双幸の家

双幸の家

今回の、2世帯住宅の解答です。

たとえば、1・2階のくつろぎ空間をずらすことで足音の影響を抑えるなど、親・子世代双方の満足を導くいろんなアイデアからこのカタチができあがりました。それぞれの本音を引き出し、ぴたりと組み合わてつくると、いつも最初から決まっていたカタチのようにできあがります。

所在地

福井市つくし野

用途

住宅

構造・工法

木造軸組工法 2階建て

延べ床面積

137.45㎡(41.58坪)

家族人数

6人

打合せ期間

2018年8月~2019年2月(7ヶ月)

契約工期

2019年3月~2019年9月(7ヶ月)

備考

二世帯住宅
キャンチレバー
木質調格子
ガラス手摺
ルーフテラス(ウッドデッキ)

ガス温水床暖房
外納戸
など

ファサードに印象を与えているキャンティレバー。親世帯・子世帯間にそれぞれの音が伝わり難い検討をした結果、うまれた形状です。

リビングルームは直射日光の侵入を抑えた落ち着きのある空間に設えました。壁仕上げなどをマットな素材にして、乱反射した日光が入ってくるようにしています。

2世帯住宅にしてはコンパクトにまとまっている双幸の家。抜け感を各所に設け、巧みに意識させる事で、コンパクトさを感じさせない広がりを演出しています。

ご夫婦お二人がしっぽりするのに丁度よいサイズ感の親世帯ダイニングキッチン。ご自身で庭をつくり、食事をしながら眺められるようにする予定です。

親世帯の居間兼、仏間(和室)です。天井の仕上げの彩度を抑える事で落ち着きのある空間に仕上げています。

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