穏景の家
眺めが、住まいをつくる。
「リビングのソファーに座って菜園を眺めたい」「湯船での視界に坪庭が入るといいな」「瓶を見ているのも好きなくらいお酒好き」。今回、多かったのが「眺め」についてのリクエスト。これに対し、弊社はお施主様が何気なくその場所に長時間いてしまうような細やかなデザインの積み重ねでお応えしました。
第21回TH大賞 新築部門 敢闘賞
所在地
福井市西方
用途
住宅
構造・工法
木造2階建GL立平葺き
延べ床面積
162.79㎡(49.24坪)
家族人数
4人
打合せ期間
2008年7月~2009年7月(1年1ヶ月)
契約工期
2009年7月~2010年2月(8ヶ月)
備考
ALL電化
長期優良住宅
「和」の玄関スペースが穏やかに迎え入れ、「洋」の屋内へ。和・洋の巧みに交わり合った空間設計が特徴的です。
視線が庭へ向かうように、外へ向けてフローリングの長辺を貼付。晴れた日には、身体も縁側兼ウッドデッキに誘い出されます。
伸びやかなリビングダイニングにつながるのは、落ち着ける和室スペース。透け障子を閉めれば、ソフトな境界もできます。
お酒好きな人は瓶やグラスを眺めるのも好き、ということでお家バーを設置。お酒に酔いながら自邸に酔う感じでしょうか。
落ち着きのあるスペースを求めて家具と建物のカラーをコーディネートしたスタディーコーナーです。