新流の家
受け入れることで、
新しい可能性が見えてきた。
お施主様のご意見に対してどう接するか。
そのスタンスのとり方について、
あらためて考えさせられた貴重な機会でした。
所在地
福井市光陽
用途
住宅
構造・工法
木造軸組工法 2階建て
延べ床面積
105.16㎡(31.81坪)
家族人数
4人
打合せ期間
2014年4月〜2015年2月(11ヶ月)
契約工期
2015年2月〜2015年9月(7ヶ月)
備考
ガス温水床暖房
ライトコントロールシステム
フラットバー手すり
テーブル可変収納扉
キャンチレバー和室床など
間口が約6Mと隣地が迫った敷地で、建物のファサードはこの間口からしか見ることができない為、どのように個性を表現するのかが、重要でした。そこで外壁を手前に傾斜させました。
隣地境界が迫っている為、開放感の演出と明るさの確保が困難でした。そこで、奥行き方向に目線を誘導し、また、その目線の方向にパティオを設けることで同時に明るさの確保も実現しました。
ダイニングには造作したオリジナルのチェストがあり、気に入ったものなどをライトアップして飾れたり、収納ができます。また、そのチェストの扉がテーブルになる仕掛けもあります。
リビングには一段上がった畳コーナーが併設されています。軽快なイメージを持たせるために、段差には蹴込みを設け、畳コーナーの床の厚みを薄く見せる工夫が施されています。
リビング階段になっており、LDKのイメージに大きな影響を与えている階段。張り出した踏み板や蹴込み板、そしてフラットバーが、軽快なイメージをLDKに与えています。