花を生けると。

我が家の階段を上がった突き当たり、階段を下りた突き当たりにはニッチがある。
ニッチにはよく季節の植物が生けられる。
我が家には和室や床の間がないので、ニッチが季節感やおもてなしなどを表現するスペースとなっている。

花などを生けると、ちょっとした事だが気持ちがとても豊かになる。
空気が浄化される感じがする。
気分が上がる。

その事が感じられるから、また花など植物を生ける。
ちゃんと習った訳ではないけど、美しいと思えるカタチにまとまるまで、あーだこーだと妻と言いながら花などを生ける。
その事自体も楽しい時間だ。

現在、弊社の2階にあるエクリュ・ギャラリーにて開催中の『片山裕二展』。

おかげさまで多くの方々にお越しいただいております。
ありがとうございます。

今回の陶芸展は、食器などもさる事ながら、オブジェや花器が充実しています。

花などを生ける僕たちにとってはとても魅力的な構成となっています。

しかも花を生けると面白くなる花器やオブジェがたくさんあり、(商品なので水を入れ使用する事が出来ず、ドライフラワーしか生ける事が出来ませんが)生花を生けたくなる衝動にかられる花器などがたくさんあります。

そのひとつが↓↓↓コレ↓↓↓です。

『片山裕二展』は、エクリュ・ギャラリーにて3月29日まで開催しております。

弊社は、お住まい(暮らし)をご提案させていただいている会社です。
ギャラリーを設け、皆さまのご協力のもと展示会させていただいております。

今回は、「自然」「風化」「痕跡」「情景」をテーマに、『片山裕二展』と題しまして陶芸展を開催させていただいています。

この機会に是非、足をお運びくださいませ。

平悠の家の内覧会の、その前に。

4月4日から
「平悠の家」の内覧会を開催予定である。

平悠の家のファサード。
玄関部分の屋根が2段になっている。

訪れる方を向かい入れる意味合いと、品格をそこに表現している。

最も重要なのは建物の配置、敷地との関係にある。

計画地は、お施主様がいずれこの地に終の住処を建てようと、三十年かけて風景を造って来られた。

建物は、その風景を隠すように建っている。

それは、訪れた方が玄関ドアを開けた時まで、あえて風景を隠す為である。

玄関ドアを開けると、三十年にわたり少しずつ造って来られた景色(近景)が切り取られて見る事が出来る。

未だこの時点では、風景の全ては見せない。

これから造られる池に浮かぶオブジェを正面に、風景の一部を切り取って見せている。

更に上写真をご覧いただき、お気付きだろうか?

玄関の壁は、後に繋がるLDKなどよりワントーン彩度を落としている。
つまりあえて少し暗くしている。

前方の風景に目が行きやすい為でもあるが、もうひとつ重要な役割がある。

それは、玄関からLDKへ進入した時に感じられる広がりを最大限演出する為である。

その風景の広がりは、内覧会会場にて実際にご体感くださいませ!

【開催中の新型コロナウィルス対策についてなど】
新型コロナウイルス感染症については、日本国内の感染状況は何とか持ちこたえていますが、一部の地域で感染拡大がみられており、予断を許さない状況です。福井県も感染者が二桁となっております。この様な状況下にて内覧会をさせていただく事をご理解頂けますようお願い致します。
内覧会会場は24時間換気設備にて、2時間に1回以上全室の換気を行っております。また、会場にはアルコール消毒液を用意してあります。しかし、マスクなどのご用意はございません。また、来場者の体温のチェックなども行っておりません。ご了承の程、よろしくお願い致します。

家族の為だけの木村茂遺作展

先月17日間開催され盛況のうちに閉会させていただいた『木村茂遺作展』。

今日は、家族の為だけの特別な木村茂遺作展を1日だけさせていただきました。

17日間は、本当にたくさんの方々にお越しいただきました。
茂様のお知り合いだった方や、茂様の師匠(松崎氏)のお弟子さんなど、数十年ぶりに鮮明になって行く思い出を茂様の絵画を前に涙される方も何人かおられました。

そんな茂様の絵画の素晴らしさを、ご家族の皆さまにも知っていただければと、僕が絵画から感じた事をお伝えさせていただくお時間を設けていただきました。

それが本日1日だけの『ご家族の為だけの木村茂遺作展』でした。

軽食などを持ち寄り、食事をしながら木村茂様の絵の解説をさせていただきました。

お時間いただきありがとうございました。

「想い」は中々伝わらないモノです。
特に近しいと、灯台下暗しとも言い、理解され難かったりもします。

「想い」は伝わり難いモノ。
だからこそ、伝わった時には大きな感動を生みます。

今日。
僕の見立てが合っていたかどうかは分かりません。
しかし、その声を聞こうとお集まりいただいた方々に貴重なお時間を割いていただけた事は、とても有り難く。
茂様の「想い」のヒントを求められたのだと、それだけで十分ありがたくあたたかな気持ちになりました。

「想い」を伝えるのは困難です。
カタチにすると、いつも語弊があります。
カタチにしないところで伝えられると、それに越した事は無いのですが、カタチにしても察する事が難しいようです。

「ありがとう」とありきたりの言葉と
誰にも感じられない僕だけの心を込めて
届くといいなぁ〜。

貼る

今日は雨の中、(仮称)足羽の家は、外壁仕上げ材を貼りはじめました。
お疲れ様です。
ありがとうございます。

内部では、大工さんが得意のトランプを持ち出して、無垢スギ板を貼ってます。

決して、トランプで遊んでいる訳ではありません。
トランプ2枚の厚みが、ちょうどスギ板などフローリングを貼る際のクリアにしっくりくるようです。
いつもトランプを使われています。

いつ見ても、ちょっとユニークです。

一気に雰囲気が高まる瞬間

4月4日から内覧会を予定している(仮称)越前町の家です。

お住まいの完成が近付いて来ると、何度か一気に雰囲気が高まる瞬間があります。

最初は、足場が無くなった時。

次は、クロスなど壁の仕上げが仕上がった時。

そして今回、ウッドデッキが完成して時、一気に空間が広がり、とても雰囲気が高まります。

それが今日でした!
建具が吊り込まれたら、更に良い感じになります。

この次は、通電して照明が灯った時です。
とても楽しみです。

片山裕二展

『片山裕二展』
2020/03/14〜03/29
10:00-16:00
エクリュギャラリーにて

片山裕二氏の陶芸による
「自然」「風化」「痕跡」「情景」
の表現をご覧ください

EVS(06暮らしを高める)

いつもEVSをご覧いただき、ありがとうございます。

「家」って何?
その質問の意味から、お住まいづくりの着眼点をお伝えします。

では、ご覧ください!

現場の進捗

絵画展の真っ最中にて、絵画展の事ばかりをお伝えしているブログですが、もちろん現場も着々と進んでいます。

(仮称)足羽の家は、外回りを急ピッチで施工。
本日サッシが取り付きました。

(仮称)越前町の家は、足場もバレてファサードや外観が見られる様になりました。
タイルやクロスなど仕上げ工事の真っ最中です。

2月16日(日)16時まで

現在開催中の「木村茂遺作展」(絵画展)ですが、今週末(2月16日)で最終日をむかえます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

木村茂氏は福井の画家。
水彩画や油彩画の静物画を多く残されています。

静物画なのですが、良く観ると不思議な点に気付きます。
モチーフよりも背景に力点をおかれた絵画や、背景に溶け込んでゆくモチーフの絵画などが目立ちます。
そこで、静物画と言うより、印象を描いた抽象画に近い事に気付きます。

また、キュビズム的な風景画などもあり、多角的な視点や時間の変化、存在の意味などを描いた絵画です。

是非、木村茂氏の不思議な世界観を感じに、エクリュ・ギャラリーへお越しくださいませ。

建て方(建前)

この時期ですが、おかげさまで、とても天気に恵まれています。

今日は建て方(建前)です。