衣・食・住

デザイン性もさることながら、着心地を重視するようになったのは、体力が落ちてきたからでしょうか?
衣服は素材を確認するようになりました。
また、試着して少し動き回り、着心地を確かめます。
やせ我慢をして着る事は、もうあり得ないので、買うならちゃんとした服を買います。

食材・食品などを買いに行くと、原材料名などの表示をよく見ます。
添加物など不要なモノの摂取を抑える様に心がけます。
体内に摂取するものですから、当然と言えば当然です。
インパクトのある分かりやすい味には踊らされる事なく、また、手間を軽くするだけに走らず、味は薄味で、ながく健康でいたいと考える様になりました。

昔、大手ハウスメーカーの賃貸マンションに住んでいました。
月々の家賃は8万6千円。
現在は、8年前に家を建てて住宅ローン持ち。
月々の支払いは10万円程です。

今の暮らしが10万円/月だとすると、賃貸に住んでいた8.6万円/月は、費用対効果的にあまりに勿体無い事を強く感じます。
つまり、8.6万円は高すぎると思うのです。
言い換えると、10万円/月の我が家は、費用対効果がとても高い。

ちなみに服(衣)の費用対効果の「効果」って何でしょう?
・自然環境への適応
・人間社会への適応
・アイデンティティの表現
などなど色々あるでしょう。

では、「食」の費用対効果の「効果」とは?
・生存や身体をつくる効果
・健康やアンチエイジングなどの効果
・人生の楽しさ
などなどが考えられます。

では、「住」の費用対効果の「効果」とは何をイメージされますか?

僕の体験で、10万円と8.6万円の費用対効果で、最も違いを感じるのは「豊かさ」です。

「豊かさ」
我が家には友人たちがよく足を運んでくれるようになり、また、その際の食事や会話のロケーションなど質が格段に違う点です。
以前と同じ物を食べても、今では全く味が違って感じる程、大きな開きがあります。

「豊かさ」を生み出しているのは、デザイン性などはもちろんですが、実はその他のポイントも大きいと感じます。
その他のポイントで、最も大きな影響があると思われる事は、「利便性」です。
使いやすい・片付けやすい・掃除しやすい・暮らしやすい
などなど
これらの事は、時間的・精神的・肉体的・経済的ゆとりを生んでくれています。
その事で、「豊かな暮らし」を送る事が出来る余裕につながっていると感じます。

ゆとりは、花を生けようという発想を生み。
絵を飾ろう、クッションやラグマットを替えようという行動につながります。
その事が、また「豊かさ」につながっていきます。

心地よい空間に人が集まり、また食卓が豊かになる。

8.6万円/月の賃貸では、(人は来られていましたが)全く味わえなかった雰囲気や豊かさです。
1.5万円/月をプラスする事で、劇的に違ってくるのなら、本当に8.6万円時代が、何とも勿体なく残念に思います。

「住」の費用対効果の効果を高める住まいづくりの重要性を、本当に感じます。
この事(住の価値を高める住まいづくり)が、多くの方々に届く事を祈っています。

ちなみに、、、
2020年1月31日(金)から
エクリュの2階ギャラリーにて
「木村茂遺作展(絵画展)」を開催予定です。

季節やシチュエーションで、絵をかけ替える暮らしをしませんか?

絵画展に関して、詳しくはお問合せください。
info@ecru-arc.co.jp

EVS(02:お金の話)

家を建てようと思った時に考える「予算」
皆さんはどのように決めていますか?
今回は、そういった「お金の話」をします。

理想の暮らし

「理想の暮らし」をあなたの言葉で伝える事は出来ますか?
「理想の暮らし」とは、誰とどんな風に過ごしたいか?という事です。
誰の顔が脳裏に浮かびますか?
どんな風に過ごしていますか?
あなたの言葉で表現してみてください。

インスタ映えする暮らしに憧れたりもします。
❤の数(イイネ!の数)が多い事もひとつの価値ではありますね!
しかし一方で危険性も感じます。
みんなのイイネ!を追い求めると、自分のイイ!を見失わないか?と思うからです。

話を変えましょう。
こんな経験はありませんか?

大掃除をしていたら、小学校の卒業アルバムが出てきた
思わず懐かしく、掃除の手を止めて卒業アルバムのページをめくる
小学生の頃、好きだった子の写真を探す
見つけたけど・・・こんな顔だったっけ?
当時思っていた感じと違う

僕は、こう分析しています。

最初、人は自分を知っています。いや、感じています。
でも、他人は知りません。
社会生活を送る上で、他人の事を知る必要性に迫られます。
社会生活を始めたばかりの頃は、未だオリジナルの自分。
しかし、社会生活を長く続けている間に自分以外の価値観が入って来ます。
小学生の頃の「好き」や「気に入る」は独自の感覚だったのが、歳を重ねる程に他人の目を気にしてある意味共有的な「好き」や「気に入る」に変化していった為。
その事が、小学校の卒業アルバム事件につながっているのだと感じています。

つまり、今のあなたの眼球(視力)は、ある意味洗練され、ある意味オリジナリティを失ってしまった。

みんなが可愛いと評価するモノを可愛いと思うようになり、オリジナルの自分が可愛いと思えるものを見失った・・・
そう言うと言いすぎかもしれませんが、当たらずとも遠からずかもしれません。
考えすぎて、感じなくなった。。。

でも、無理は続かないので、他人の目を気にし続ける事も出来ず、いずれ心配せずとも自分に戻ってくるのですけどね。
ただ、そうなれるのは他人の目をあまり気にしなくなる時。
つまり、❤の数(イイネ!の数)なんか全く気にしなくなった時です。

逆に言うと❤の数を気にしている限り、自分から遠ざかってゆく可能性が高いとも言えます。

世界で最も影響力のある100人に選ばれた近藤麻理恵さんの片付け法に、「ときめき」とのキーワードがあります。
捨てる物、残す物を決める際、ときめくか?ときめかないか?で判断するというものです。
つまり、考えるな!感じろ!とも言いかえる事が出来ると思います。

長年の間、皮下脂肪のように蓄えてきた「しがらみ」や「他人の目の判断」は、自分自身から自分を遠ざけて、自分を観えなくしてきました。
そのカオスが理想の暮らしを遠ざけてきたのです。

例えば、暮らしていく上で本当に必要な物は、持っている物の30%程度とのデータもあります。
言い換えると70%の「しがらみ」の中で生きているという事になります。

ですので、冒頭にお伝えしたように「あなたの言葉で表現」とお伝えする事になるのです。

しかし、大掃除の日、小学校の卒業アルバムを見て思ったように、ありのままの自分から遠ざかってしまって帰り道が分からないって事もあるかも知れません。
その時は、弊社の出番です。
エクリュは、現在地から目的地へ案内をするナビゲーションシステムの様な仕事をしています。
魔法の質問で、手繰り寄せていきます。

犬の話がその例ですが・・・
その話は、またの機会とさせていただきますね!

話がかなり遠くへ行きましたが、戻しましょう。

「理想の暮らし」を実現する為に、あなたの言葉でお伝えください。
言葉にならなくてもいいので、弊社にお越しいただき様々なお話をしましょう!
そうしているうちに、観えてくるモノもあります。

大切な事は、あなたの言葉であるという事。
あなたの暮らしなのだから。

ホームパーティーをしたいと思うなら【最終話】

お気付きの通り、この三角関係の話は、妻と僕に起こった事を、話が解りやすくなる為にディフォルメした話です。
この僕らの三角関係。
妻と僕という事は、最終的には僕と妻が一緒にいるという結末になっていますが・・・それは20年越しの奇跡と20年間付き合って来てくれた方々のおかげであって、一般的にはそうはうまくはいかないと思うのです。

どうすれば、涙をこぼさずに(後悔せずに)済むのか?
衝動と理性を一致させる事が出来ないか?
いつもそれを考えるのです。

これによく似た事で、お住まいの計画のご相談をお受けしている時にも、同じような事を考えます。

例えば「家が出来たら、ホームパーティーをしたい!」
その衝動からくるビジュアルを追い求める。

広いLDKはウッドデッキにつながっていて、オープンキッチンでは友人たちと楽しく料理をつくる。
そんなイメージが脳裏にはイメージされているのでしょう。
今はホームパーティーをされていますか?

因みにですが、我が家もホームパーティーをよくします。

子ども達もよく友だちをたくさん呼んで、クリスマスパーティなどしていました。

我が家はホームパーティーをよくしますが、賃貸に住んでいた頃は、ホームパーティーは出来そうもない状況でした。
新居を建ててホームパーティーをするようになったのは、リビングが広くなり、ウッドデッキが併設され、使い勝手の良いキッチンになったからだけではありません。
衝動的に走らず、衝動を持ちながら理性を働かせた結果に他ならないのですが・・・

その事を知って、一緒に考えていただきたいと思うのです。

なぜなら、もしかしたら一生に一度のお住まいかも知れません。
理想と現実の狭間に涙する事がない様に、一緒に考えていただきたいのです。

ポプラの枝になる。
それは、(何年かかったとしても)あなたの良いを実現させたいから。
先ず、その事を分かっていただきたと思います。
その上で、衝動を実現させる為の衝動との上手な付き合い方を知っていただけましたら幸いです。
もちろん、お手伝いさせていただきます。

おわり

ホームパーティーをしたいと思うなら【第2話】

どうしてポプラの枝に薄々気付きながらも、「君の心がわかる」と容易く誓える男に、なぜついていき、なぜ泣く事になるのか?
それは植木等も言っているように、理性より衝動により、人は動かされるからだろうと思います(分かっちゃいるけどやめられない)。

理性 < 衝動

僕に出来る事は、信じる事だけでした。
きっと彼女の選択だから、それが彼女にとって正しいのだと。

でも、彼女が泣く事になる。。。

それでも、塞翁が馬で、雨降って地固まる事もあるのだと思って、その時に出来る限りのポプラの枝になる事が、僕の出来る事と思っていましたし、今でもそう思っています。
とは言え今は、実質的に共に歩んでいるので、ポプラの枝ではないです。
それは、結果的に「塞翁が馬」が思わぬ方向に転がり、奇跡が起こったおかげで、実際の生活の中では中々奇跡は起きないのではないでしょうか?

だとしたら、彼女はどうすれば良いと思うか?をチョット考えてみてくれませんか?

衝動を否定してはいけないと思います。
それが無いときっと人は動けません。
でも、衝動を実現させる為の理性の使い方ってあるのではないでしょうか?

次回は、その事を書きたいと思います。

・・・つづく・・・

ホームパーティをしたいと思うなら【第1話】

「君が涙の時には、僕はポプラの枝になる」

ポプラの葉で無いと癒せないのが分かってるのに、ポプラの枝になるのがポイント。

「孤独な人につけ込む様な事は言えなくて」

だから、精一杯がポプラの枝である事に、気付いているのに「横山君の様な人を好きになれば良かったのになぁ〜」と残酷な言葉を残してソイツのもとに行ってしまう彼女。

僕もバカだから、それでも彼女のシアワセを祈っている。

彼女も大人を通り越してオバさんになり、ポプラの枝にも気付けるし、「君の心がわかると容易く誓える男」の言葉の薄さにも気付ける様になった。

僕も、大人を通り越してオジサンになって、ポプラの枝では無く、つけ込む事なく導ける力を、あの頃よりは身に付けられたのかも知れない。

だから今のぼくなら、「新居を建てたらホームパーティをしたい」と思っているあなたにも伝える事が出来るかな?

・・・つづく・・・

ホームパーティーをしませんか?

僕は分譲マンションの設計をしていました。

分譲マンションは商品です。
どうやれば売れるのか?
どんな部屋にすれば売れるのか?
そこが重要です。

だから、「暮らしやすさ」というポイントでも、購入される(プロではない)一般の方が、暮らしやすいと感じられる必要があります。

僕は、分譲マンションに住まれている方で、モデルルームのように美しく住んでおられる方にお会いした記憶がありません。
モデルルームのような、もしくはそれ以上の素晴らしい家具や調度品をお持ちの方のお住まいにお邪魔した事は、何度かあります。
しかし、モデルルームの状況のままで暮らしておられる方のお住まいに伺った記憶はありません。

「暮らすと物入りだから、モデルルームのようにはいかないね!」
皆さま、そう仰います。

「モデルルームのようには暮らせない」
僕はその理由のひとつを知っていました。
そこで、ご縁があった福井に来て注文住宅の設計をさせていただく時に、その理由を解決して、暮らし続けてなおモデルハウスのように維持できる家を考えました。

その理由とは、「マンションは商品である」というポイントです。
それは建売住宅でも同じことが言えます。

商品は売れる事に意義があります。
売れてこそ商品。
売れなければ、在庫品やひどい場合にはゴミになってしまいます。
買うのはお客様。
だからお客様に買いたいと思っていただく必要があります。

多くのお客様が欲しいと思うポイント。
多くのお客様に分かりやすくご納得のいきやすいポイント。
商品である以上、上記の内容は外せません。
どれだけ良い物でも、一定量、売れないと意味が無い。
それが商品の限界でもあります。

戸建て住宅だと「一定量」というファクターが外れます。
お施主様さえご理解・ご納得いけば「良い物」のご提案が出来ます。

「これで、モデルハウスの様な空間の中で暮らし続けていただける!」
そう思いましたが・・・
点検に伺うと、中々それが難しい現実を見せつけられます。。。

何がいけなかった?
どこがダメだった?

ひとつは、「十人十色」の意味合いに深みが無かった事でした。

つまり、使い方や動線、暮らし方が人ぞれぞれである事は知っていましたが、「人それぞれ」の深みが足りていなかった事。

もうひとつのポイントは更に重要なポイントなのですが・・・
それは、お施主様ご自身も、ご自分の事をそれほど深くご理解されていない事です。

“Temet Nosce”
「汝、自身を知れ」

上の写真は1999年に発表された映画「マトリックス」のワンシーンです。
自分を知る事って意外に難しいんですよね。
そもそもカガミが無いと、自分の姿も見る事が出来ない訳ですから、自分の事は中々自分だけでは分りにくいものです。

だから、住まいづくりにおいてもその事で誤った情報を設計者に発信してしまう事もあるだろう。
その事の積み重ねが、「モデルハウスの様な空間の中で暮らし続ける」事への道のりから遠ざけている事に気づきました。

先日、我が家で行った忘年会は、皆さまのお力添えあって、とても豊かで楽しいステキな忘年会(ホームパーティー)になりました。
食材もメニューも、おしゃれでゆとりのある本当に豊かな物がテーブルを埋めました。

「きっと家を建てたら、本当はこういう事をしたいんだよね!」
そう仰ったのは安穏の家のオーナー様。

我が家の場合、ホームパーティーをするのはそんなに大変な事ではないので、時々します。
お施主様やオーナー様、友人や仕事仲間など、様々な方にお越しいただき、ホームパーティーをします。

ホームパーティー好き?なのかも知れませんが、むしろ大きな要因は、いつも基本的に片付いて、掃除さえすればお招きする事が出来るところにあるのだと思います。
また、掃除機もかけやすい様に、床に物をあまり置いていません(我が家では掃除をしない人ほど、床に物を置きますが・・・)。
とにかく、家事がラクになる様に工夫している事と、片付きやすい様に工夫しているおかげでいつも片付いている事が、ホームパーティーを開く事が苦になりにくいのだと思います。

ダイニングの照明は、演色性の高い器具を設置しています。
その事も、料理がよりおいしそうに見えてテンションがあがります。

また、ホームパーティーを繰り返すので、そのクオリティもあがっていきます。
器など料理を演出する物も揃っていきます。

この循環を生む最大のポイントは、「暮らしやすさ」と「美しさ」にあります。

カッコイイお家を建てて友だちを呼びたい。
多くの方が思われる事でしょう。

しかし、現実には、、、
友達を呼ぼうと思うと物が多すぎて片づけなきゃ・・・
掃除が行き届いていないからムリだ。。
みたいな感じになるのが多いのではないでしょうか?

カッコイイお家である事はもちろん。
機能的で家事が楽でないと、実は友達を気軽に呼ぶ事が出来ないのです。
しかも、その「機能的」という意味には、かなりの深みが必要である事が、僕の経験上、言えます。
「十人十色」の意味を深める事。
またお施主様ご自身も気付かれていない「十人十色」のポイントを一緒に知っていただく事(汝、自身を知れ)。
その事が、理想の暮らしを手に入れる為に、不可欠なファクターである事は、僕の経験上、確実に言えます。

我が家(遊び心の家)でホームパーティーをしませんか?
もしくは・・・
ホームパーティーの出来る家を建てませんか?

家を建てるその前に

先日、現場の帰りにプラント3で買い物をしていたら、以前にお問合せをいただき打合せをさせていただいた事がある方にバッタリお会いしました。

「お住まいは、出来ましたか?」
そうお聞きすると、ご主人が切ない表情をされたので、詳しくお話を伺う事になりました。

伺って考えさせられました・・・

何が満足に至るのか?
それは人それぞれ十人十色です。

満足に至る事は人それぞれである事。
それぞれの方の価値観に出来る限り寄り添おうとする弊社ですし、いつもその事(満足はそれぞれである事)は頻繁に感じています。

プラント3でお会いした方。
弊社をパートナーとして選ばれなかった理由は、占いの結果でした。
信頼する霊能者がおられて、どんな事もその方に相談されており、住まいづくりも相談され、その霊能者に弊社で建てる事は認められなかったそうです。

大切な事は人それぞれ。
その人が大切にされている事を尊重出来るエクリュでありたい。
そう考えて来ましたが、プラント3でお会いした方のお話を伺うと、どうすれば良かったのか?と考えさせられました。

プラント3でお会いした方のお話は、簡単に言うと「占いが当たらなかった」という事。

とは言え、(弊社で建てられ無くても)ほとんどの方が住まいを建てて一定の満足はされるだろうと思っていましたが、そうでは無かったという事がショックでした。

エクリュにお問合せをいただき、短い期間であれ打合せをさせていただいたので、弊社の責任も感じました。

どうするべきだったのか?
その時出来る精一杯をさせていただいたと思っていたが、出来る事は他に無かったのか?
伝え方は・・・?
考えさせられました。。。

家を建てるその前に
僕の話を聞いてもらえないでしょうか?
耳を傾けていただけませんでしょうか?

2時間程いただき、セミナーをさせていただきます。

随時、ご予約があればさせていただこうと思います。

満足は人それぞれ。
エクリュの考え方やサービスが、必ずしも全ての方々の満足に繋がるとは思っていません。
しかし、だからこそ、ひとつの選択肢として話を聞いていただけましたら幸いです。

お役に立つ事は難しいですね。。。
お役に立ちたいです!

土地探しのご提案

「お家を建てよう!」
そう思い立ったら先ずする事は?
大抵の方が、「どこに住むか?」という事で、土地探しからスタートします。

【土地探し】
例えば、お子さんがおられ既に学校に通っておられる場合などは、学校区などが土地探しの縛りになる事が多いですが、未だお子さんがおられなかったり学校区などの縛りがなかったりした場合はどんな風に探されるのでしょう?

NHKのサイトに災害が起こりやすい地域などが分かるサイトがあります。
上の写真が、そのサイトです。
https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/city/disaster/18201001820100/

こんな風に情報を集めるのもひとつの方法でしょう。

「知る事」は、選択する上で不可欠な事です。
運に任せるという選択もありますけどね!
そうであっても、自分が何を選択しているのかを知る必要はあります。

「日当たり」を考慮に入れられる方は、多いですね!
確かに「日当たり」はとても大切です。

「日当たり」に関係する事に、「敷地の、道路が接している方向」がありますが、もうひとつ大事な事に「用途地域」があります。

http://www.fukui-toshikei.com/

上のURLは福井市の用途地域を示したサイトです。
この様に、他の行政でも用途地域が分かるサービスをされているので、調べられたらいかがでしょうか?
ポイントは、高い建物が建てにくい用途地域ほど、日当たりが良くなる可能性が高いです。

また、用途地域では、その名の通り、その地域に建てられる建物の用途(種類)の方向性が決められています。

例えば「住居専用地域」という用途地域がありますが、その場合、住宅地にそぐわない種類の建物を建てる事は困難である様に、色んな事が決められています。

災害ハザードマップにせよ、用途地域にせよ、先ずは知る事が重要かも知れません。
お近くの不動産会社さんにご相談されるのも、良い方法かも知れませんね!

チョットここで、我が家を建てる際の土地探しの事例などをお伝えします。
ご参考にしていただければ幸いです。

建物は、土地に応じて設計するので、我が家を建てる際にも土地探しは重要なポイントのひとつでした。

子供たちが既に学校に通っていただので、学校区は変える事が出来ず、後は建物のプラン上や、雰囲気からの土地探しをしたのが、プロならではの土地探しの仕方でした。
ですので、そのポイントをひとつ、お伝えしておきますね!

それでは、以下の写真をご覧ください。





「北の眺望。南の日照。」って言葉はご存知でしょうか?

先ほどもお伝えしたように、南側は日当たりを考えた時に重要になります。
一方、景色がきれいに見えるのは、北側なんです。

我が家のプロならではの土地探しは、北側の風景がどの様に見えるのか?と言うポイントです。

「ピクチャーウィンドー」などとも言いますが、窓の外の景色が美しいと、四季折々の変化も楽しめてとても暮らしに潤いを得れます。

上の写真は、ダイニングの席に着くといつも見える風景です。

こればかりは、後でつくる事が出来ないので、土地探しの時点で意識しておかないと得れないですからね!

他にも、住宅をプランニングする側からの土地探しのポイントがあります。
その事は、また次の機会にお伝え出来ればと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!