け方や、床材の貼り方向など、細部にも伸びやかさ(広がり)を演出する工夫がなされています。

9月には、オーナー様のご厚意のもと内覧会を予定している(仮称)文京5の家。
チョット先になりますが、カタチの意味を覚えておいて、内覧会でご確認いただけると、よりその効果を実感いただける事と思います。

今日は(仮称)文京5の家におけるカタチの意味をお伝え致しました。

開口検査と予約制。

2022年6月23日 / (仮称)文京5の家

(仮称)文京5の家は、大工さんの工事がまもなく完了致します。
そこで、今日は、開口検査を行いました。

開口検査とは、木製建具が入る部分の開口が、図面通りに施工されているかを確認する検査です。
実は、(他の会社さんの)新築住宅の工事では、あまりそのような検査をされる事は無いと思います。
きっと弊社独自の検査項目です。

既製品の木製建具をそのまま現場で設置する場合。
大工さんが木製建具を設置までされるので、検査も何もなく開口部は完成されます。
きっとこの流れが、最も一般的と言えるのではないでしょうか?

造作での木製建具(オーダー建具)を設置する場合。
大工さんの造った開口部に合わせて、建具屋さんが木製建具を制作されるので、弊社などが開口部のチェックをあらためてする事は無く、建具屋さんが採寸に来られます。
(仮称)文京5の家にもオーダー建具が何か所かあり、そこに関しては、上記の流れで進みます。

では、どうして弊社は開口検査を行うのか?
それは、(ある部分に関しては)造作建具よりコストを抑える為、改造した既製品の木製建具を、大工さんのつくった開口に建具屋さんが設置する方法を取っています。
改造品とはいえ、木製建具本体は既製品。
寸法など、決まっています。
ですので、既製品の寸法に合わせた開口が出来上がっていないと、建具屋さんが木製建具を取付けに来られた際、納まらないとの事になってしまいます。
そこで、弊社では開口検査を行っています。
大工さんにかなり精度を要求する納まりとなります。
実は弊社のお住まいづくりには、そう言った部分があちらこちらに存在しています。

大工さんをはじめ色々な工程で、精度を求めるお住まいづくり。
そこで、弊社は施工の手の一定化を図り、品質を確保しております。
結果、弊社は予約制をとっております。
工事時期のご予約をいただき、その工事時期から逆算たその方用の打合せスケジュールを組み、打合せを進めて行く方法です。
(詳しくは、お問い合わせくださいませ)

今日は、(仮称)文京5の家の開口検査を行い、おかげさまで、無事、完了致しました。
ありがとうございました。

空間のイメージ

2022年6月11日 / (仮称)文京5の家 ご提案 壁の役割

今日は、(仮称)文京5の家の最後の発注承認の打合せ。
内装仕上げ材などの発注承認をいただく打合せをしました。

発注承認の打合せとは・・・

エクリュは、デザイン思考の会社です。
エクリュは、お施主様の(ウォンツでは無く)ニーズを大切にカタチにして行くシステムを考えてまいりました。
良いお住まいとは、住む方の価値観で構成される必要があると、弊社では考えているからです。

如何に正確にお施主様のニーズをお住まいに落とし込めるか?
その事を実現する為考えた独自の仕組みのひとつが、発注承認の打合せです。

図面や契約書などでは、お住まいのイメージなど、中々ご理解いただくのは困難な場合もあろうかと思います。
そこで、発注直前の部位などを現場の進行に合わせてご契約内容を確認させていただき、発注に進まさせていただく為の打合せが、発注承認の打合せです。

ギリギリまで調整を重ねて、可能な限り正確にお施主様のニーズをお住まいに落とし込むのが、発注承認の打合せの意図するところです。

本日ご決定いただいた内装仕上げ材は、壁や天井仕上げのクロスやタイル、塗装などです。

空間のイメージをどの様にしたいか?
多くの方々は、色や素材で作ろうとされます。
もちろん、それも方法なのですが、実はそれ以前に形状が大きな影響を与えます。

① 形状  ② 素材  ③ 色彩
3つのファクターでの検討すると、とても効果的です。

例えば(仮称)文京5の家では、内外の繋がりを強調する事で、リビングの雰囲気を生み出しています。
それに大きな影響があるのが、サッシの設置の仕方や納まり、壁収納の大きさなど、①形状 に関する事です。
先ずプランニングの段階で形状を整え、そうして今日は、(その形状が更に効果的なる)クロス(③色彩+素材感)を選択されました。

内部の壁が、外壁に繋がって見える様に、外壁に合わせた色のクロスを選択される事で、リビングの雰囲気を表現されています。

イメージを作る3つのファクターにプラスする上級者編
④ ストーリー

(仮称)文京5の家は、④ストーリー も検討されました。

寝室に設けたい落ち着いた雰囲気を、前室との対比で表現されています。

弊社では、プランニングの際、単に間取りにとどまらず、イメージ・マップからの情報などから、①形状 も雰囲気を作る為に検討致します。
具体的には、壁の厚みや内外の繋がりがあげられます。
それに加えて、④ストーリー も設けております。
具体的には、「くぐる」などの経験の有無があげられます。
(一例などは、下URLをクリックしてください)

①や④は、プランニングの際に選択しておく必要があります。
詳しくは、打合せの際にご説明致させていただきます。

今日は(仮称)文京5の家の最後の発注承認の打合せにて、内装仕上げ材などをご決定いただき、空間のイメージをまとめました。

「④ストーリー」の例は、以下のURLをご参照ください
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/ご提案/付加するリフォーム
https://www.ecru-arc.co.jp/blog/付加するリフォーム(期待感を付加2)

来客者

2022年6月8日 / (仮称)文京5の家 社屋

時々、弊社に「ここは何屋さんですか?」と観光をされておられる方など、ご訪問いただく事があります。
それがきっかけで知り合いになった海外の方もおられます。
それらはきっと、入り口に暖簾がかかっている事が、その理由のひとつだと思います。

弊社には、カフェやギャラリー、私設図書室が併設されています。
オーナーズ・サロン(エクリュ・カフェ)と言って、弊社でお住まいを建てさせていただいた方専用のカフェを併設しており、その事が暖簾が出ている理由です。

そんな弊社ですが、今日は変わったお客様がお越しになられなした。

それは、ダブル・スズメ。
スズメバチと雀が、ほぼ同時に暖簾をくぐって入って来ました。

弊社の北東に、西光寺さんと言うお寺があります。
西光寺さんは柴田勝家公の菩提所です。

西光寺さんは、弊社の鬼門に位置し、勝手にお守りいただいていると感じています(笑)。

柴田勝家公の家紋は、上写真にある「二つ雁金」
二羽のスズメに見えませんか?
でも本当は雁(カリ)なんですね!

とは言え、二羽のスズメって縁起が良いらしいです。
スズメが家に入って来る事も縁起が良いとか。

ただ、1匹はスズメはスズメでもスズメバチ。
危ないので、戸締りをして現場に行く事にしました。
(本物のスズメは、2階の窓からお帰りいただきました)

(仮称)文京5の家は、外壁のコーキングを工事中。
内部は2階の壁が貼り終え、1階の壁のボードを貼りだしています。

今週末は、発注承認打合せ(壁仕上げ材)を行う予定です。
皆さまのご協力を得て、打合せ用のサンプルが会社にどんどん届いています。

今日は、珍客が弊社に来られました!

ファサードにみる工夫

2022年5月30日 / (仮称)文京5の家

今日は、外壁をほぼ貼り終えた(仮称)文京5の家の現場に行って来ました。

(仮称)文京5の家は、その特別な敷地と接道の関係性から、ファサードを印象的にする事を意識してプランニングをスタートさせたお住まいです。
つまり、ファサードが(仮称)文京5の家を象徴するポイントのひとつです。

一般的な敷地の多くは、間口(接道部分)より奥行きが長いですが、文京5の家の敷地は(角地では無いのに)その逆で、間口が広く、奥行きが短い敷地です。

この恵まれた敷地条件を最大限使ったファサードを含めたプランにしました。

その事が、分かりやすいのが上写真。
カメラに入り切らない伸びやかなファサード。
その伸びやかさを強調する形状などを選択されました。

その選択のポイントは色々あるのですが、例えば以下が挙げられます。

① 高さを抑えて幅をみせる形状(幅広く見せた外壁)
② 横長の開口部
③ 水平方向の線の強調、色を変えた唐草

上記などが、ファサードに加えた工夫です。

アプローチも距離を稼ぎ、ゆったりと雨に濡れず建物に入る感じをファサードから感じ取れる様にデザインされています(見た目だけでは無く、印象からくる伸びやかさ)。

伸びやかさが、(仮称)文京5の家のひとつのテーマですが、ディフォルメやフェイクとはならない様、品格を問いながらの選択も(仮称)文京5の家の特徴です(大げさでは無く、正当)。

そんな(仮称)文京5の家の現場。
階段が出来上がり、安全に2階へ上がれる様になりました。
(先週までは、ハシゴで2階に上がっていました)

会う日

2022年5月27日 / イメージマップ (仮称)文京5の家 歩先の家 立華の家 集流の家

今日は、オーナー様やお施主様と、良くお会いする日でした。

先ずは、(仮称)文京5の家のお施主様と、玄関タイルなどの打合せを行いました。

イメージマップをもとに空間のトータル的なイメージなどを決めるのですが、イメージマップにて言語化された「様式からの発展」と言う言葉を深める事になりました。
イメージマップとは?ココをクリック

昨日のブログでお伝えした様に、弊社では「まん中に住む」との言葉に表現される、自分たちらしいお住まいのあり方を深めています。
良いお住まいとは、住む方らしいお住まいと、信じて疑わないからです。

今日は、イメージマップの分析結果である「様式からの発展」とこ言葉をお施主様の言葉に置き換えていただき、その言語化されたイメージをどの様に空間に表現して行くのか?をお話させていただきました。

間も無く、最後の発注承認打合せがあるのですが、その打合せがとても楽しみです。
発注承認打合せとは?ココをクリック

その後、歩先の家に伺い、久しぶりにオーナー様とお会いしました。
会社から歩いて伺えるご近所と言う事もあり、時々お会いしていたのですが、ここ最近はお恥ずかしい話、バタバタしてしまいご無沙汰しておりました。
歩先の家はココをクリック

最後に、立華の家に伺いました。
流石! 玄関のニッチには、ステキに花が生けられていました。
立華の家はココをクリック

明日は、集流の家のお引渡しです。
集流の家はココをクリック

協力者

2022年4月13日 / (仮称)文京5の家

おかげさまで、この春から長男・次男は、新社会人として働き出しました(長女は短大生)。

今日、(仮称)文京5の家の現場に、その長男・次男と一緒にサッカーをしていた友達が、板金工事をしに来て来れました。

小さな頃から知っている子が頼もしくなり、協力してくれる事は本当に嬉しいですし、何とも感慨深いものがあります。

大阪や関東、京都にいる子供たちに、この事をラインにて報告。
3人から感動の返事がかえって来ました。

充実の一日

2022年4月12日 / イメージマップ (仮称)文京5の家

今年のサクラは、あっという間だった様に思います。
弊社の前の通りのサクラも葉桜になり、八重桜が満開を迎えています。

あっという間だったのは、気候の影響でしょうか?
それとも状況がそう感じさせているのでしょうか?

今日も予定がみっちり入っておりました。
そんな中、今日の日の始まりと〆は、(仮称)文京5の家でした。

ずっと気になっていた事を(仮称)文京5の家のオーナー様に(打合せのお時間やご検討いただく事を増やしてしまいましたが・・・)お伝え出来て(誠に勝手ながら)ホッと致しました。
(ご興味が有れば)お伝えしたかっただけなので、それが出来た事で安心致しました。

その内容とは意匠的なお話でした。

イメージマップの分析結果で、「現在的なフォルムの中にも、伝統的なディテールが存在している」との分析結果があり、それをどう表現すれば良いのかを思考していて、遅ればせながら思いついた事をお伝えさせていただきました。

とは言え、現在現場にて進めさせていただいている事も、イメージマップに乗っ取りまとめて来られているので、お伝えするか否か?を考えました。

また、ご提案の内容が例のない事なので、お伝えの仕方も難しく・・・その事も時間がかかってしまった要因となりました。

お伝えのタイミングが遅れてしまった事は、大変申し訳なく思っております。
もし、気付きや選択肢をひとつ増やせたのなら、それだけで幸いです。

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